第6話 そうだ、森へ行こう。
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第6話 そうだ、森へ行こう。
莉絵ちゃんが部屋に帰っていってすぐに俺は魔法を試してみることにした。
室内なのでここは定番の…
「ライト!」ピカッ
と唱えると小さな光の球が現れた。
「これが魔法か!感動モノだぜ!」
と1人テンションが上がった俺はもう一度ライトを唱えるが発動しない。
(ん?発動しない…あ!並列発動はまだ出来ないのか!)
一度ライトを消してみようとするが上手くイメージが湧かない。
(どうすりゃいいんだ?何か唱えれば消えるのか?試しに…
「オフ!」フッ…
お!消えた!よし、もっかいだ。)
「ライト」ピカッ
「オフ!」フッ…
(まだ並列発動は無理っぽいな…明るさの調整とかも出来るのか?試してみよう。少し強めに…
「ライト」ピカッ
(んー?あんま変わった感じしねぇな…)
「オフ!」フッ…
(次は弱めに…
「ライト」ピカッ…
(おー!ちょっと弱くなった!次は点滅させてみようか)
「オフ!」フッ
「ライト!」ピカッピカッピカッ
「おー!出来た!今度はまた強めにしてみっか!」
「ライト!」ピカッ!
「うぉぉ!まぶ!オフ!」フッ…
(めっちゃ眩しい…目潰しには使えそうだな。)
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魔力操作Lv1を入手しました。
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(お!新しいスキル覚えた!…ん?待てよ?俺獲得熟練度10倍ついてて6回必要だったって事は本来なら60回って事かよ…ヤベェな…ちょっとステータス確認するか…)
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ケイト サイキ
Lv1
HP107/107
MP92/98
攻撃力180
守備力156
素早さ180
賢さ150
器用さ208
運379
【Passive Skill】
威圧E
覇気
重圧
強肩X
脚力強化7
身体能力強化X
体術X
棒術X
視力強化4
内臓強化4
精力強化X
隠匿5
胃酸6
演算X
全ステータスアップ
獲得経験値10倍
獲得熟練度10倍
【Active Skill】
鑑定8
投球X
投擲X
九元魔法
魔法の天才
魔力操作1(new)
製薬術5
探査4
投げナイフX
球体創造
強奪X
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(MPは6減ってるな…1回につき1MP消費か…枯渇には気を付けよう。)
(さて、次は…召喚魔法をつかってみるか。うーん…なるほど魔法陣を書いて血1滴とMPを流し込めばいいのか。)
「魔法陣か…初めて書くわこんなの…」カキカキ…
約2分程かけて自分の脳内にインストールされた召喚魔法陣を床に書き出す事に成功した。
(召喚魔法には使い魔召喚と悪魔召喚、英霊召喚があるのか…)
(サモン・ファミリアは使い魔、サモン・デーモンは悪魔、サモン・サーヴァントは英霊…最初は使い魔にしとこう。悪魔なんて怖いし、英霊とかも力を示せ的な事を言われそうだし…)
「我が血をもって姿を示せ!我が魔を喰らい我に仕えよ!使い魔召喚!」
(結構恥ずかしい詠唱だな…)
光を増していく魔法陣を眺めていると一際大きく光った後に…
小さな黒猫が現れた。
【はじめましてご主人。あニャたの召喚に応じ参りましたニャ。ニャまえを授けてほしいニャ。】
(おぉ!可愛い!黒猫とは分かってらっしゃる!)
「そうだな…お前の名前は今日からジジだ!これからよろしく頼むぞ!」
※この時ケイトは某宅急便さんを思い出している。
「なぁジジ、使い魔について教えてくれないか?」
【お安い御用ですニャ。我々使い魔は基本的に呼び出されたら死ぬまでご主人の近くにいるニャ。必要ニャものはご主人の魔力。他は睡眠も食事も必要ニャいニャ。でも魔物の魔石とかでも代用出来るニャ。基本必要ニャものは魔力だけニャ。】
「そうか、かなり燃費が良いんだな!ちなみに1日で必要になるのはどんくらいなんだ?」
【ニャーの場合1日ニャにもしニャいでいるだけニャら15くらい必要にニャるニャ。戦闘で動いたり能力を使ったりすると50くらいかニャ。】
「能力?鑑定していい?」
【もちろんですニャ。】
◇鑑定◇
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ジジ
使い魔
HP60
MP28
攻撃力40
守備力30
賢さ80
器用さ208
【特殊能力】
影渡りX
隠密X
感覚共有
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「感覚共有ってなんだ?」
【感覚をリンクさせてご主人にニャーの見てるものを送るスキルニャ。偵察用のスキルニャね。】
「なるほど。ジジはあまり戦闘型ではないんだな?」
【残念ニャがらニャ…】
「いや、今いる場所から脱出する際にはかなり使える能力のはずだ。これからよろしく頼むぞ。」
【はいニャ!】
【ご主人!これからどうするかニャ?もう寝るかニャ?】
「いや、今から外に出て森に入ってみる。まだ全然眠くないんだ。」
【ニャらニャーが先行偵察に行ってくるニャ。ご主人はゆっくり準備してから来てニャー。】
そういってジジは窓から出て行った。
(準備といってもな…そうだな鍵はしっかり閉めておこう。それとトイレにも行っておくか。)
この城は1部屋にトイレなどはついていなくて廊下に出ないと無い。
廊下は静かだった。その静寂の中に誰かが声を押し殺して泣く嗚咽が混じっていなければ。
(やっぱり不安なんだろうな…そりゃ高1じゃまだ精神も成熟してないだろうしな。)
用を済まして部屋に戻る。
部屋の鍵をかけ、後はもう窓から外に出るだけ。
(この窓から出て森の中で魔物を殺したりすれば俺はもう地球にいた時の俺とは決別しなくちゃいけないんだろう…それでも…)
俺は窓から森へ出た。異世界の月明かりを頼りに。
読んでくださりありがとうございます。今日中にもう1話投稿するかも…