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目が覚めたら私の部屋が魔改造されていた

作者:古河 聖
 ある日、六連皐月が嫌な予感と共に目を覚ますと、彼女の部屋が魔改造されていた。
「先輩! どうせ先輩の仕業なんでしょ!?」
 こんなことをする知り合いは一人しか心当たりがない皐月は、どこかから自分を見ているだろう人物に向かって声をあげる。先輩と呼ばれた人物、皐月と同じ大学の先輩で学内では「普通にやべえやつ」として有名な八籤菜々は、皐月の部屋に(勝手に)設置したスピーカー越しに告げる。
『さっちんには私が作ってきた謎解きに挑戦してもらうよ!』
 こうして皐月は寝起き早々、菜々の思い付きに付き合わされることになったのだった。
『ちなみに、謎解きが終わるまではその部屋から出られないよ!』
「私の部屋なのに!?」

※本作は脱出ゲーム風謎解き小説です。ぜひ皐月と一緒に謎解きに挑戦しながら読んでみてくださいね。
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