開始
初投稿ですので話がグダグダになるかもしれませんが、温かい目でお願い致します。
「たいくつだな…」
グラウンドを見ながら俺、山下亮はつぶやいた。
いつもと同じ風景。いつもと同じ嫌味な教師。
いい加減飽き飽きする。
「あぁ、隕石でも降ってこねぇかな…」
そんなばからしいことをまた、いつものように考えながら時間は過ぎていく。
「よし、じゃあ授業はここまでだ」
「起立、礼」
やっと授業が終わり昼食の時間がやってくる。
「なぁ亮。飯一緒にくわねえ?」
「あぁ力也いいぞ」
「おっけーじゃ食堂行こうぜ」
「おう」
そのときだった。
突然やけにテンションの高い女性の声がスピーカーから聞こえてきたのは。
「あーあー、聞こえてます?」
突然の放送に生徒たちが固まっている。いやなぜか動くことができないのだ体が押しつぶされる様に重い。
「動かないってことは聞こえてるね?それでは第37回神楽大戦をここに宣言しまーす。ルールは簡単!まずはクラス内で殺ってみよう」
すると体は軽くなった
「なんだこの放送は?いったい誰だ?いますぐやめさせなければ」さっきまで授業をしていた先生が怒った様な口調で教室から出ようとした瞬間
先生の首が落ちた。
「まぁ別に大人には興味がないんだけれどね」
冷たい声がスピーカーから流れる
「なんだよこれ…」クラスの中の不良、池田駿がつぶやいた。
いつもなら心の中で馬鹿にしていても今は同意せざるを得ない。
「あ、君たちに興味はあるけど妨害するやつがいるなら容赦はしないよ。 説明が途中だったね。
まぁ君たちには互いに戦ってほしいわけだよ。なにしろ暇でさ、まあみんなもそう思ってたようだしかまわないよね?
じゃ、気を取り直して、君たちには異世界に行ってもらう」
「…………は?」
異世界?何言ってんだこいつは
「魔法と地球には存在しない生き物、そんなものがある世界に君たちにはいってもらうよ。どうだい?わくわくするだろ?じゃあ各自別室に移ってもらう。これ以上一緒にいたら互いの手札がわかってつまらないだろ?」
次の瞬間周りの生徒が消えた。
「じゃあ右手を見てごらん」
「なんだよこれ…」
右手の甲には青色の石がはめられていた
「それは神石。結構貴重だから向こうではあまり見せびらかさない方がいいと思うよ。じゃあ右手を前に出して<スクリーン>と唱えてごらん」
俺は少し戸惑ったが、逆らうほうが愚策だと思い素直に従うことにした
「<スクリーン>」
右手の石が輝きはじめ急に目の前に<ステータス>という画面が表示された
<ステータス>
山下亮(17)男 Lv1
筋力(物理攻撃力):11
知識(魔法攻撃力):7
走力(素早さ):8
運:5
<加護>
神々の玩具:成長率大アップ Lvアップ時取得スキルポイント10倍
「普通の人なら大体平均でそれぞれ5ってところかな。あと、君たちはスキルをとれるから好きなやつを取得してね。他にも色々あるけど面倒だから向こうで覚えてね」
投げやりかよ!
それにしても、スキル?
俺は<スクリーン>の左にあるスキル選択を押した
「いずれかのスキルを選択し、獲得してください。なお他人がスキルを獲得すると、そのスキルは取得が不可能になります」そんな音声が鳴り、画面が表示された。
所持スキル
<言語理解> <意思を背負い者>
獲得可能スキル
<火魔法 究極>
<水魔法 究極>
<土魔法 究極>
<風魔法 究極>
<重力魔法 究極>
<時空魔法 究極>
<呪術 究極>
<精霊魔法 究極>
<召喚魔法 究極>
<光魔法 究極>
<治癒魔法 究極>
<結界魔法 究極>
<付与魔法 究極>
<格闘術 神>
<剣術 神>
<斧術 神>
<盾術 神>
<槍術 神>
<弓術 神>
<完全鑑定 神>
獲得可能スキル残り:1
やばい。
なんで20個しかスキルがないんだ?早く選ばないとスキルが獲得できないのか、迷っている暇がないな
頭でにいろんな思考がよぎるが俺はとっさに
<剣術 神>を手に入れた。