私のエッセイ~第四十六弾:多言語学習雑記(その4)~英語学習書の紹介(英会話編)
皆さん、こんばんは!
皆さん、「英会話」は、好きですか・・・?
私は、語学を志す者として、当然関心はあります。
ただ、「多言語学習」というものを目指す以上、どうしても「読書」がメインになってきます。
会話というのは、「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能のうちの、「聞く」「話す」を素早く交互に行う、いわば「離れ業」です。ハンパないほど、疲れます。
自分のほうから「発信」する英文は、自分でそのレベルが選べますから、それほど難しく考える必要はありません。
「語彙」もそうです。自分で知っていて、しかも「使い勝手の良い単語・熟語」・・・それらを自分で選んで会話に投入していく・・・これもまた、そんなに難儀ではありませんよね。自己選択してるんだもの。
ところが、相手は、どんな構文と語彙で「攻めてくる」か、まったく分かりません。
幼児なら幼児特有の語彙や言い回しも知っておかなくてはなりませんし、「キミ、青春とはなんだ!?」なんて、場違いの熱い持論をぶつ「キ○ガイ」だって、いないとも限りませんし。(めったにいねえか・・・。)
とにかく「会話」というものは、かなりの部分で「相手次第」みたいなところがあります。
だから、「日常会話」っちゅうもんは、なかなか攻略できないんですヨ。
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一方、私がやってるような、「読書」「読解」なんて、まだ楽で平和ですよ。
まず、会話のように、「相手から、せかされない」。
次に、会話のように、相手の言葉が次々に空中に「消えていく」こともない。
「ラテン語」「古英語」のような、古い時代のものが読める(← ここ重要)。などなど。
それでも、「英会話」にあこがれる人は、ゴマンといますよね。
そんな方に、私が「硬派」な学習書を、ずらっとご紹介しましょう。
私は、前回のエッセイでも紹介しましたように、「効果が無い」書籍は、絶対に紹介しません。
そんないいかげんなことは、やりません。
実際にこの目で見て、私自身が使ってみて、「間違いなく効果があるぜ!」というものばかり、皆様に紹介してきました。
今回紹介するのは・・・「市橋敬三シリーズ」!!
実はですね・・・さきほど、AMAZONにて、大量に再購入いたしました。以前持っていたものの、いろいろあって手放しちゃっておりましたのでね。
それを、ずらっと列挙していきます。
この著者の書籍ですがね・・・「例文、最低80回音読のススメ」「関係形容詞・アメリカ合州国といった、著者独自の言い回し」という気になる点はちょびっとあるものの・・・マジ、良書ですね。
本気で英会話をモノにしたいのならば・・・じっくり時間さえかければ、必ず「高度な英会話」がゲットできます。
まずは、どれか一冊でも、安い中古でもいいから、「だまされた」と思って、手にとって見てください。
書店で見つけて、立ち読みされるのもいいでしょう。「合う」「合わない」は当然ありますが・・・まずは、何でも「試してみる」ことが大事です。「虎穴にいらずんば虎児を得ず」です。
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『必ずものになる 話すための英文法 Step1~7』:計7冊
『中学英語で言いたいことが24時間話せるパート1~2 CD付』:計2冊
『3週間で英語が話せる魔法の英文法1~5 CD付』:計5冊
『最新 アメリカ英語表現辞典』
『話すためのアメリカ口語表現辞典 〈普及版〉』
『話すための アメリカ口語表現辞典 ハードカバー』
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市橋先生以外の著者では、次のものが上級者にはお勧めですね。
『会話作文 英語表現辞典』(朝日出版社)・・・入手がなかなか困難です。
『最新 日米口語辞典』(朝日出版社)
『ワードパワー英英和辞典』(増進会出版社)・・・「英英辞典」に和訳が入った「ハイブリッド・ディクショナリー」です。読み物としても面白いですヨ。英語の「猛者」、「ガチ勢」に、特にオススメ!
・・・では、また次のエッセイでお会いしましょう。 m(_ _)m