現実的な脅威
魔王の話はもういいぞ、と言われた男は、笑いながらわざとらしく舌打ちして、
「今日はタダ酒にはありつけないかあ」
そう言って、カウンター席に座ろうとした。恵一たちのところからは三つほど離れたところだ。
「おっちゃんおっちゃん、その話、聞きたいなあ」
恵一が声をかけようか、と思った時にはケイトが既に物怖じせずに席を立ち、声をかけていた。
「ああん?」
少し、咎めるような目の色をして、男はケイトを見た。
なんで、こんな子供がここにいるんだ、という感じだ。
年齢十五歳以上で仕事をしていれば酒を飲んでも怒られない――という風潮が世間一般にあるとは言うものの、明文化された法律ではないので、個々人の意識の差が出る。
十五なんてまだまだ子供なんだから、酒を飲んだり、ましてや酒場なんぞに入り浸るのはよくないことだ、という大人も決して少なくない数がいて、どうやらこの男もその一人らしい。ケイトが、歳よりも少し幼く見える、ということもあっただろう。
ケイトは、そういうのは軽やかに無視して、魔王の話を聞きたいとせがんだ。
男は、悩んだようで沈黙した。
「なぁなぁ、いいじゃんか。一杯奢るぜ」
もちろん、本当なら一杯奢ってもらおうか、という話にしたいし、昨日は実際にそう言ってタダ酒と引き換えにその話を披露したのだ。
だが、こんな子供に奢ってもらうのはなあ、という思いがあるようで、それが男の口を重くしていた。
「なぁなぁ」
甘ったれるように、ケイトは男を見つめる。
そのケイトを見かねてか、他の常連客が助け舟を出してくれる。
「いいじゃねえか、してやれよ」
「でも、あんまり高いの頼むなよ」
その後押しもあり、あとはこのまんまだとかなり食い下がってきそうだな、と思っていたこともあり、あんまり高くない酒を一杯とツマミになるような食事を頼んで、男は話し始めた。
彼は、旅の商人である。この王国内を移動して、あっちで買ったものをこっちで売り、こっちで買ったものをあっちで売る、というごくごく普通の商売をしている。
この国の外に出ることは滅多に無い。
それというのも、王に発布された営業許可証を持っており、関所の通行などなどで様々な便宜がはかられるので、不便を承知でよその国に行く必要性が無いからだ。
許可証、とはいうものの、持っていなければ商売をしてはいけないということはない。買って移動して売る、という行為自体を禁じるのは無理がある。
ただ、色んな場面で優遇される許可証持ち商人に比べれば、どうしても不利である。余計にかかった経費は、当然扱う品物の値段に反映せざるを得ない。
そのため、商人を志す者は、どうしてもまずは許可証持ちの商人に雇われたりして修業を積むことになる。
男は、それとはまた違う道を歩んできた。
「あたしと同じじゃん」
ケイトが、その話を聞いて、言った。
「あたしも、兵士だった父さんから、土地を借りる権利を貰ったんだ」
ケイトと同じ――すなわち、男もまた、軍役を勤め上げた父が、子供の代まで使用可の許可証を発布されて、それを継いでいたのだ。
許可証持ちの商人に雇われて、その下で仕事を覚え、金を貯めて、いつしか自分も許可証を貰って立派な商人になる――
それとはまた別の行き方、それが兵役を勤めることだ。
任地替えを求めて、方々を転々とし、各地のものの値段を覚えて商人としてのスキルを身につけるのだ。
軍隊は、給料自体はそれほど高くはないが、任地から任地を移動する際は、三食と宿屋の金は国が持ってくれる。
また、そうやって各地の軍事基地に知人を作っておけば、いざ商人になった時に売り込みをかける際にそれが伝手となる。
軍隊への納入などはおいしい商売であり、ありつければよい儲けになる。それを専門にしている者も多い。
かつてともに命を危険にさらして戦った友が、今は商人として頑張っている。やはりともに肩を並べて戦った仲間は特別だ。よし、買おう。
当人たちは、これを美しい戦友愛だと主張しているが、そこからあぶれた元兵士ではない商人からは、ただの癒着じゃねえか、と評判はよくない。
実際に、基地で購入先の決定権を持つ者が、かつて命を助けてくれた戦友だからととある商人を納入業者に指定して、その商人とともにすこぶる羽振りがよくなって、それと反比例して納入される武器の質がどんどん下がったせいで色々とバレてしまい、仲良く戦友同士でとっ捕まった例もある。
そんな感じで、悪評もある元兵士の商人だが、もちろん男はそんな悪評は知ったことではない。
彼は、若い頃に、父親以外の商人に雇われて散々こき使われてノウハウを学んだのだ。
もちろん、ある程度仕事を覚えたら父親から許可証を譲り受けて独立したから、だいぶ恵まれた立場なのはその通りだが、その許可証は親父が長年命を的に働いて子供――つまり男の代まで使っていいと王様に貰った立派な権利である。誰に恥じることもない。
ケイトと男が、同じ立場であるとして意気投合し、シラフのままでないといかんという話はどこへ行ったのか、さっさと酒を頼んで、偉大なる親父たちに乾杯を捧げた辺りで、そろそろ魔王の話を……と切り出そうとしたらケーイチも飲めと酒杯を押し付けられて、偉大なる親父たちに乾杯したのであった。
「なんの話だっけか?」
「あー、なんだっけ?」
「魔王の話です」
いい具合に酔いが進んできた二人が、ふっと我に返って発した自問に、すかさず恵一は答えた。
「あー、魔王の話だったな」
「おう、頼むぜ、おっちゃん」
「お願いします」
ケイトが、そこでそんな話どうでもいいじゃねえか、とか言い出すほどに泥酔してないのにホッとしつつ、頭を下げる。
「こう、いつものルートで移動してたんだ」
「ほうほう」
「んでな、明日はヴェスカウ伯爵の領地に入るってとこでよ」
「おおー、ヴェスカウ伯爵」
「ヴェスカウ伯爵って?」
よく考えもせず、知らん名前が出てきたから聞いたら、男は酔いのせいもあろうが大袈裟に伯爵を知らねえのか、と目を見開いて驚いた。
あ、やべっ、この国に住んでたら知ってないとおかしいぐらいに有名な人なのか。と失言を悔やむが、ケイトがすぐにこいつ世間知らずでさあ、と助け舟を出してくれる。
「兄ちゃん、そんぐらいは知っといた方がいいぞ。そりゃ、王様のお膝元のここで暮らしてここで死ぬんなら、知らなくても大丈夫っちゃあ大丈夫だろうが、知らないとそれだけで馬鹿にされる、っていうことはあるからな。ある程度は知っとかにゃあ」
「はい」
そこで簡単にではあるが、ケイトと男が伯爵について説明してくれた。
当代のヴェスカウ伯爵が、今年七十歳になるが、若い頃から勇猛果敢かつ忠義者で国の守護神のように扱われている武人であることは、誰知らぬ者もない。
「だから、おれぁ安心してたのさ。いっつも、あそこの領地を通る時はそうさ」
そんな武名高い領主が治めるところは、治安はよい。
盗賊やら山賊やらが大々的に活動すれば、そんなものを領内でのさばらせては我が名折れとばかりにすぐさま鍛え上げられた精鋭が駆け付けてきて、賊に身を落とした連中など雑草でも刈るように殺してしまう。
自然、そういうところでは悪党どもも仕事を控える。実際、よそで捕まった盗賊を取り調べたら、伯爵の領地を通過する時には一切仕事をしないようにしていた、と言うぐらいなのである。
そんなわけで、男も当然完全に気を抜くわけではないが、明日から伯爵領内だから安心だな、と思っていたのである
だが、宿をとって、酒場に繰り出すと雲行きが怪しくなってきた。
酒場に行くのは、飲食をすることと、今の恵一とケイトと同じく情報収集を目的としている。
客の中には、何人かはこれから自分が向かうところからやってきた者がいる。それとお互いの情報を交換するのだ。
それでも、その日は男はあまりそちらの目的に対して熱心ではなかった。
既に述べたように、伯爵の領内であるから、あまり心配していなかったのだ。
だが、酒を飲みながら聞くともなしに周囲の会話を聞いていると、真剣な顔付きで物騒な話に夢中になっている者が大勢いる。
その内容が、これから向かう場所の不穏な話であったので、さすがに男も不安になって話の輪に加わって行った。
曰く――
「魔王とその部下っていう軍隊が、伯爵の領内を荒らし回ってるんだと」
「マジかよ」
「ほ、ホントですか」
「あー、おれが実際にそれを見たわけじゃねえけど……冗談で言ってるようには見えなかったぜ。……だから、おれはそこから引き返して来たんだ」
男は、その行く先でそれなりの値段で売れるであろう品物を持っていたが、大事をとったという。
儲けをふいにしても、商人である男にその決断をさせたということは、やはりその時に聞いた話が、男に危機感を与える信憑性のあるものだったと考えるべきだろう。
「いや、でも、荒らし回ってるって……伯爵の軍隊はどうしてんのよ?」
「ああ」
と、男はケイトの疑問を当然のものというように頷いてから、言った。
「おれも、他の連中もそう思ったからさ、その話をしてた奴らに同じこと聞いたんだけどよ。どうも軍が動いていないみたいなんだ」
「えー、なんか、らしくねえなあ。そんなん出たって聞いたら、すぐに先陣切って突っ込んで行きそうなもんだけど」
ケイトはもちろん伯爵に会ったこともないが、そこは真っ先に飛び出して魔王を討ちに行くような、そういう人物像をイメージさせられるような話を聞いてきたのであろう。
「ああ、おれもそう思うんだけどさあ。どうも動きが鈍いらしいんだ」
「えー」
聞き知っていた武勇伝中の人物とはそぐわない行動に、ケイトは不満のようである。
「うーん、歳のせいなんかなあ」
「いやぁ、老いてますます盛ん、って噂だったんだがなあ」
ケイトと男が、揃って残念そうに首を振っているのを見ながら、恵一は一つの可能性に思い当っていた。
「もしかして……伯爵が自分の軍隊だけじゃ勝てない、って思うぐらいその魔王の軍というのが強いんじゃ……」
ケイトと男は、その発想は無かった、というふうな顔をした。
「いや、それじゃあ……本当に、魔王ってことか?」
疑わしい中に、僅かな恐怖が混ざった男の声音であった。
「あー、魔王なんて本当にいるとは思えんからさあ。どうせなんか勘違いしてどっかの盗賊団のアホが騙ってるんだって思ってたんだよなあ」
「あー、いや、まあ、そう考えるのが自然だよ」
この辺り、やはり男もケイトもこの世界の人間だ。魔王、という単語にどうしてもリアリティを感じられないのだ。
「まあ、本物の魔王だ、って決まったわけじゃねえけどさあ」
男が、言ってから溜め息をつく。
「兄ちゃんが言う通り、ヴェスカウ伯爵ほどの人が手出しできないとなると、そいつら相当に強いし、人数も多いんだろうよ」
男は、めっきり沈み込んでしまった。
いつものルート、と男は言った。その往来し、商売するのに慣れたルートが安全に通行できないとなると、死活問題である。
男は、恵一の言葉を聞くまで、どうも伯爵の動きが鈍いが、なぁに魔王を名乗るアホどもなどすぐに討伐されるだろう、いつものルートが使えないのも一時的なことさ、とタカをくくっていたようだ。
なんか、自分の一言のせいで沈んでしまったので、悪いことしたなと思いつつ、他に何か知らないかと重ねて尋ねるが、男は、そっから引き返してしまったからそれ以外は知らない、と言って、黙ってしまった。
これ以上聞き出せそうにないので、自分とケイトと、そして男がこれまで飲み食いした分のゴールドを出した。
最初の一杯だけ奢ってもらうつもりだったらしい男が、そんなにいいのか、と言ったが話を聞かせてくれたお礼だから、と、まあ落ち込ませてしまったことへのお詫びの意味も込めて払っておいた。
店を出て、しばらく歩きながら、会話が無かった。
最初の一杯をちびちびやっていた恵一に比べて、ケイトは男に付き合って二杯三杯と干していたから、酔ってもいるのだろうが、やはりあまり深刻に捉えていなかった魔王というのが、本物の魔王などではないにしても、ヴェスカウ伯爵ほどのお人が領内を荒らされても有効な対策が打てぬほどの、現実的にそれなりに強大な力を持つ脅威であると認識して、少し思うところがあるらしい。
「ケーイチさあ」
「うん?」
「ケーイチは、どーすんだ?」
唐突に振られて、戸惑う。
だが、考えてみれば唐突に、ではない。わざわざ酒場にやってきて酒食を振る舞ってまで話を聞いたのは、魔王が出たって言うぜなんか面白そうだぜ、というケイトの好奇心もあるが、そもそもは恵一の「記憶の手掛かり」を探るためなのだ。
「う、うーん」
どーすんだ、と問われて改めて考えてみるが、どうしたらいいのだろうか。
自分を呼び出したらしき少女は、魔王を倒せ、と言っていた。で、自分に会いに来い、そうすれば魔王への道を示すであろう、と言っていた。
だが、誰に聞いても魔王などというものは物語の中のものであって、現実のものではないという答えが返ってきて、どういうことなんだと途方にくれていたところに、突如として本当に魔王が現れてしまった。
これを倒せばいいのか、という話だが、まだ少女には会えていない。
少女に会っていない状態で魔王を倒したとして、どうなるのか? いや、そもそも少女に会ってその導きに従って魔王を倒したとして、どうなるのか? そこで使命を果たしたことを褒めてくれて、元の世界に戻してくれるのか?
今更といえば今更だが、疑問は後から後から噴出してくる。
とりあえず、数少ない手掛かりであり、それを必死に掴もうとしていたが、掴んだところでその先に恵一の求めるものがあるのかどうか。
だが、それでも――
掴みにいくしかない。それしかない。
実際に魔王が現れた以上、あの少女もそれに合わせて動いていて、自分が呼び出した男が魔王を倒そうとしていると知れば、向こうから姿を現すかもしれない。
かもしれない――としか言えないのが心細い限りだが。
「ケーイチ?」
ケイトが横から顔を覗き込んでくる。
「魔王を倒そうと思う」
キリッとした顔で言った。ケイトは、呆然としている。
あれ? なんかおかしなこと言ったかな? 恵一の個人的な思惑としては、あの少女と出会えることを期待しているわけだが、それを別にしても、魔王が出た、悪いことしてるらしい、ならば倒すべきだ、というのは当然の感覚だと思うのだが。
「いや、そりゃ、ケーイチはけっこう強いけどさあ」
うん、そうだ。けっこう強いのだ。
なんといっても、レベル10だ。
レベル10、である。
レベル10で魔王を倒しに行く。
そう思って、すぐにそりゃ自殺行為だから、もっとレベル上げろ、と思った。
「さすがに、魔王には勝てねえんじゃねえかなあ。いや、ホントに魔王って決まったわけじゃねえけどさ。伯爵の軍が手をこまねいてんだろ」
以前、ケイトが言っていた。
レベル50で達人クラスだ、と。
やはり、そのぐらいのレベルがないと魔王には勝てないものであろうか。
「まあ、ケーイチは、とにかく魔王を目指していけば、なんか手掛かりが見つかるかもしれない、って思ってんだろ」
「え? ああ、うん」
「別に一人で倒しに行くこたないよ。伯爵領内を荒らし回ってて、肝心の伯爵が手が出ないってんなら、討伐のために軍が動くから、それに入れてもらえばいいんじゃねえの」
「入れてもらうって……あ、そうか」
軍ということは、公的なものだろう。それにどうやって入れてもらうというのか、と聞こうとして、自分にはそういうのに使えるコネが無いこともないことを思い出した。
ちょうど先日、メリナ王女に魔王がどうのという話はしてあるではないか。ミレーナに頼んで王女に是非とも討伐軍に加えて欲しいとお願いすれば、レベル10で戦力にならんということはないのだから、聞き入れてもらえる可能性は高い。
「きっと大丈夫さ」
「そうだな、それでいくか」
「面白そうだから、あたしも行くぞ」
「え……」
一応仮にももしかしたら魔王なんだから、危険もあるかもしれぬ。ケイトは来ない方がいいんじゃないかなあ、という顔をしていたらしく、
「あたしだって、魔王がどんな奴か見たいぞ」
と、なにがなんでも着いていくけんね、足にしがみついてでも行くけんね、と言わんばかりである。
「んー、そうなると……アンも連れていくのか?」
アンを一人で残して行くのは、少々心配である。
彼女の王都暮らしもそこそこ長いので、金さえ渡しておけば大丈夫だとは思うのだが、父を失った経緯から、特に親しい人間以外への警戒心は強いものの、根本的に朴訥なところが多々あり、一人で王都の立派な家に住んでいるのを知った悪い人間に騙されたりしないか不安である。
「おう、まあアンも着いて来たがるだろうしな」
「うん、まあ、そうだね」
やっぱり、連れて行った方がいいだろう。
「あ……」
と、ケイトがなにかに思い当ったように、呟いた。
「ん? どうした?」
「いや、エリス……」
「え? あ、あー、そうかあ」
あと二カ月、エリスは禁固刑を受けねばならない。
魔王討伐の軍が結成されるのに、二カ月もかかることはあるまい。その勇猛をもって知られるヴェスカウ伯爵も手こずる脅威は、既に王都に伝わっているのだ。
「うーん、誰かが差し入れしないと、エリス困るしなあ」
店に行って草を買ってくるぐらいなら、看守に謝礼を弾めばやってくれるかもしれないが、例のスライムを作るまでやってくれるであろうか。
「おれは、ちょっと……」
せっかく、なんらかの手掛かりが得られるかもしれないのだ。なんとしても、自分は行きたい。
「あたしも行きたいぞ」
ケイトも、一度興味を持つととことん食らいついていく性質なのはわかっている。
「あ、そうだ」
と、そこでふと、かなりの名案が閃いた。
「なんかいい手あるか?」
「ゲオルグさんだよ」
「んー?」
「ゲオルグさんに、代わりにやってもらえばいいんだ。……いや、さすがにあの人が当の債務者だから、借金の取り立ては任せられないけど、差し入れなら……」
「おー、そうかあ」
エリスと顔を合わせるのを徹底的に嫌がっているゲオルグだが、仕事としてそれで謝礼が貰える――その分、借金が減る、というのならばスライムを作るぐらいはやるだろう。もうそれすらしないと言うならいよいよぶん殴る必要があるが。
「おー、いいんじゃねえか、それ。ていうか、嫌とは言わさねえ、やらせようぜ」
はっきり言って、魔王討伐に同行したいケイトとしてはゲオルグ以外にそんなの頼める相手がいないので、なんとしてもやらせるつもりである。
「よっし、今日はもう遅いから、早速明日、エリスんとこに行こうぜ」
「うん」




