STORY α 捜査
今回は作者が重症なうえスランプ中なのでなかなかいいのが書けませんでしたここでお詫びいたします。
ペコッ<(_ _)>
すいませんでした
ではなかなか難航している謎解きですが頑張りますのでどうぞ!
昨日と同じシチュエーションで眼が覚める。
ノックの音がする。龍川が朝御飯を運んできた。
「朝食でございます」相変わらず調子を崩さない。
「あの、すいません。後で黒川夫人に会わせてもらってもいいでしょうか?」田中は少し考えてから言った。
「かしこまりました。」龍川はさほど驚かずに答えた。
一時間後・・・・・・
「おつかれのところすいません。」実際に黒川夫人を近くで見るのは初めてだった。気のせいか昨日応接間であった時よりやつれて見えた。
「いえ、そんなことありません。」と言いながらも夫人は下を向いている。
「一つ、だけ聞きたいのですが。今月の15日は何かあるのですか?」聞いた瞬間。黒川夫人が顔をふっと上げた。その眼は大きく見開かれている。
「・・・・・・・な、なんで。こ、今月二月十五日は私たち夫婦の結婚記念日です。でもなんでそれを?」
「娘さんの部屋にカレンダーがあって。そのカレンダーの今月の十五日に印がつけてあったのです。偶然重なっただけかもしれませんが。」
謙遜して偶然といった田中だが。
「たぶん、偶然だと思います。」
「へ?」
本当に偶然だと思わなかったので、田中は素っ頓狂な声を上げた。
「はい、花廉の誕生日がちょうど私たちの結婚記念日と同じなのです。だけど、いつも夫が仕事でいないので、結婚記念日なんてあの子覚えてないはずです。ここ最近ろくに会話もしたことありませんでしたから。」
「そうですか・・・」あまりにも深刻なこの家の状況に少し戸惑う田中。
「あの、疲れたんでもういいでしょうか?」
「え?ああすいません。ありがとうございました」と例をして黒川夫人との面会を終えた。
田中は再び、花廉さんの部屋へ行ってみた。
捜査の基本は現場検証である。
すると、ある事に気付いた。
荒らされている左の部屋と、綺麗なままの右の部屋の境目あたりに不自然な空間があるのだ。そこだけ、物が置かれていなく、そこのカーペットだけ少し周りのカーペットよりへこんでいた。まるでずっとそこに重いものが置かれていたかのように。何か置物があったようだが移動したのだろう。
そして(KHM15)と書かれているメモ用紙はとてもわかりやすく、正方形のメモ用紙だった。
次に田中は応接間に行ってみた。
応接間にある、装置のようなものに書いてある暗号の隣に、ケータイのボタンのようなところが付いている、電子金庫のように規定のパスワードを入力したらこの9つのボタンの下にあるボタンを押すようになっているのだろう。よく見るとボタンを見ると「IN」と書いてある。
ますます謎は深まる・・・・・・
グ~~
腹が鳴る。頭を使うと腹がすくのは本当のようだ。
田中は食べ物を求め部屋に戻った。
まだ正午を少し過ぎたくらいだった。
俺は、龍川さんを見つけて少し出かけてくると伝えてきた。
黒川邸の駐輪場から出て門をくぐり出た俺は胸いっぱいに冬の空気を吸い込んだ。
少しリフレッシュするつもりだ。
そう思いながら俺は行くときかなり大変だった坂をブレーキをかけながら下る。
冬の太陽がまぶしく輝いている。
ホット、一息です。
そろそろ智吉君が謎解きしてくれるはずです。
後、二話とか三話くらいでしょうか。
これからもよろです
ではまた次回お会いしましょう!