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そこにある幸せと不幸せ  作者: 御影恭夜
2/6

2.魔法

「んぅ?ここ、どこ?」


目が覚めたら森の中だった


手元には一冊の本、タイトルは…

"オークでも分かる魔法の使い方"


「神様が言っていたプレゼントかな?」


きっと前いた世界では"サルでも分かる"と同じような意味だろう

そして、この世界にはオークなどのモンスターが跋扈し、それらを魔法や剣を使い退治して日銭を稼ぐ冒険者がいるだろう

剣を使ったことがない私は魔法を覚えるべきだろう、幸いにして魔法の使い方が分かる本が手元にあるのだから


一ページ目

~真理~

"魔法とはイメージである"


「え!?それだけ!!?」

二ページ、三ページとめくっていくが白紙のページが続く

たった一言を書くために、残すためにこの本は辞書くらいの厚さがあるのか?

二十ページをすぎたあたりだろうか、基本四属性というタイトルの書かれたページを見つける


~基本四属性~

地、水、火、風、が存在する。

氷、木、などは複合属性、雷、闇、などは上位属性となる。

聖は特殊属性になる。


そして次のページを一面つかい

~真理~

"魔法とはイメージである"


また書かれていた

どんだけ真理書くんだよ、章の終わりごとに書いてあるんじゃないか?

取り敢えず使ってみることにする

大事なのはイメージ、きっと疑わない事

最初は周りに被害が出ない魔法


「トーチ!」

手を突き出し叫ぶと手の先に小さな火が出てきた

できた!


「よし、次!」


水を弾丸のように飛ばす

「ウォータショット!」


水弾は木にぶつかり表面を削ったが穿つ程の威力は出なかった

今度はもう少し威力のある魔法を考える


「スプラッシュ!」

多量の水を叩きつける

木が半ば程から折れ、やりすぎたかな?と考えていると立ち眩みがして座り込んでしまった


「むぅ、なんでぇ?」


困った時の魔法書

魔力とタイトルの書かれたページがある

~魔力切れである!~

やはりページ一面をつかって書かれている

今までの行動を見ているかのように書かれているが大体みんな同じような行動をとるのだろうか?


~魔法とは世界の理(法)を変える力である、故に強い魔法、変化の大きい魔法を使うと魔力も多く減る~


~魔力量は訓練することにより上げることができる、魔力を血液と共に循環させる事により魔力量や使用効率が上がる~


~体力と似たようなものでもう走れないと言いながらもあと少しは走れるように魔法も使う事ができる~


~真理~

"魔法とはイメージである"


やはり書いてあった



トーチ=火属性魔法、小さな火を生みだし辺りを照らす魔法、聖属性ではライトになる


ウォーターショット=水属性魔法、水の塊をとばす魔法


スプラッシュ=水属性魔法、多量の水を指定座標に叩きつける魔法

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