私は、復讐を容認しよう。一応、ハッピーエンド馬鹿だが。
一年かかったが、ある程度は、読み物として読める作品になったと思う。
タイトル通りだ。
復讐の為の復讐は認めん。
例えば、ムスリムの過激派のは認めん。
が、某テロに至る間の某うさの政策は、“悪魔”であることをムスリム原理主義者が、テロル選んだのは仕方ないとは思う。
例えば、800年代後半のアルジェの勇士の復讐は認める。
或いは、現在進行形の復讐劇であるフランスのそれ。
というか、植民地にされての、それに抵抗しての、反逆ってのは全うな復讐だと思うよ?
何故、アメリカのイギリスへの反抗やを認めるよ。
あん?ふざけんな?
一つ聞こうか?
三日どころか十日以上満足に食べれてない飢えて死にそうなガキが、パン一切れを持っている。
そのパンは盗んだものだ。
んで、『盗みは悪いことだから』ってパンを奪えるか?
奪って見殺しにできるんだな、そのふざけんな!って言った正義の味方さん?
うん、もし、そうなら、こっから読まんでくれ。
胸糞悪いだけだからな、うん。
警告したぞ?
一応、警告はしたし隙間は開けたぞ?
タイトルにも、書いたが私は復讐をある程度容認する人間だ。
多少の実感込みで、だ。
これに関しては、ネットのどっかで語ったから見つかるかもしれないし、一応は『雪乃』のものとして、語った。
あの話に関しては、どっちかと言うと八割は嘘はついていない。
とりあえず、個人の場合になるけれど。
もちろん、復讐される側に家族や仲間がいるのもわかるが・・・疑問なんだが、最初に『大切な奴』を奪ったのは、復讐される側だぞ?
者が物でも同じこと、
漫画の台詞でオブラートに包むが、「大切な奴をくそみたいなメに合わされてそのまま、笑って暮らせんのか?」ってこった。
・・・ああ、復讐ってのは、血を血で洗うようなそれのこと。
普通に、いじめられっこがいじめっこに仕返しの方は、ハムラビじゃないが、周りを味方まではいかんでも、自分よりの中立に引っ張り込んで・・・ね?
それがイヤなら最初から手を出すな、ドアホウの粋だね。
問題にしてんのは、(大切な人を)殺されたから、(殺した奴を)殺す復讐。
『小説家になろう』から一般作品までよくある2つの制止。
「××がそんなの望むもんか」と「復讐しても、××は戻ってこないぞ。」。
後者は、色々派生はするけど、意味合いとしては、「復讐は虚しいぞ」につきる言葉です。
それで、最初の質問だ。
飢え死にしそうなガキが食べようとしている盗んだパンを奪えるのか?
私は、奪えない。
聞きたいが、窃盗より殺人の方が罪は軽いのか?
或いは、その復讐という杖で立っているガリガリ人間から杖を奪えるのかい?
・・・大切な奴を奪われる、殺されるってのは、殺した奴を憎むより、それ以上に、自分を憎むわけだ。
――自分が○○してりゃ助かったかも知れない。
――死んだ奴の為に何か出来るかもしれない。
虚しかろうとなんだろうと忘れないことが復讐を選ばせるんだろうさ。
忘れちゃいけないから、復讐を選ぶんだろうさ。
不毛不毛な不作な土地を耕すほうがよほど、身になるかもしれない程度に不毛な考えだけどね。
そういう意味では、私は、某獣の槍の手裏剣暗器さん以上の復讐者を知らない。
主人公に諌められようと考えを曲げずに、復讐を完遂し、今度こそ(自分のではないけども)母子を守り逝った手裏剣暗器さんは素敵だと思う。
おっと、別に復讐そのものは、ハイリスクローリターンだと思うよ?
もし、果たせても、その仲間なり家族に復讐されるってのが、一番のリスクだろうし、刑罰の問題もある。
だけどね、大切な奴に死なれるだけでも、アレなのに、殺されたら、メンタルギタギタになるよ。
目の前だったり、惨殺したのを見てしまえば、それこそ、死にたくなる。
死んで後を追いたくなるんだわ、それこそ、相手が望まないのは解ってても。
まぁ、実際に死ぬかは投げとこう。
それに、「私に何があっても、後追いだけはしちゃや-よ」とか、言い残されてみぃ。
言ったのがなんかの映画の後の雑談の中でも、できんやろ。
後、法律関係も、かなり曖昧というか、ファジーだもん。
殺人が罪であることは変わりないけど、ね。
一応、あだ討ち自体は超絶消極的だけど、賞六法で触れられてるしねぇ?
其処までの生活をどうするだの、色々あるけど結局のところ、問題はひとつ。
それこそ、殺したいほどに誰を憎んでも、殺せるか殺せないか、に尽きると思う。
大切な奴を殺した復讐相手が『はん、貴様如きに殺せるか?』なんてクソ憎たらしいなら、殺すのに呵責無いだろうが。
『ひぃいぃぃぃ、いいぃ命だけは助けてくれぃ~』な奴を殺せるか?ってこった。
私が復讐を果たせなかった理由も、ベクトルは真逆だが、そういう『情』でだ。
まぁ、某リプレイの『夜蘇神銃児』みたいになると、色々とおしまいな気もするが。
するが、それでも果たしたいと思ってしまうのも、また『復讐』なのだろう。
そいつが、某ジャンプ漫画の冷凍機械さん並の理想の上司だったとしても、そいつが復讐者の大切な人を殺したのは又、事実なのだから。
そもそも、何故こうしてエッセイを書くほどにぶち切れたか言うならば、理由は二つ。
後者は、とりあえず投げる。
前者はガンガンに掲載されていた千年に至る吸血鬼の物語のとある個人ブログの記事を読んだせいである。
前者の作品での『(三巻までしか読んでないけど)、恋人殺されたぐらいで国滅ぼして千年間逃げ回ってる最強()の王様、テラワロス。』と。
要約してるけど、改変はしてない。
一応言うなら、前者は『全編呼んでから言えタコ。』で、済むんだけども。
陛下は父親としてはあれだろうが、為政者としてはサイコ-にかっこいい。
とりあえずだ、ファンション復讐者は投げといて、ガチの場合は許すというのも変だけど、止めれないと思う。
『それ』を奪ったら、死ぬんだもん、彼ら。
なんつか、戦いには『誇りを賭けたけたもの』と『命を懸けたもの』があるという感じに近いのかもしれないしね。
はっきり言って、ガチの連中は周りどころか、自分の命も度外視してるし・・・なんと言っても『(死んだ家族が)還らない』ことも、『(死んだ家族が)望まない』こともわかってるし、その上で選んでるのよな。
――『日常に還らない』ってことをさ。
ただ、それだけのためにね。
一応、主人公に諭されて、止める止めないはそこは作者の作風だけども。
復讐相手が、個人であれ、ゆるく世界(というか、関わっていた制度って意味で世界?)であれ、うらみ続けるのは疲れるしシンドイ。
それでもなお、恨むってのは原因あるわけで、それがガチガチに絡んだ結び目は結んだ『本人』かその結び目を作る原因になった『故人』にしか解けないと思う。
私が、復讐否定派のお話で認めてるのは一世界のみ、某音楽精霊ファンタジー。
特に言うなら、紫の女神、紅の聖獣、金の精霊ぐらいなもんだ。
特に金のは、コミカライズされた時の帯が正しく『復讐は何も生み出さない』だったわけだ。
んー、金が該当エピソードで復讐を止めた理由は、原作者死去で本来の意味は、もう未来永劫解らんが・・・多分、『故人』が止めた形になるのだと思う。
後々のエピソードからするに、自意識がかなり柔らかい生まれたての頃に、一番初めの主を失って多分元々『こんなヤクザな商売してんだ、あたしが死んでもあと追うなよ』とか言われてて、だけど、その主の死亡で暴走(=自殺行為)して、死なない為にあんな真似してたんだろうな。
それが、自分のエゴだとわかってるから、精霊にしても短くない時間も前に一年少々しか契約しなかった精霊使いが殺されたから、その殺した相手を殺そうとしたんだろうね。
彼の歴々の精霊使いは、多分、一番初めの主にどこかしら似ていた。
だけど、その殺された精霊使いの事件を追っていた精霊使い刑事はもっと似ていたのだろうね。
・・・そして、精霊使い刑事の相方の精霊はある意味で、自分を見たのかもしれないし?
話を盛大に戻そう。
いや、戻す振りして盛大にズラそうか。
私は同時に自殺も『リスカ』も肯定する人間だ。
個人的な経験含みで言うけれど、衝動的に自殺した馬鹿ならまだしも、長いイジメや病院生活を経ての自殺なら、『仕方ない』と思う。
積極的には、賛成できないけれど。
リスカも、私には『復讐』と同じだと思う。
生きる為の杖をどうして奪えるよ。
私が交流したリストカットした面々。
『死』側に揺れてるのはいたし、死んだのも居るけれどね。
『死にたい』奴は居なかったって言える。
話変えた、ではなく、話ズラしたって言ったのは、「死にたくない」に尽きる話だ。
内側に向かうか、外に向かうかだ。
自分を殺すか、相手を殺すか。
さもなくば、自分自身が壊れるか、だね。
私は、復讐も自殺も、肯定しよう。
ただし、覚悟があるならだね、最低。
あくまでも、葬儀屋の娘で親戚に複数坊主が居るアラサー娘の一意見です。