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9話 宿~路地裏の戦い?

 ギルドを出て噴水広場にある『妖精の宿』にむかった。

 意外とギルドから近かった。

 昼を過ぎたからか中に人はほとんどいない。 

 「いらっしゃいませ!」

 「宿泊したいのですが」

 「宿泊でしたら一部屋500ゴールドです

  食事付きなら700ゴールドになります」

 「食事付きで三部屋ありますか?」

 「はい!ありますよ」

 「ではそれで」

 「食事付き三部屋で2100ゴールドになります」

 代金を支払い部屋のカギをもらう。

 「夕食は教会の鐘がなってから受け付けますので」

 「わかりました」

 

 部屋割りはこうなっている

 レルム、ノア、メリア

ー----------

 レイブン、ルト

ー--------

 ゴクドー、キール

 部屋のカギを紛失した場合1000ゴールドの追加請求がある

 なくすことはないでしょうが。

 

 まだ時間もあるので宿を出て街を探索してみましょう。

 ほかのメンバーも自由に行動しています

 市場にやってきました。

 昼過ぎでも活気があるようです

 何か買っていきましょうかね

 といっても食材が多いですね、

 ノアさんとメリアさんが同行しています

 「とりあえず果物を買っていきましょ」

 「それなら宿でも好きな時につまめますね」

 女性陣は買うものを考えているようだ。

 何かアクセサリー関係を軽く探してみましょう。

 「おっと、」

 少年らしき人にぶつかった。考え事をしすぎていましたかね。

 「ん~?スられましたかね?いくらか、

  ノアさん、メリアさん、ちょっと

  来てください」

 「どうしました」

 「どうやら、お金をスられたようです」

 「犯人は?あの路地に入っていったようです」

 「追うの?」

 「もちろん」

 少年を追い路地へ。

 この街の路地はかなり入り組んでいるようだ。

 まぁ見失う訳がありませんが。

 角を抜けた先に四人組の男たちがいた。

 「あ?こんなところになんのようだ?」

 「おうおうあんちゃん、かわいい子連れてんじゃねぇかよう」

 「ちょっと俺らに貸してくれねぇか」

 やっぱりこういう場所だと遭遇しますね。

 仕方がない、またハリセンで

 「旦那様、ここは私が」

 ノアさんが前へ出た。ここは彼女に任せましょうかね

 「おん?あんたが相手してくれるのかい?

  執事服着てるから男かと思ったがなかなかきれいじゃぁねぇか」

 「今すぐにそこをどいてください。どかないなら実力行使に出させていただきます」

 「へぇ、やれるもんならやってみな!!」

 男AとBが殴り掛かるがノアは右半身をずらし回避、

 態勢を崩した男Aの首筋にすれ違いで一撃を入れ、気絶させた。

 男B顎を蹴り上げられ気絶。 

 「おい、どうしたぁ?酔ってんのか?」 

 「情けねぇぞ!」

 男ⅭⅮは男ABにヤジを飛ばしている

 しかし、男たちは起き上がらない。 

 「おい、冗談だろ?」

 起き上がらない男たちに不安を感じたのか焦りを不安を隠さない声色で

 声をだした。

 「三人目」

 声が聞こえた瞬間となりではメイド服をきた女に男Ⅾが顔から地面に埋められていた。

 「ひっ」

 声にならない悲鳴を上げながら男Ⅽは逃げ出した!

 「おっとっと、逃がしませんよ?忠告はしたんですから、

  自分だけ逃げようったってそうはいきませんよ?」

 男Ⅽの逃げた先にはさっきまで正面にいたはずの男が立ちふさがった。

 恐怖で顔がゆがんだ男Ⅽが最後に見たのは微笑んだ男の顔だった。

ーーーーーーーーーーーーー

 ふむ、この世界でも首トンは有効と分かったのは収穫としておきましょう。

 「二人はこの世界初の戦闘?になりますが手加減はうまくできましたか?」

 「脈あり、異常なし。はい、生存は確認できました」

 「こっちも息はしてるから特に問題なし」

 「わかりました。後は念のため記憶を消してから少年を追いかけましょう」

 「かしこまりました」

 「回復魔法は?」

 「別に要らないでしょう、こちらが一応被害者ですし

  証拠になる映像もばっちり確保してあります

  もしも何らかの要因で訴えられても問題はないと思いますよ」

 「さすが旦那様、その辺はぬかりないってわけね」

 「記憶の消去、完了しました」

 「少々時間をかけてしまいましたから早く追いかけますよ」

 


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