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生き残り
[1章・生き残った者]
俺たち以外の生き残った人が居ないか探すことにした。
最初は、学校を見に行ったが、誰も居なかった。
「やっぱり居ないね」
美海がそう呟いた。
俺は、「そうだな」と言い周りを見渡すと花壇の方から気配を感じた。
美海に伝えて花壇の方に行くと隣の中学校の制服を着た男女を見つけた。
2人とも意識を失っており、1度家に連れ帰るとこになった。
帰宅後、2人が目覚めた。
「ここは?」と、少年が言ってきたので、4人で自己紹介と何があったかを話すことになった。
「じゃあ、俺から美竹高校1年大空 大地だ」
「同じく美竹高校1年春風 美海よろしく」
と、俺たちは、自己紹介をした。
すると、男子の方から自己紹介をしてくれた。
「如月中学校3年岸沼 旬です」
旬が自己紹介をしたのにつられて女の子も自己紹介をしてくれた。
「如月中学校3年火威 凛…よろしくお願いします」
と、こんな感じで自己紹介が終わった。