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しいていうならお前の横を歩いてるのが魔王  作者: たぴ岡
死霊魔哭斬だと……? byアリアパパ
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「王種降臨」part9

二一二、空中庭園在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 決定的な発言だった

 しかし当然と言えば当然なのだ


 魔王とは何か

 魔界の王か? 人間たちはそう認識しているだろう

 だが、仮に魔王が王種を超える存在なら、とっくのとうに人類は滅んでいる


 魔王は弱い

 地上で生まれた魔物だから、過酷な環境に適応する必要がなかった

 魔物以外で魔法を扱えるのは、人間だけだ

 魔物が地上で生まれたなら、どの魔物よりも人間に近しい存在になる


 人間たちは認めたくなかっただけだ

 人間たちの負の感情が高まったときに魔王は現れる――

 人間から生まれたものが

 人間以外の姿をとるのは不自然だ


 人間、人間……

 討伐戦争は人間と人間の争いだった

 人間同士の争いにはじまり、人間同士の争いで終わる

 それが討伐戦争の正体だ


 勇者さんが気付いていなかった筈がない

 少なくとも可能性の一つとして考慮していた筈だ 


勇者「……信じろというの? あなたの言葉を」


 彼女は、疑うことでしか、真実を推し量れない

 それは長所であり、また短所でもある


 まあ、じっさい実在しないんですけどね……


巫女「また……知らなくてもいいことを知ってしまった……」


 どう考えても国家機密にあたる情報である

 巫女さんは、この場にいたことを悔やんだ

 顔面を両手で覆って嘆く


巫女「わたしの人生、アクションスターもびっくりだよぅ……」


 つくづく国家の陰謀と縁がある娘である

 

子狸「今回はひもなしバンジーかなぁ……」


 本人同伴のスタントマンが他人事のように言った

 どことなく哀愁が漂う一人と一匹


 側近たちは慣れたものである


側近A「……今度は、どこの組織を壊滅させるんだろうか」


側近B「またひとつ伝説が生まれるんだね……」 


 生贄さんは一座に加わって日が浅い

 子狸への対抗心もあってか、巫女さんを慰めていた


生贄「だ、大丈夫ですよ! みんな口が堅いですから」


巫女「……うん。でもね、世の中には変なのがいっぱいいるんだよ」


 そして、そうした人間は、たいていどこかしらの組織に身を寄せるのだ


 相槌を打つ側近Aの声には、早くも諦観の念がこもっている


側近A「ああ、騎士団にもいるね……変なのが」


狐娘「変なのって言うな」


 狐娘にとって他人事では済まされない問題である


 そのとき、子狸の視線が素早く走った――!


子狸「魔王だと……?」


 じつに一分を要した反応がこれである


 いつも通りの子狸さんだ



二一三、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん


 いつも通りで安心した



二一四、管理人だよ


 ヨトヨト言ってるから何のことかと思った


 魔王のことか



二一五、火口付近在住の現実を生きる不定形生物さん


 なんで古代言語ベースなの?


 え? じゃあ、お前の頭の中だと、おれは

 あなたは人間です、とか見ればわかるようなことを指摘してたの?



二一六、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん


 ※ 旧古代言語におけるヨトは二人称のあなた、お前という意味である



二一七、火口付近在住の現実を生きる不定形生物さん


 注釈つけるな!



二一八、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん


 ※ 注釈を嫌がる魔物もいる。なんでも屈辱的に感じるのだとか。心の狭いことである



二一九、管理人だよ


 ※ 午後から曇りそうである



二二0、王都在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 ※ だから何だと言うのか


 で、お前ら。今回の魔王はどうするの?


 魔王は人間だった。それはいい

 でも少し違う。それもいい


 具体的な設定はどうするんだ?

 眠ったままにしておくのか?

 そもそも誰が魔王役やるの?



二二一、空中庭園在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 最初に言っておくが、おれは嫌だぞ

 とくに今回は絶対に嫌

 本気で身の危険を感じる


 というか、おれ魔軍☆元帥ですし



二二二、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん


 お前の分身がな


 お前は依然としてフリーだよ

 むしろ筆頭候補と言ってもいい

 

 ……意表を突いて、てっふぃーが魔王なんてどう?



二二三、住所不定のどこにでもいるようなてふてふさん


 やってもいいけど

 おれは改心して勇者さんに寝返るよ

 お前らが何と言おうと、全部バラして許しを請う

 たぶん勇者さんは、おれなら許してくれる



二二四、かまくら在住のとるにたらない不定形生物さん


 そういうところあるね

 勇者さんは、そういうところある……


 お前ら、提案なんだが

 旅シリーズも十回目なんだからさ

 いい加減、チームブルーから魔王を選出するみたいな流れはやめないか?



二二五、火口付近在住のとるにたらない不定形生物さん


 賛成。大いに賛成



二二六、空中庭園在住のとるにたらない不定形生物さん


 賛成以外のなにものでもない



二二七、魔都在住の特筆すべき点もないライオンさん


 まあ、おいおい決めて行こうよ


 勇者さんが魔都に到着する頃には

 アニマル班も手が空くだろうし

 今後、設定に追加がないとも限らないだろ?


 

二二八、王都在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 それ、いつものパターンじゃねーか……


 そんなこと言ってるうちに最終決戦に突入して

 けっきょくバウマフさんちのひとが出撃して

 ボケ倒したあげくにネタバレしはじめて

 こりゃだめだってなるんだぞ……



二二九、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん


 でも、前回はうまく行ったじゃん

 

 邪神教徒は立派に務めをはたしたぞ



二三0、空中庭園在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 あれにはびびったね……


 誰ひとりとして失敗を疑わなかったというのに

 土壇場で邪神は決めてくれた


 史上最強のバウマフは、さすがにモノが違った……



二三一、住所不定のどこにでもいるようなてふてふさん


 ……そろそろいいか?


 話を先に進めるぞ



二三二、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん


 ああ、てっふぃーは、前回あんまり絡めなかったもんね


 突け入る隙も与えなかったんだから、大したもんだ

 あそこまでやって、はじめて史上最強の称号は手に入るんだよ……



二三三、住所不定のどこにでもいるようなてふてふさん


 うるさい


 むかしのお前らは、もっと素直で可愛かったのに……

 泣く子も黙るくれないの将軍も、いまや地に落ちた

 真偽の程を問われて、何も差し出すことが出来ないまでに


紅蓮「信じる信じないは、お前さんしだいじゃのぅ」


 千年の歳月がお前らの性格を歪めたのである


 おれはもちろん勇者さんの味方だ

 子狸の肩にとまって、感情も豊かに訴える


おれ「信じられません、そんなのっ! だって、そんなの……いまさらですよ! どうして、いまなんですか? 魔王が……人間だったなんて……!」


子狸「え? おれ?」


 とうとつに暴露しはじめる子狸を

 おれは優しく諭したのであった……



二三四、王国在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 おれには少し異なるように見えたのだが……


子狸「え? おれ?」


妖精「ちぇすとっ」


子狸「おふっ」


 閃光のごとし左ジャブが子狸の頬で弾けた

 首ごと持って行かれそうな子狸を、羽のひとは一瞥すらしない

 

妖精「魔界に帰りたいなら、勝手にすればいいじゃないですか! どうして人間たちを巻き込むの!?」


 歴代勇者の手助けを妖精たちが担ってきたのは、魔物たちが侵略者だと信じていたからだ

 地上で生まれた魔物が、魔界へ行くために軍を興したのだとしたら、妖精たちの正当性は失われる


 羽のひとが、子狸の肩の上で身震いした

 紅蓮さんの言葉を疑えば疑うほど、理屈が通っていることに気が付いたからだ

 

 勇者の味方をする妖精たちに、魔物たちは寛容だった

 それは、魔物たちの目的が戦争に勝つことではなかったからではないのか


 魔軍☆元帥は、魔界からゲートを潜って地上へと渡ってきた

 ゲートは自然発生するものではないが、魔界と地上の双方から同時に干渉すれば、人為的に作り出すことができる

 千年前とは状況が違う。いまや魔物たちは地上にあふれ、魔界で生まれたものはより良い暮らしを願って地上を目指すという仕組みが出来上がっている


 ゲートは作れるのだ

 ただ、それだけではだめだった


 勇者さんが手にしている光の宝剣には、ゲートを閉ざす機能がある

 火の宝剣には備わっていない機能なのだろう


 鍵――と魔軍☆元帥は呼んだ

 扉を閉める鍵と、開ける鍵は、ふつう同一だ


 光と闇が表裏一体だというなら

 光の宝剣は、闇の宝剣でもある


 最初に扉を開いたのは誰なのか。おそらく魔王なのだろう

 勇者が魔王を倒し、鍵は人間たちの手に渡ったに違いない

 扉は閉ざされた……


 いま、ふたたび魔物たちが鍵を欲しているのは

 かつて魔王が開いた扉を、もう一度、開けるためだ


 地上で生まれた魔物が、なんのために扉を開くのか

 魔界へ行くためなのだろう……それ以外に理由が見当たらない


紅蓮「…………」


 紅蓮さんは、羽のひとの質問には答えなかった

 それは、かつての古巣に対する最後の義理だったのかもしれない


 じゅうぶんな間をとってから、彼は言った


紅蓮「わしらは反対した。緑豊かな地上で生まれ、相応の力しか持たない魔王が、あの魔界で生きられるとは思わなかった。いまでも、その確信は変わらん」


 だから彼はここにいる


紅蓮「しかし本人が望んだ。レベル4……ああ、お前さんたちは都市級と呼ぶが……魔王軍を再建したものたちじゃ。あの連中は、魔王の望みを叶えてやりたいと言うた。本当のところはわからん。魔人は……あれはだめじゃ。つの付きとは相容れん。一緒に連れて行こうと思っとったが……つの付きがどうしてもと言う。同期のよしみ、かのぅ」


 ここで、魔軍☆元帥と魔人の不仲説浮上

 あまりにも強すぎるため、あらかじめ退場させておく必要があるのだ


 魔人の話題に狐娘が食いついた


狐娘「魔人も聖剣を欲しがってるの?」


紅蓮「いや、それはないじゃろうな。あれは他の連中とは違う。つの付きに御しきれるとも思えん」


 さんざんな言いようである


 かくして最大の脅威は速やかに取り除かれた

 魔軍☆元帥は、魔人の登場を前向きに善処しているようではあるが……どうだろうか

 設定上、強すぎるし好戦的すぎる。ふだんは、わりと温厚なのだが

 積み重ねた千年の歴史が、魔人に敗北を許さない。難儀なひとである……


勇者「…………」


 勇者さんは、子狸を気にしている


 魔物しか扱えない筈の発電魔法を使える子狸さん

 なぜ使えるのか?

 その理由は、けっきょく謎のままであった


 魔王は、人間に近しい存在であるらしい……

 じつに怪しいポンポコである

 事実、おれたちの管理人なのだから救えない


子狸「……!」


 勇者さんと目が合って、子狸は照れた

 以前は目が合ったら首を傾げる程度だったのだが

 さいきんの子狸は少し変である

 ようやく羞恥心というものが芽生えはじめたのであろうか?


 勇者さんが子狸へと送る視線を、紅蓮さんはわざと曲解した


紅蓮「バウマフ家の。お前さん、とうとう遣り遂げたのぅ……」


子狸「……うん? うん。へそで茶がわくぜ」


妖精「ちがう。お茶の子さいさい」


子狸「そう、それ。お茶の子さいさい」


 へそで茶をわかす。非常に滑稽であるさま


 お茶の子さいさい。簡単であること


 だいぶ違う


 頭を抱えて懊悩していた巫女さんが、不意に「あ!」と叫んで顔を上げた

 子狸の、羽のひとが乗っていないほうの肩をばしばしと叩く


子狸「おれの投手生命を絶つつもりなのかい?」


 絶たれるほどの投手生命でもない


巫女「違うよ! そうじゃなくて、そうだよ! やったじゃないか、同志ポンポコ!」


 何を言わんとしているのかはわかるが……


子狸「ん? 違うのか。キャッチャー?」


巫女「そうそう。こう、どっしりと構えて……って違うよ、おばか!」


 まさかのノリツッコミである


巫女「勇者だよ! ついに見つけたんだね!」


 じつは、このポンポコ。世界各地で巫女さんと遭遇するものだから

 勇者を探して旅をしているという設定であった

 いろいろと無理があることはわかっていたのだが、巫女さんは信じていたらしい


子狸「…………」


 もちろん子狸は覚えていなかった。言うまでもないことである


子狸「……きみの勇者も、早く見つかるといいな」


 勇者という単語すら怪しかった


巫女「え、いっぱいいるの?」


子狸「いや……つまり勇者はたくさんいてもいいんだ」


 思い出したらしい

 きれいにまとめようとしている


 前後で会話文がつながっていない気もするが

 子狸ライブラリーは日々進化しているのだ


 勇者を探して旅をしていた子狸

 とうとうバウマフ家の謎に触れるときがやって来たのか?


勇者「どういうこと?」


 勇者さんが食いついてくれた。ありがとうございます


 紅蓮さんのしたり顔を、おれたちは生涯忘れないだろう 


紅蓮「……ついてきなさい」


 そう言って、這って進む、紅蓮翁……レッドホークの異名を持つ戦士


 緑のひと、出番が近いぞ。だいじょうぶか?



二三五、火山在住のごく平凡な火トカゲさん


 ひっひっふー。ひっひっふー



二三六、海底都市在住のごく平凡な人魚さん


 出産に備える緑であった……


 

二三七、古代遺跡在住のごく平凡な巨人兵さん


 いや、だいじょうぶだ


 認めたくはねーが……おれたちのリーダーだからな


 緑の、お前ならやれるさ


 お前がリーダーだ


 

二三八、火山在住のごく平凡な火トカゲさん


 大きいの……



二三九、古代遺跡在住のごく平凡な巨人兵さん


 ふっ……


 第一印象が大事だぞ

 がつんと行け!



二四0、住所不定のどこにでもいるようなてふてふさん


 これほどまでにだめな流れを、久しぶりに見たぜ……



 注釈


・邪神教徒


 子狸と親狸のご先祖さま。前回の旅シリーズ、つまり第九次討伐戦争時の管理人であった。

 史上最強のバウマフと謳われるが、これは親狸のような存在を想定していなかったためであり、戦闘能力が高いという意味ではない。

 それでも魔物たちにより英才教育を施されていたので、特装騎士と同程度の実力はあったとされる。

 バウマフ家の血をもっとも濃く継いでいたとされ、子狸で言うところの暴走状態がノーマル時の常であったらしい。


 九代目の勇者候補に面接官と称して接近し、勇者の選定が人為的なものであることをネタバレしはじめる。

 まだ取り返しはつくと豪語する魔物たちをよそに、公衆の面前で発電魔法を披露して華麗にフィニッシュを決めた。 

 ここで誤魔化したとしても、今後も同じことを繰り返すと判断され、あえなく魔王の腹心ルートに突入する(開戦前)。

 自分が魔物ではなく人間であることをカミングアウトすることが予想されたため、「邪神(魔王ではない)を崇拝する徒」という、討伐戦争とは無関係なポジションにつく。

 キャッチコピーは「悪辣たる叡智」。いろいろと無理があった。


 かくして、あたたかく魔王軍に迎え入れられた邪神教徒は、魔物たちの「責任感を学ばせる」という教育方針のもと、いきなり幹部に出世。一人では不安だったので、急きょ設けられた魔軍☆四天王の一席を担う。

 しかし開戦後、四天王だと言ってるのになんとなく勇者について行ったり、家事をこなしているときに職務に目覚めたりするなど、両陣営を行ったり来たりする。

 いちおう魔王軍幹部ということでレベル4を開放されていたので、人間の限界を超えた家事担当であった(とても便利)。


 一方、魔物たちは邪神教徒を魔王軍に連れ戻すべく奮闘し、戦力として不要であることを強調するために、なし崩しで決まった勇者にさまざまな特典を与える。

 この「勇者ボーナス」には不特定多数の魔物が関与しており、また隠ぺい工作が完璧であったことも加味され、九代目勇者は人外の領域へと近づいていく。

 歴史上、バウマフ家以外のお供を持たなかった唯一の勇者である。激戦の中、覚醒していく自らの能力に、「自分は本当に人間なのか……?」と悩んでいたらしい。参考までにとなりのあいまいなひとに尋ねてみると、「目玉焼きは半熟だろ」とか言う。参考にならなかった。


 自分探しを続ける勇者が勇者として機能しなかったため、魔王軍の快進撃は続く。威勢良く四天王を名乗ったものだから、歯止めが利かなかった。

 なお、邪神教徒の捕獲率がトップの「つの付き」は魔軍☆元帥に昇進。この際だから三大国家を陥として、そこからはじまるストーリーを目指す。

 邪神教徒も同意した。たしかに同意した。にも拘らず、あっさりと反旗をひるがえして魔軍☆元帥に噛みつく。のちに提出した反省文によると、勇者の奮起を促すためだったらしい。

 史上まれに見るほどの戦略的大敗を喫するも、部下に恵まれていたこともあり、からくも難を逃れた邪神教徒は地下神殿(新設)へと身をひそめる。

 

 使命に目覚めた勇者は、邪神教徒の仇をとるべく魔軍☆元帥と相対。これを撃破。同じあやまちは繰り返すまいと、魔都へ赴く……。

 あとは勇者と邪神教徒が感動の再会をはたして、ともに魔王を討つだけという、簡単なお仕事であったが……。

 同時刻、邪神教徒は魔軍☆四天王としての使命に目覚めていた。

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