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機翼  作者: ニド
9/10

第2話(改)

「ふむ、とりあえず基地(ベース)を使ってみよう。」

使おうとすると頭の中に使用方法が浮かぶ、理解しやすいようになっている。表示は日本語。


基地(ベース)・空母

レベル1 レベルアップまで1000ポイント

種類 飛行場・空母

効果 燃料、弾薬、爆弾補給可能(ポイントを消費する)

修理能力 損傷が80パーセント以内ならば修理可能、ただしそれを越えると廃棄扱いになる(修理・補充にはポイントを消費する)。

防衛部隊

基地・各種1個小隊(追加兵器と共に増える。) 移動可能距離1000メートル

空母・駆逐艦2隻 移動可能距離10000メートル

補足

使用者が許可した生物以外入ることは出来ない、弓矢などの遠距離攻撃は通る、火山、台風等の自然災害は防ぐ事ができない。移動させる場合は一度収納し本人が移動して再展開する必要がある、その場合は持ち物に入れるために基地の一部、もしくは空母に体の一部を接していなければならない。展開する場合も同じ。部隊の移動、護衛艦などはレベルアップするごとに移動可能距離や数、人数も増える。


「ほうほう、実に素晴らしい。安全な拠点が手に入る、そして移動させることもできる。細かい部分はポイントを使って増やすことにしよう。というわけで基地ベース。」


ズシン


目の前に基地が現れる、大きな滑走路がある飛行基地だ。当然コンクリート製である、滑走路の側には兵舎、燃料・弾薬庫がある。本来ならば周辺には対空陣地等がある筈だが無い、これは早急にどうにかせねばならないだろう。しかし配備はどうすれば良いのだろうか?

「それは後で考えるとしよう、次は装備ツリーだ。」


装備ツリー level1

装備の強化、入手が出来る。一度手に入れたものはいくらでも入手可能、ただし防衛部隊等以外の他人には所持、使用することは出来ない。

補足

戦争で使う装備が出てくる。


防犯もバッチリだな。


ブー


『まだ装備ツリーは使えません。先に基地内の兵舎の中にある初心者キットを受け取って下さい。』

「ふむ、では取りに行くか。君は誰だい?」

テントに向かいながら聞いてみる。

『私は基地の管理システムです。』

「そうか、ではよろしく。」

『はい、お願いされます。』

兵舎の中に入る、中にはベッドと簡素な机があり、机の上には木箱が置かれていた。

「これかな?」


初心者キット

初心者に優しい装備が入っている、中身は見てのお楽しみ。


「・・・どんな人間でも初めは初心者だ、さて何が入っているのかな?」

初心者キットを使う。


ブー


『屋外で使用してください、飛行機等の重装備は室内では出すことが出来ません。』

「飛行機が手にはいる‼ならば急いで確認せねば‼」

外に出て再度初心者キットを使う、飛行機に乗れるのだ、テンションも上がるな。


ズシン


九三式中間練習機 通称赤トンボ

小銃 38式歩兵銃

携帯火器 モーゼルC96

自動車 2トントラック、シュビムワーゲン

装甲車両 1号戦車

対空火器 2cm Flak 30

空母 鳳翔

駆逐艦 峯風(最終装備版)


「・・・見事に枢軸軍仕様だな。別に良いけどね。」

いそいそと航空服を着込み(私の体格にピッタリだった。)赤トンボの操縦席に座る。

「この狭さ、オイルの臭い、これこそが飛行機だな。武器の使い手の能力でどの計器が何を示しているのか、どれだけ操縦桿を握れば良いのか分かるのは有難いな。・・・このスイッチは何かな?赤トンボにこんなスイッチ無いはずなんだが。」


カチッ

バン バン バララララ


「スターターか!!確かにクランクを回すよりかは効率的だな。それでは初飛行と行こうかな!!」

『離陸しますか? 』

無線が入り聞かれる、当然離陸すると返す。

『了解、車輪止めを解除します。滑走路に進入してください。』


ガコン


タキシングさせながら滑走路に入る。

「離陸準備完了」

無線を入れる。

『発進どうぞ、ご無事な帰還を。』

ブレーキを外しスロットルを上げて離陸する、顔に当たる風が心地いい。

九三式中間練習機:名前は知らなくても見たことのある人は多い飛行機、日本海軍航空隊の雛達はこれに乗って大空への一歩を踏み出した。

速力210キロメートル

武装7.7ミリ機銃2基

爆弾33キログラム2発まで積載可能

モーゼルC96:ドイツ帝国で開発された自動式拳銃。装弾数10、20発。

シュビムワーゲン:ナチスドイツ軍が開発した水陸両用車。最高速度:整地80キロ、水上10キロ

1号戦車:ヴェルサイユ条約により戦車の開発が禁止されていたドイツで密かにトラクターとの名目で作られた。あくまでも戦車の開発の経験を積ませるためのものだったがポーランド進行作戦など一部の作戦に参加した。最高速度:38キロ、主砲7.92mmMG13機関銃×2、装甲13~6mm

2cm Flak 30:ドイツ軍で使用された57口径20mm機関砲、Ⅱ号戦車の主砲にも使われた。発射速度:120発/分、有効射程2200m

鳳翔:起工時から航空母艦として設計されたものとして世界で初めて完成した艦(本来はイギリスのハーミーズの方が早いはずだったのだが色々な事が起きたせいで鳳翔の方が早かった)。速力25ノット、搭載機数、戦闘機8機、艦上攻撃機6機、補用5機、兵装25mm3連装機銃2基、25mm連装機関銃2基

神風:八八艦隊計画で建造されることが決まった駆逐艦、でも第二次世界大戦を生き残った強運艦としての方が分かりやすいかもしれない。速度37.25ノット、兵装12Cm単装砲3基、53Cm連装魚雷発射管2基、25mm連装機銃4基、同単装機銃2基、爆雷18個

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