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ゲームの帝王  作者: 啓
始まり
1/9

学園へ

俺の名前は四条クオン、中学3年生だ。

いや 元中学生だ。

今は4月。

これから新たな学校で新たな日常が始まろうとしていた。

学校は私立で超が何個もつくようなきれいで大きい学校だ。

この学校だけで一つの街が形成されるほどだ。


「えっとー この校舎の3階か」


そう言って校舎に入る。


「おー」


思わず声が出てしまった。

それも無理はない

実際横にいる新生徒たちは皆口をポカンと開け驚いている。

校舎の外もきれいだったが中もきれいなのだ。中は吹き抜けでショッピングモールのような作りになっている。

唯一違うのはショッピングモールで専門店が入っている場所に教室があるということである。

奥の方にエスカレーターと階段があるのが見える多分聞いていたとおりならばその奥にはエレベーターもあるのだろう。

そんなことを思いながら校舎に入るのであった。


中は思っていたよりも広かったがスムーズにスイスイ進めた。

なぜかと言うとあの空港によくあるあのエスカレーターの平面で使えるやつがあったのだ。

だから歩かず突っ立っているだけでエレベーター前に到着しそのまま三階の目的の部屋まで来ることができた。

ちなみに目的の部屋とは教室だ‼

もうすでにたくさんの生徒がこの教室に来ていて席に座っている。


だが生徒たちは気まずい雰囲気を漂わせていてピーーーンと場の空気が張り詰めていることがわかる。

誰一人として話している様子も感じられない。


そして俺も席に座る。

ちなみに俺は窓際の縦に五ある内一番真ん中の席だ。

俺もさっさと席に座る。


  


それから10分後


先生が来た。

女の先生で色白の先生だ。

背も高い

だが他の男子生徒は一番見てはいけないところに目が行っている。


そんなことはお構いなしに出席を取る。


そして

「では皆さん こんにちは 私は君たちの担任の村上綾子といいます」

「副担任の白里誠也です」


それから今から入学式が始まることを言われた。


それからすぐに黒板

いや黒板ではなく電子パネルが切り替わり特別職員室と呼ばれるところの映像が流れる。


校長は普通のおっさんだった。


(そしてどこの学校でも校長の話は長くて意味のない話をしていることがわかったのである。)


そしたらまた画面が消える。


それを確認して村上先生が喋りだす。

「皆さん まずは入学おめでとうございます。ではこの日本国立帝国学院中学院の説明が書いてある書類を配ります。後ろの子に回してください」

といって白い封筒が渡される。


「じゃああとは自己紹介でもしておいてください 私達は職員会議に行くので何かあれば職員室に」


そう言って沈黙の時間が流れる


だがすぐに

「じゃあ みんなで自己紹介しよう ああ僕は中野 中野栄作 みんなよろしく」


「じゃー 次は 私、村井智香 べつにタメ口でいいよ 気軽に話してね〜」


(あ〜 陽キャはいいな〜)


そして口々に自己紹介を言い合う。


俺は...


面倒だから寮に帰った。


俺と同じように面倒だから帰ったものは何人もいる。


寮はマンションのような感じだがタワマンではない。

さっきまでいた校舎と同じような部屋だ。


そしてさっきもらった白い封筒の中にある学生証をカバンの中から取る。

(俺の部屋は5071か)


そうしてエレベーターに向かう。

しばらくしてエレベーターが来たため乗って上へ行くためのボタンを押す。

だが

 

「待って〜」


そう言って中に乗ってくる。


「ごめん ごめ〜ん 」

そう言いながら入ってくる


(こいつは見たことがあるなどこで見たんだっけ?)


「あっ 君、途中で帰ったでしょ 名前も言わずにさ〜、名前教えてよ」


「あっ うん俺は四条クオン よろしく」


「私も一応言っておくね、二宮優笑っていうんだ〜」


(やっぱりだ こいつは 二宮優笑 陽キャ二軍のヤツか)


「あっ もしかして同じ階 どこの部屋なの?」


ここでエレベーターの扉が開く

そして歩き始める


「5071だ」


「え‼ じゃあ隣じゃんこれからよろしく〜」


(え‼ マジで ちょい待て これはまずいかもしれない いや待てよこの女使えば色々使えるかもな)


「あっ うん よろしく」


「じゃあね〜」


「あっ うん」


そうして別れて新たな家の扉を開けると大量のダンボールがあったのである

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