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(仮題)冒険者になりたいんですが?(威圧)  作者: からあげちゃん
第1章 異世界へ
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第4話 デブな王=愚王

誤字脱字等がありましたら、報告よろしくお願いします。


第4話 デブな王=愚王


(なるほど、謁見とはテンプレですな。)


「分かりましたすぐ行きます。」


(ん?今言葉が…言語理解が発動してるのか…)


自分では日本語を話しているつもりなのに話している言葉が違うし、聞こえる言葉が日本語の様に聞こえる。


(これ英語とかにも効果あんのかな…)


今となっては、それどころではない事に気を取られながら兵士について行く。


そして、兵士に連れられ着いたのは金で装飾された扉だった。しかし、それは豪華さを感じる物では無く、悪趣味に感じる程ゴテゴテしていた。


(−40点ってとこだな。)


「許可が出るまで顔を上げるなよ!いいな!」


その王の間(?)の様な部屋は全ての装飾品が金で出来ており、ものすごい額になる事が予想された。


床は真紅のカーペット、上のシャンデリアは直径約5m程で、恐らく全てが純度の高い水晶だろう。


(これで王がデブだったらこの国はダメだな…)


そんなフラグを立てながら考え事をしていると…


「レギン王国国王アウレミス・ド・レギン様のおなーり〜」


と聞こえてきた。


(この世界でもおなーりーなんて言うのか…ん?言語理解が一番近い言葉に合わせたとも考えられるか?)


などと下らない事を考えていたらさっきの兵士が…


「さっさと跪け!」とすごい形相で怒鳴ってきたので、嫌々跪いてあげた。


と、そこで入ってきたのは豚だった。


(これで余とか言ったらテンプレだな。)


「異世界人共よ!よくぞ余の国へ参った!我がおうこk…」


(はいテンプレー出国決定ー。どうせ自慢が始まるんだろうし、自分を鑑定してみっか…鑑定!)


ーーーーーーー


ケイト・サイキ

Lv1

HP107

MP98

筋力115

硬さ104

攻撃力180

守備力156

素早さ180

賢さ150

器用さ208

運379

【Passive Skill】

威圧4→€♪°*〆(error)

覇気(new)

重圧(new)

強肩8→X

脚力強化3→7

身体能力強化3→X

体術1→X

棒術3→X

視力強化4(new)

内臓強化4(new)

精力強化X(new)

隠匿5(new)

胃酸6(new)

演算X(new)

全ステータスアップ(new)

獲得経験値10倍(new)

獲得熟練度10倍(new)

【Active Skill】

真贋の目(new)

鑑定3→8

投球X

投擲X

九元魔法(new)

魔法の天才(new)

製薬術5(new)

探査4(new)

投げナイフX(new)

球体創造(new)

強奪X(new)


【称号】異世界人 不屈の闘志 剛腕球児 世界最速 異世界へ渡りし者 加護を得し者 覇者 オンリーワン


#&$%の女神の加護

球技の神の加護

球体神の加護

スポーツ神の加護



(ステータスの変動が結構あるな…称号とか加護とかで補正が入るんだろうな。スキルとかも鑑定できるのか?…できた!)


◇鑑定結果◇


威圧…他者に対して威圧をかける。スキルレベルが上がるにつれ強力になる。対価なし。


覇気…絶対的強者が纏うオーラ。持つ者に勝利をもたらす。ある称号の獲得条件。対価なし。


重圧…重力を操ることが出来る。空気の重さ等も操ることが可能。ある称号の獲得条件。対価なし。


強肩…肩が強くなる。最大レベルで約10㎞の遠投が可能。他の投擲系スキルと組み合わせると、更に強力される。対価なし。(MP消費で効果上昇も可能)


脚力強化…足腰が強くなる。重心を崩しにくくなり、安定感が増す。長く走っても足が疲れない。対価なし。


身体能力強化…身体全体を強化し、頑丈な体にする。内臓にも若干の補正あり。対価なし。(MP消費で効果上昇も可能)


体術…体捌きを素早くし、重心の移動や受け身の取り方、拳打や蹴り等体を使う事全てに補正がかかる。対価なし。


棒術…棒の形状をした物を扱う際に補正がかかる。対価なし。


視力強化…視力が良くなる。眼病の防止にも補正がかかる。対価なし。(MP消費で効果上昇も可能)


内臓強化…内臓を強化する。内臓を使う行動全てに補正が入る。解毒にも若干の補正あり。対価なし。


精力強化…精力を強化する。情事の際に精力に補正が入る。日頃から疲れにくくなる。対価なし。


隠匿…自身のステータスを他者の鑑定スキルから隠す。レベルが上がるにつれ、破るには高レベルの鑑定スキルが必要になる。対価なし。


胃酸…胃酸の酸性を強化する。消化を促進する。内臓強化のスキルと併用しないと胃に穴が開く。対価なし。


演算…計算が早くなる。魔法の詠唱などにも補正あり。対価なし。


全ステータスアップ…Lvが上がる際に全ステータスの上昇値に補正がかかる。訓練での上昇値にも少し補正あり。対価なし。


獲得経験値10倍…魔物を倒した際の獲得経験値が10倍になる。ステータス上昇値にも若干の補正あり。対価なし。


獲得熟練度10倍…訓練、実戦での獲得する熟練度が10倍になる。新スキル獲得にも若干の補正あり。対価なし。


真贋の目…本物か偽物かを判断する。


鑑定…人物、魔物、物体、事象等様々な事を調べる事が出来る。レベルが上昇するにつれ、情報量が増える。対価なし。


投球…球体の物を投げる際に補正がかかる。異世界限定だったスキル。投擲系スキルを併用出来る。保持者は世界に1人。対価なし。


投擲…物を投げる際に補正がかかる。投擲系スキルを併用出来る。対価なし。


九元魔法…火・水・風・土・空・闇・光・金・木の属性の魔法を操る事が出来る。MP最大量に補正がかかる。MP消費。


魔法の天才…上位魔法と呼ばれる回復・結界・隷属・時空間・幻惑・爆裂・召喚の属性の魔法を操る事が出来る。MP最大量に補正がかかる。MP消費。


製薬術…ポーションなどの薬を作るのに必要なスキル。スキルレベル6で付与術を習得。対価なし。(付与術以外)


探査…自身の周囲を調べる。スキルレベル×100mが探査の範囲。対価なし。


投げナイフ…ナイフを投擲する為のスキル。極めるとナイフ以外の物を投げる時にも補正がかかる。対価なし。


球体創造…球体なら何でも創造する事が出来る。ただし、自分が知っている物に限られる。対価なし。


強奪…他者からステータス、スキル、称号を奪うスキル。失敗すればするほど成功確率は下がっていく。1日1回しか挑戦出来ない。Lv1=15%LvX=70%


『異世界人』…異世界から来た人間。スキルの習得速度に若干の補正がかかる。


『不屈の闘志』…周囲の人間が諦めている時に諦めなかった人に贈られる称号。使用制限のあるスキルを何度も使用出来る。


『剛腕球児』…異世界である青年が取得した称号。投擲時に少し補正がかかる。


『世界最速』…世界で最速の者に贈られる称号。素早さに補正がかかる。


『異世界へ渡りし者』…異世界へ渡った者。世界に50人以下しかいない。


『加護を得し者』…神々から加護を受けている者。その加護の効果を若干ブーストしてくれる。


『覇者』…スキル『覇気』と『重圧』を手に入れた者。その覇気は大地を震わせ、その重圧は人々を地に縫い付けるだろう。


『オンリーワン』…世界で1人しか持たない何かを持つ者に贈られる称号。運に補正大がかかる。


ーーーーーーー


(これは…かなりチートなんだろうな…強奪が特にヤバいな…不屈の闘志って称号も強奪と合い過ぎだろ…使用制限無視出来るのかよ…最強すぎるd…


「我が王国は!この大陸の4つの国の中で最も平和で!」


……キィン!


(ん?なんの音だ?)


ーーーーーーー


贋です。


ーーーーーーー


がん?真偽の偽とかじゃなくがん?どういうことだ?)


「最も豊かな我がレギン王国が!狂信者共が集まる聖アジャール国!卑しい獣人共が蔓延る獣王国!蛮族の国サニメール帝国を滅ぼす為に!お前たち異世界人を召喚したのだ!光栄に思え!」


(まだ言ってんのか…まぁ世界情勢は大体予想がついたから助かったが。)


……キィン!


ーーーーーーー


贋です。


ーーーーーーー


(また出たな…贋ってのがイマイチ分からんが、まぁ嘘って事を伝えてくれているんだろうと思っておけばいいか。)


「以上だ!下がってよし!」


案内役の兵士が…「さっさと歩け!お前らの部屋に連れて行ってやらないぞ!」


へいへい、行きますよー。


連れられ着いたのは廊下に面した数十もの扉だった。

「どこでも好きな部屋を選べ!今日は今から自由!明日の朝は訓練場で7時から訓練を開始する!遅れるなよ!では解散!」


(訓練場とやらはどこだ?こういう時は…探査!)


(…おぉ!ソナーみたいな感じか!感動するな。)


(ん?ここかな?なら1番近い部屋を取るか…)


「圭斗さん!」


「ん?莉絵ちゃん?何か用か?」


「何か用かって…この状況で不安ではないのですか?」


「まぁ、不安でないと言ったら嘘になるのかな…」


「私だって!不安で何をすれば良いのか分からないのに、圭斗さんはずっと1人で冷静に考え事をしていて、誰にも頼れなくて…私は圭斗さんの彼女ではなかったのですか?少しも気にかけてくれないのですか?」


(…ッ!そりゃそうか…女の子が急に異世界に来たとなりゃ不安になるよな…。)


「気にかけてあげられなくてごめん。部屋はもう決めた?決めたら俺の部屋に来てくれる?少しそこで話をしよう。」


「わかりました…後ほどお伺いします。」


(もう少し周りに気を配るべきだったな…よし!切り替えよう。)


それまでは訓練場に1番近い部屋を取りに行こう。

やっとチートの準備が整いました。お読み頂きありがとうございます。

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