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オオカミとカメラ
この作品は「オオカミと7匹の子ヤギ」をもとにした作品です。
あるところにお母さんヤギと子ヤギが7匹いました。
ある日、お母さんヤギは町へ買い物に行くので
子ヤギたちにお留守番をするように言いました
「良い?
誰が来ても決してドアを開けてはいけませんからね」
『はーい♪
いってらっしゃい、おみやげ買ってきてね』
「はいはい、じゃあ行ってくるわね」
しばらくして
「ヒッヒッヒ。子ヤギが7匹でお留守番、こんな機会は滅多にないぜ」
といってオオカミさんがやってきました
「子ヤギだけならウソはバレないだろう」
とドアをたたきました
「お母さんなんだけど、ちょっと開けてくれない?」
「どうしたのお母さん?」
「忘れ物をしちゃってね。それを取りに戻ったの」
「でもオオカミさんでしょ」
「(ギクッ)そんなことはないわよ」
「でもドアの上のカメラにはオオカミさんが写ってるよ?」
「何だと!しまった」
こうして子ヤギ達は無事にオオカミさんに食べられずに済みました。
完