おにぎりの一粒の私
高校一年生。
いつもお昼ごはんはコンビニで買うおにぎり。
友達たちの可愛いお弁当に憧れないわけじゃない。でも母はそんなのを作ってくれる柄ではない。愛されたい?居場所がない?私はどうして生まれてきた?
ううん、何も求めないよ。何も望まない。
そう思っていたはずだった。けれど近所のお米屋さんで少年と出会った日から、私の世界が少しづつ動き始める。
いつもお昼ごはんはコンビニで買うおにぎり。
友達たちの可愛いお弁当に憧れないわけじゃない。でも母はそんなのを作ってくれる柄ではない。愛されたい?居場所がない?私はどうして生まれてきた?
ううん、何も求めないよ。何も望まない。
そう思っていたはずだった。けれど近所のお米屋さんで少年と出会った日から、私の世界が少しづつ動き始める。