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日本よ平穏なれ

作者: 昴流

折しも安保法案の採決が迫っている。戦争法案などと呼ばれるコレであるが、ではまとめて戦争放棄を進めたらどうなるかを素人なりに悪い方向でシナリオを組んでみました。

 西暦202X年夏のことである。

その日は、大型台風が九州地方に接近し海は大いに荒れていた。

折しも、リベラル系政権が樹立し安全保障関連法案が廃止され、憲法違反である自衛隊は解体され海上保安庁に海の守りは一元化された年でもあった。

 ・・・兆候はあった。しかし、予算や人員の都合で監視は万全とは言えなかった。

台風が過ぎ、関係各位が状況を知ったのは全てが終えてからだった。

"某国の漁船乗組員が台風から避難をするために尖閣に上陸をしていた。尚且つその身の安全を守るためと称して某国の軍が出動し簡易な避難小屋を建てていた"のである。

 まず、状況を考えてみよう。台風吹き荒れる中漁をするために遠洋に出向くだろうか。そして都合よくとある問題が存在する島付近で避難をしようとするだろうか。さらに、避難とほぼ同時に避難小屋の建設が行えるだろうか。しかし、現実に日本の領海内の島に外国籍の人間が無報告で上陸し、あまつさえ建造物を建ていたのである。

 日本政府は厳重抗議を行ったが、彼の国は「人道的見地から行った」の一点張り。しかも小屋の建設を止めようともしない。徒に時間が過ぎ何故か島から離れない漁船の乗組員を不法入国で逮捕するため海保の船が向かった先は簡易な港すら作られていた。そこで待ち受けていたのは某国海軍。

「この島を守るのは核心的利益である」

日本側には成す術がなかった・・・。

ここまで既成事実が進むと手が出せない。実力行使による排除も既に日本には軍隊を相手にするだけの力がないのだ。軍を相手に警察が何をできるのかとも言える。同盟国であるはずの合衆国は「貴国の問題であるので自力で解決してくれたまえ」と助力を露骨に拒む始末。


何もできないまま、年月が経ち尖閣は事実上某国の領有圏となっていた。その最中尖閣はさらに港湾化が進みどう見ても軍事基地として機能をしそうなレベルとなっていた。


ここ数年、某国の漁船が沖縄周辺に頻繁に出没している・・・

この話は、まだまだ侵略?される先があると考えています。ぼかして止めましたが・・・。

島ぐらいくれてやればいいという過激な方も存在するようですが、主権国家として相手の恫喝に屈して正当な領土を手放す事が本当に正しいのかと思います。

感想は歓迎しますが、人格否定やレッテル張りは遠慮します。

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