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14話 現地人強化 スキル

 レベル上げを終えた翌日

 まずはギルドに向かい依頼完了の報告をする

 だが、翌日だったのはさすがに遅すぎたようで

 どこまで行っていたのか聞かれたりしましたが

 無事Eランクにあがりました。

 ここからは討伐依頼なんかもできるようになるようです

 ラビットやゴブリンなんかですね。

 戦闘訓練や解体講習もあるようですがこちらでやるので

 特に用はありませんね。


 さぁ本日はレベル上げではなく技術方面の強化です

 ニック君は近接、ミアさんは魔法の習得になります。

 「ニック君には私が、

  ミアさんにはレイブンさんが担当してください

  後のメンバーは適当に経験値になりそうな魔物や

  採取依頼の品を探したりしていてください」

 「「御意」」

 

 「それではニック君最初に身体強化からはじめましょうか」

 「身体強化って?」

 ああ、そこからですか。

 「身体強化というのは自分の内側にある魔力を体にまとわせて

  能力を上げる技術です、

  まずは自分の魔力を感じ取る必要がありそうですね」

 ニック君の心臓付近に手を当て魔力を流す。

 「うっ」

 「異物のような物がかんじられますね?

  それは私の魔力です、もう一つ何かがありませんか?」

 「ああ、何か別の物がある気がする」

 「では、それを自分の意志で動かしてください

  難しいでしょうが」

 「こ、こうか?」

 「動いてないですね、こればっかりは

  感覚的なものですから仕方ありませんが」

 じっくりやってもらいましょう。

 


 「はぁ、はぁ」

 「お疲れ様でした、身体強化に魔力操作は

  これで習得できたでしょう

  少し休憩しておいていいですよ」

  ミアさんの方はどうなっていますかね。

 「おお、レルム様ミア殿はすばらしいですな

  簡単なものですが火、水、風、土の

  四属性魔法を使えるようになりましたぞ」

 お~、魔法適性持ちというのもあるんでしょうが

 本人の努力も称賛するべきですかね。

 「どこまで、行けるか楽しみですな」

 「あまりきつくはしないでくださいよ?」

 「わかっておりますとも」

 

 ニック君のもとへ戻ると息の乱れは収まったようだ。

 「具合はいかがですか?」

 「さっきよりは楽になった」

 「では次に近接戦闘をしてもらいます」

 「わかった、あんたとか?」

 「違いますよ、今回はゴーレムが相手です

  どの程度戦えるかもわからないのに

  いきなり対人戦なんかするわけないでしょう」

 「ぐっ」

 「ゴーレム相手に善戦できるようなら少し相手しても

  構いませんが」

 「ほんとかっ!」

 「ただし、焦って失敗しても知らないので注意してくださいね」

 

 「マッドゴーレムが相手になります

  どちらかが倒れたらそれで終了です。

  戦闘でどれだけ動けるかの確認ですから

  先ほど覚えた身体強化も使いつつ戦ってください」

 「わかった」

 「聞くの忘れてましたが武器は使いますか?」

 「素手でもやるよ、

  それが一番慣れてるし」

 「わかりました、適当に始めてください」

 

 マッドゴーレムは眼前の動くものに反応するように

 設定してある。

 ニック君が動けばそれに合わせ動くという事だ。

 ニック君は身体強化で自身の強化をしてから

 マッドゴーレムに近づいていく。

 マッドゴーレムが反応し泥団子を投げつけた。

 「うわっ!」

 これは予想できなかったようで顔面ヒット。

 泥で視界がやられましたがどうしますかね。 

 続けて二射目、これはなんとか上体をそらし回避。

 三、四、とよけながらも距離を詰めていく。

 たまに当たってますが。

 

 のんびりと終わるまでお茶でも飲みながら眺めておきますかね。

 戦闘中にスキルもいくらか上がるでしょうし。


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