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そこにある幸せと不幸せ  作者: 御影恭夜
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3.魔物

魔法書をペラペラと流し読みしていると、最後に"時空間魔法、これを使えばアイテムボックスが使えるようになるよ!他の人は使えないから気をつけてね"と書かれていた


早速使ってみる


「アイテムボックス!」

…開かない


何がいけないのだろう?

内緒?秘密?声に出さずに頭の中で言えばいいのかな?


アイテムボックス!

「うん、今度は開いた」


メニューにはローブ、杖、メモと出てきた

空っぽだと思ったら色々入っててビックリした

「メモ?」

取り敢えずメモを出してみる


"これを読んでいるという事は無事に魔法が使えたという事だね、ローブと杖は魔法習得のお祝いだ。

近くの町で冒険者ギルドに行って登録すれば身分証としても使えるギルドカードが貰えるよ、頑張ってね。

追伸、なめられないようにギルドへ行くならローブと杖を装備してから行きな。

万能ではないが有能であり無能ではない神より"


気にしていたのだろうか?次会う機会があったら感謝の気持ちを伝えておこう

それより気になるのが話すのと手紙だと印象が全然違う。

実は別人だったりするのだろうか?


「町に行ってみようかな、お腹すいてきたし」


適当に歩いてると森を抜け道らしき場所にでた

らしきと言った理由は、しっかり整備されたわけでは無いが、頻繁にひと歩いた後が見受けられるからだ

ただ安全なわけではなく魔物、あるいはモンスターがでる

そう、このようなスライムのように


「唯一の救いは動物型でない事かなぁ〜、剥ぎ取りとか吐きそうだし」


スライム、おそらく水属性の魔法は効き辛いだろう、ならば

「ファイアーボール!」

ピョン


そんな擬音がしそうな感じで避けられた

「ファイアーボール!ファイアーボール!」

ヒョイ、ヒョイっと避けられる


なんか泣きたくなってきた、この世界がここまで厳しいなんて…

落ち込んでると近くにきてピョンピョン跳ねている

「一緒に来る?」

勝てないと思い友好的に接してみたら嬉しそうに肩に飛び乗ってきた

一件落着…かなぁ〜?



アイテムボックス=時空間魔法により物が劣化しない自分だけが使える空間を呼び出す事ができる


時空間魔法=他の人は使えないと書かれているが適正のある魔法使いなら使える、また魔法具職人は使える者が多い、この職人達によりアイテムポーチが作られる


ファイアーボール=火属性魔法の初歩的な術、皆知ってるから説明しなくても大丈夫だよね?

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