会いたくなかったけど…会いに来たよ
初めまして。高斗ゆうです!
初めて小説を書くので至らない点があると思いますが、ぜひ温かい目で見守ってください。
また、この小説で優しく家族を大切にしようと思っていただけると幸いです。
私の母は
優しい
仕事と家事を両立
弱音を吐かない
逃げない
家族のことを考えて行動する
優しさの裏に強さがある
料理の見た目は微妙だか味は満点
少し前の話だか昨年、亡くなった祖父の介護もしていた
思いやりがある
情が深い
よく笑う
頑張り屋さん
可愛い
頭はあまり良くないけど、ケアマネージャーの資格を取ろうと努力してる
努力家
これ以外にも母には尊敬すべきところが、数え切れないほどあった。
過去形であるのは、私が現在家を出て結婚をし子供もいて……母と、いや、両親や弟と連絡を取っていないからである。
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「美沙...、本当にごめん!。」
「はっ?」
「本当にすみません。私、先生の旦那様がまさか弘明さんだったなんて何も知らなくて...」
「そうだ!俺が全て悪いんだ!!彼女は何も悪くない」
「...___」
呆れすぎて、ため息も出ない。
「不倫かよ…。」
よりにもよって不倫。
...おかしい。私は、誠実な看護師と結婚したはずだ。
そんな彼が不倫だと?
「ごめん!!本当にすまないと思っているんだ!!」
おいおい...。否定しないのかよ。
ふぅと1度息をつき、彼に問う
「何で?理由は?」
「...」
答えられないのかよー。
「...私がっ!私が悪いんです!。」
そうだった。しかも、相手がこの子だったんだ。
「いや、うん。私的には病人と不倫する意味が不明ですけどねー。」
不倫相手のことを考えていると、徐々に怒りがつのってきた。
「弘明、
今なら許す。だから、正直に言って?」
「……。
病気と必死に戦っている彼女を見ていて、可愛いと思った。応援したいと思ったんだ。」
「それで!私が.....好きになってしまったんです!。どうしても、彼が欲しくなってしまって。
それで、1度だけでいいからとお願いして...」
いや、1回とか2回とか回数の問題じゃねーだろ。
つーか、弘明も要望に応えてんじゃねえよ!
だって、だって彼女は...
「高校生で、私の患者だろうがっ!!!!!!!」
大きい声を出して、彼女と弘明がビクッとなったのがわかる。
近所迷惑とか、もう既にどうでもいい。隣の部屋で寝ている1歳の娘が、起きたとしてもどうでもいい。
「お前、自分が何したか分かってるのかよ!?未成年だよ!?1回やっただけで、犯罪だわ!看護師続けられると思ってんのかー!!」
「.....だって!だってよぉ!最近お前仕事が忙しくて真希の世話いつも俺だったじゃねーかよぉー!!それなのに、帰ってきたらすぐに俺の話も聞かないで寝ちまうし!」
「それは、しょうがないでしょうがっっ!医者の仕事がどれだけ忙しくて眠れない日々が続くか、知ってるでしょう!?」
「それは、看護師だって一緒だよ!!忙しい!
そりゃあ、医者よりは時間があるかも知れないけど
っていうか、俺は何よりお前との時間が減って寂しかったんだよっっ!!!」
「そんなこと.....!
私に言わないでよ!!!!!!!」