表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

第一回 唐突に行きましょう

バンッ

「なぜですか!ちゃんとやるって言ってるでしょ!」

「いやだからね…何回も言うけど、ダメなものはダメなんだよ」

「だ・か・ら、やるってば!ちゃんとやる」

桜が舞い落ちる春、新鮮な高校のある部屋に一つの会話が響いた。

なぜこんな事になったかは、数日前をさかのぼる…



「ねぇ未雪みゆき流川るかわ〜。入る部活決めた?」

「え?ちーちゃんいきなりどうしたの」

「んー。ちょっとさ」

桜小沼さくらこの高等学校にある三人の会話が聞こえた。

「部活なんて決めてねぇよー。というか、まだ彼女も出来てねぇ」

「いや、あんたの私事情なんて知らんが…どうしようー、このままじゃ二年も何もしないで終わっちゃうよー」

「?なんだよいきなり、部活とか言っちゃって。」

「……一年は何も部活入らないで終わっちゃったしなー」

「無視をするな、無視を」

ちーちゃんこと、黒岩くろいわ 千尋ちひろひきいる三人は今年、二年生になる。

去年高校生になった千尋達だが、特に部活に入る制度などはないので、どうしようなどと悩んでいる内に一年が過ぎ、結局帰宅部という形で終わってしまったのだ。

「よし、じゃあ部活に入ろう!」

唐突とうとつだな」

「んー部活か…考えてなかったからな。特にないな…」

「でもそうだよな。言えって言われてもな…何か無駄にここ沢山あるし」

桜小沼高校の部活は高校の中でも多い方ではないかと思う。

文系部でも20種類あるのではないかと思う位だ。

「うーん、確かにね…。……おぉ!いいことを思いついたぞ」

「えー、何々?」

「部活を作ろう!」

「だから唐突だな」

部活を作るには生徒会に言えば大体は許可を出してくれる。

作るにも意外に簡単なのだ。

「と、いうわけで生徒会室に行く。」

「おい、お前は何なんだ」

「おぉ!ちーちゃん天才!」






というわけで冒頭に戻る

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ