表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
かきかき ~異世界記録てきとう版~  作者: 水井時零
少しだけまともだった日々
13/22

7月14日 (晴) Lv0 攻撃力49 防御力56 MP36

目の前にナイフがあったら死んでたかもしれない

そんな一日だった。

国から来た団員は国王の犬達で「弱者は要らない」

とか何とかで男を殺そうとしてきた。

オーク達も何とか逃げられたが、見つかるのも時間の問題だろう。

俺も戦おうとしたのだが、男は「逃げろ。そして生きろ」と笑って言った。

そうして逃げてきたが、もう俺には仲間も帰る場所も無くなった。こんな事になるとは昨日の自分は知らなかった。いや、知るよしも無かった。

もう何処にも行こうと思わない。ここで俺はどうにかして死のうと思う。

世界なんて知らない。魔王なんて知るかってんだ

もう大切なモノなんて無くなった俺に価値などないんだ。

しかしもう駄目な様だ。もうすぐそこまで団員達が来ている。

さよなら、異世界

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ