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呪術師のエリス

「うがっ」

 アンが低く吠えた。

 恵一が連れてきた少女を見た瞬間にだ。初対面から失礼極まり無いが、顔色の悪さが重病人のそれであり、それが自分の足で立ってけっこう普通に歩いているのだから、まるで人ならざるものか何かに見えてしまうのも無理はない。

「ああ、ケイトのお客さんだよ」

 と、恵一が言うことである程度は警戒を解いたものの、決して近付こうとはしない。

「まあ、座って」

 自分が座っていた椅子を少女にすすめる。

 少女は、頭を下げて椅子に腰を下ろした。

 初めて見た瞬間の衝撃を引きずっていた恵一だったが、ようやく落ち着いて少女を観察する余裕が戻ってきた。

 で、見れば見るほど顔色の悪さばかりが目につくが、強いてそれを排して観察してみると、顔立ち自体はまあまあ整っている方だ。

 漫画などで、病弱な女の子のキャラクターは多く、大概が読者の保護欲をそそるように造形されており、恵一もけっこう好きなタイプなのだが、顔色がここまで悪いと、自分が守って上げなければという保護欲を通り越して早く病院行けよという気持ちになってしまう。

 だがしかし、そんな顔色のくせに、顔色以外はけっこう普通にしているのである。接する時間が長くなるにつれて、そのことに気付き、気付いた以上はそれが気になって仕方が無い。

 青い肌をしたイグルート族のように、もしかしてこういう顔した人間とは別の種族なんじゃねえかと思いすらする。

 顔のことは気にするな、と当人は言っていたが、どうしても気になってしまう。

 いっそ、不快がられるのは覚悟の上でストレートに聞いてみようかとも思うものの、不快になられるならまだいいが、傷付けて悲しまれたらどうしようという思いが先に立つと覚悟が決まりかねる。

「たっだいまあ」

 で、まごまごしているうちに、ケイトが帰ってきた。

「ああ、ケイト、お客さんだぞ」

 恵一は、救われたように言った。きっとケイトならば、自分がうじうじと覚悟を決められないこともどんどん聞いてくれるだろう。

「客ぅ?」

 ケイトは言いながら部屋に入ってきて、椅子に座っている少女を見た。

「うおあ、すげえ顔してんな!」

 もう、期待以上に気遣いもへったくれも無い子である。そこで顔と言うのは誤解を招くからちゃんと「顔色」と言うべきであろうと恵一などは思う。

「えっと、会うの初めてだよね? なんの用? ……てか、治癒士んとこ行った方がいいんじゃない」

「顔のことは、別に病気ではないのでお気になさらず」

 情報が増えた。病気というわけではないらしい。

 それならそれで、じゃあなんなんだよという新たな疑問が湧いてくる。

「私、エリス・アッシュと申します」

「ふうん、エリスね」

 少女――エリスは、懐中より何か文字が書かれた紙を取り出して、それをテーブルの上に広げて置いた。

 自然、何が書かれているのかに目が行く。

 五万ゴールド、月に一割、等々の単語が目についた。

 それらの断片的な情報で、それがなんなのかはすぐにわかった。

「あー、はいはいはい、そうか」

 ケイトは、何度も頷いた。

「つまり、あんたがあたしの債権買い取った……新しい債権者ってわけだ」

「その通りです」

 エリスはこくりと頷くが、ケイトとそして恵一もやや疑わしげである。債権を買い取ること自体はゴールドを持っていればいいことだが、ケイトと同年齢ぐらいに見えるこの少女がそれほどの大金を用立てることができたのだろうか。

 しかし、現に彼女はケイト名義の借用書を持っているのである。

 これの前の持ち主である金貸しどもはその道のプロであり、こんな少女に騙し取られたりするとも思えないので、やはりエリスがきちんと彼らの納得する額を払ったのだろう。

「早速、新たに私と契約を結んでください」

「んー」

 ケイトは、腕組みしつつ考え込んでいる。

「ちなみにさ、あんた一人でこんなことしてんの? 見たとこあたしとそんな歳変わらないだろ」

「……私は今年で十五になりますが……つまり、私みたいな子供が一人でこんな仕事してるのは不思議だ。誰か大人の下についてやっているのか? ということでしょうか?」

「ああ、まあ、そんな感じ」

 エリスは、さっきからずっと続けている事務的な態度を全く変えない。そういう類のことを聞かれるのは慣れているといった感じだ。

「私は、特に誰かの下についているわけではありません。私一人でこの商売をやっています。もう二年になりますか」

 恵一とケイトは思わず顔を見合わせる。二年ということは、十三歳の頃から金貸しをやっているということか。

「りょ、両親は!?」

 思わず、恵一は口を挟んでしまう。こんな子供が、おそらく色々と危険も多いであろう稼業に手を出しているなど、親は何やってんだ、という疑問が生じ、それをそのまま口にしてしまった。

 だが、そんなの聞かないでもわかりそうなもんではないか。口にしてしまってからそのことに気付く。

 でも、もう口にした以上それを無かったことにはできない。

「死にました」

 果たして、最も容易に予想できた答えがエリスから却ってきた。

「あ、ああ、そうか……ごめんね」

 恵一としては、思い切りバツの悪そうな顔になって下を向くしかない。

「あー、エリスさあ。そんなんで大丈夫なん? アレだろ、普通に金貸すだけじゃなくってさ、プロの金貸しが投げ売りしたような債権買ったりしてんだろ? そんなのタチの悪い借り手が多いだろ?」

 と、ケイトはぐっと眉間にしわ寄せて、タチの悪そうな顔をしつつ言った。

 恵一は、いまいちケイトの意図をはかりかねたが、ケイトはエリスが一人で仕事をしていて、組織などの後ろ盾が無いのを知り、現在の条件よりも有利な条件で契約を結び直そうと目論んでいるのである。

「なんとかやってますよ。最初は色々失敗もしましたが」

 なんでもない世間話のようにさらっと言うのだが、二年の経験を積んだ今でさえ十五歳の少女なのだから、相手にナメられたりもするだろうし大変そうである。

「んでさ、条件なんだけどさ」

「ええ、五万ゴールド、月に一割の利子払いですね」

「それさ、ちょっと変えてくんない?」

 変える、という言葉を使っているが、この状況でケイトがそう言うということは、要するに利率を下げるなどして条件緩くしろ、ということである。

「いえ、私はこの条件であることを前提に購入代金を払ったのですから、これでお願いします」

 当然というべきか、エリスもすんなりと受け入れてはくれない。

「この契約はまだ生きています。立会人のところに持ち込んでもいいんですよ」

 譲渡の際には、債権者の名前がエリスに書き換えられており、これが一定期間効果を持つようになっている。

 その期間中に、改めて契約を結び直すのである。

「まあまあまあ」

 契約を盾に強く出られると、当然ケイトとしては引かざるを得ない。

「どうせ、けっこう安く買い叩いたんだろぅ」

 引いたと見せて、諦めずに食い下がる。

「いくらで買ったんだよ。あたしだって、あんたに儲けさせないって言ってるわけじゃないんだぜ」

「言う必要はありません」

「まあまあ、そう言わずに」

 その後も、しつっこく食い下がり、果ては同年代で同性で、両親を亡くしているという同じ境遇であることまで持ち出して同情を引いたりしようともしたが、エリスは全く動じない。

「ちぃっ、しょうがねえな」

 ケイトは遠慮なく舌打ちしつつ、同条件での契約更新に同意した。

「じゃ、契約するか。言っとくがな、別に金返さんつもりじゃないんだぜ」

 この辺り、ケイトには変なこだわりがあって、あわよくば負けさせようとしながら完全に踏み倒そうとしていると思われるのは心外なのである。

「で、どうすんだよ。立会人は、同じあのおっさんか」

 ケイトが言うあのおっさん、というのは前の契約の立会人をやった魔術師のことだ。

「いえ、立会人は必要ありません。魔術印の承認等は私がやります」

 エリスが言うように、立会人は必ずしも立てなければならないものではない。債権者がやれるならば、それでもいいのだ。

「え? お前、魔術師なの?」

 だが、そうなると必然的に、エリスは魔術師であるということになる。

「え、いや、レベルいくつよ?」

 既に以前述べたように、高レベルの魔術師によって魔術印などを無効にされかねないので、あまりレベルが低い魔術師は立会人としては不適当である。

「レベル12です」

 十五歳でレベル12――それは、凄いのだろう。

 凄いのだろうが、五万ゴールドの契約の立会人或いは当事者として魔術印を承認するのに相応しいか、と言えば分不相応と言うしかあるまい。

 ケイトはレベル3なので、純粋にそれに対抗するにはレベル12というのは十分であるが、ケイトがより高レベルの魔術師を雇ったらどうするのか。

 当然のことながら、高レベルの魔術師を雇うのにはそれだけ金がかかる。それに加えて契約破りというのは、やはりそれはそれとして罪になるのでまっとうな魔術師はやりたがらない。

 そうなると、まっとうではない魔術師に頼むことになるが、高レベルの魔術師は正業で生計を立てることができるので大概まっとうに生きている。

 で、これも当然のことながら、せっかく見つけたまっとうではない高レベル魔術師も、まっとうではないだけに吹っかけてくるのが確実であり、相当金がかかる。

 それらのことから、できるだけ立会人のレベルは高いのが望ましく。レベル12というのは抑止力としてやや弱い。

「……いや、あたしはいいけどさ」

 こう見えてまっとうなケイトは言った。

「レベル12じゃ、けっこうやりにくくないか?」

 あたしはそんなことしないけど、タチの悪い借り手の中には、そういうまっとうじゃないことするのもいるけど大丈夫か? というのがケイトの疑問である。

 それとも、こいつはまずいと思ったら高レベルの立会人を立てたりと、相手を見て対応を変えているのだろうか。

「大丈夫です。レベル12ですが……まあ、20以上と考えてください」

「は?」

「え?」

 なんか、変なこと言い出した。

 しかし、これまでの様子からして、このエリスという少女はあまり突拍子もないことを言い出すような人間には見えなかったので、恵一もケイトも戸惑った。

「あ!」

 首をかしげるばかりの恵一と違い、ケイトは何かに思い当ったように声を上げた。

「お、おま、お前、まさか……」

「ん? なんだよケイト」

「まさか……いや、そうか。病人でもねえのにその顔、そういうことか……」

 苦虫噛みつぶしたようなケイトを、恵一は固唾を飲んで見つめている。どうやら、ケイトはエリスの不思議な言葉に対しての答えがわかっているらしい。

「そういうことです」

 無表情だったエリスの顔が、初めて変化した。

 唇を少し歪めた……笑顔と言うには抵抗がある笑みを見せていた。

「ケイト、なんだよ、どういうことだよ」

 たまらずに、恵一がケイトに聞く。

「こいつ……呪術師だ」

「じゅじゅつし?」

「……ああ、そうか、記憶喪失だもんな」

「……うん」

 記憶喪失ということになっている恵一は頷いた。

「魔術師、なんだよな?」

「ああ……」

 魔術師というと、随分と幅が広くなる。魔法の類を使用する者は全てそうだからだ。

 既に恵一もお世話になったことがある治癒士などは、その中でも治癒魔法を得意としている者を指す。

 別に国家の資格というわけでもないので、当人が治癒士を名乗り、他人が認めれば治癒士である。

 ただ、需要が多く、それだけで十分に食っていけるだけに、治癒士であると看板を掲げている者が大勢いて、ある程度の客がついていれば皆が治癒士と呼んでいるというところはある。

 それでいくと、呪術師というのは、呪術を得意としている者であろう。

 呪術というのも魔術の一種らしいが、ケイトがそれを口にした時に、押え切れぬ嫌悪感とそしてなにより恐怖を抱いているらしいことが声音と態度から容易に知れた。

 どうもあまりよいイメージは無いらしい。

「えっと、レベル12だけど20以上ってのは?」

 最大の疑問点を口にする。

 ケイトがそれからの連想でエリスが呪術師であると看破したことから、それが呪術の特徴なのだろう。

「実際のレベルの倍ぐらいの力を発揮できる。……それが呪術の怖いとこなんだ」

 と、そういうケイトは、あからさまにエリスを怖々とした目で見ている。

「倍! それじゃあ……」

 みんな、呪術をやりたがるのでは? と思うが、呪術師がそこかしこにいるものではないというのは、ケイトの反応を見ればわかる。

 それに、普通に考えてそんな上手い話があるのか、という疑問もある。

 その疑問に、ケイトは頷いた。

「もちろん、他の魔術に無い代賞があるんだ」

「そ、それは?」

 ケイトはすぐに答えずに、エリスを見る。つられて恵一も彼女を見やった。

「あ、まさか……」

「そう……自分の体だよ」

 呪術以外の魔術とて、もちろん無尽蔵に使えるわけではない。魔術のスタミナのようなものがあり、それが無くなれば、回復するまで使えない。

 回復するのに、特別な手段は必要ない。一番確実なのはよく休むことだ。それで完全に回復する。それ以外にも色々と方法はあるが、とにかく休めば回復する。

 それに対して、呪術は使えば使うほどに健康が蝕まれていき、それを回復する術はほぼ無いと言っていい。

 恵一は、エリスの顔色の悪さに得心がいった。これは、呪術の代賞なのだ。

「でも……顔色はよくないけど、普通に喋ってるし、それほど辛そうには見えないけど……」

 歩行も、ごくごく普通の速度で歩けるようだし、顔色が悪いだけで不健康には見えないのだ。

「あたしも、呪術師なんて会ったことなかったから話に聞いただけだけど、けっこう波があって辛い時はホント辛いらしいぜ」

 言いながら、探るようにエリスを見る。

「そうですね……今はよいですが」

 澄ました顔で言うのだが、十五歳の少女がなんでまたそんなものに手を染めたのか。

 知りたいとは思うが、そんなものどうせろくでもない理由に決まっている。おそらくは彼女にとってもあまりよい記憶ではないだろう。

 ケイトの反応からしても、どうも好かれている存在ではないようだし、そのようなものに自ら進んでなったとも思えない。

 好奇心が騒ぐのは事実であるが、それを押さえて、恵一は話を戻した。

「それで、エリスはケイトと契約を結び直したいんだね」

「はい」

「ちょ、ちょっと待て!」

 ケイトが椅子から転げ落ちそうになるぐらいに引きながら叫んだ。

「じゅ、呪術師なんかと契約したくないぞ!」

 ケイトの嫌悪感は相当なものだ。

 いや――それよりも、やはり大きいのは恐怖だ。

「ケイト……」

 恵一は、どうケイトを宥めたものかと思案しつつ声をかけたが、その声の調子などから恵一の意図を察してケイトがまた叫んだ。

「ケーイチは知らねえから! 呪術はコントロール難しいんだ」

「え?」

 ケイトが言うには、呪術が嫌われているのは我が身を犠牲にして大きな力を行使するということだけが理由ではない。

 他の魔術に比べて、加減が非常に難しく、痛めつけるだけのつもりで勢い余って相手を殺してしまう、なんてことが珍しくないらしい。

 契約以上の罰を与えるには相当な力を必要とするが……そもそも本来の倍の力なのだ。

 もちろん、そのようなことをすればその代賞はより大きく術者の体を蝕む。だが、それで殺される方にしたら、そんなものは僅かの慰めにもならない。

 他の魔術ならば存在する「術者の限界」というブレーキがぶっ壊れているのが呪術である。

 そうと聞くと、ケイトが嫌い恐れる気持ちにも頷ける。

 我が身を代賞に本来の力以上の力を行使するというのは、なにか悪魔的な、よからぬものの力を借りているのではないかというイメージにも繋がりやすく、嫌われるのも正直納得である。

「えーっと、ケイトがこうまで嫌がってるんだから……」

 と、そこまで言ってエリスの「絶対に契約してもらう」という堅固な意志を、その無表情から察してしまって恵一は唸った。

「他の魔術師さんに立会人なってもらうのはどうかな。それに払うお金はこっちで出すからさ」

 苦し紛れに言ってから、これは悪くない話だと思った。エリスにしてみれば、名義書き換え後の期間中に契約が結び直せればいいわけで、それに余分にかかる費用がこっち持ちならば文句はあるまい。

 ケイトも、恵一の提案を聞いて、それだ! とでも言うように顔を上げた。

「いえ、私と契約してもらいます」

「な、なんで……」

 頑ななエリスの様子に、恵一は愕然としてしまう。別に、契約をしないと言っているわけではないのだ。

「面倒です」

 ばっさりとした理由である。

 確かに、ケイトが違反等をして契約にある罰則を発動する際に、立会人の魔術師に頼まねばならず、自分でできるエリスにしてみれば、それは面倒なのではあろうが。

「いや、でも、ケイトがどうしても嫌そうだしさ」

 食い下がってみるが、エリスは頑なに認めない。

 対面以後に感じ続けた冷静沈着さから、この歳で金貸しなどやっているだけあって諸事ビジネスライクなのだろうなと思っていたのだが、その認識を改めざるを得ない。

 別に自分に損は無いのにそこまで拒むのは、なにかビジネスを超えた執念を感じる。

「……いいよ、ケーイチ」

 ケイトが、観念したような声で言った。

「あんまりごねて、変なことされても困るしな」

 変なこと、というのはエリスが呪術を使ってケイトを害してくることであろう。

「はぁ……全部がいい方にいい方に転がってると思ってたのになあ」

 いつになく落胆した様子である。

「まさか、呪術師なんかと契約する羽目になるとはなあ……」

 そのケイトの落ち込みっぷりに、凄く嫌な気持ちになる。いつも必要以上に元気な子なので、こういう姿は見たくない。

「エリス」

「はい?」

 自分には何ができるというわけではないが、何か言わずにはいられなかった。

「ちゃんと金を返している以上、何もしないな」

「当然です。月に一割の利子を払い込んでくだされば、何をする理由もありません」

 それは金貸しとして、あまりにも当然の答えである。

「もし……もしも万が一のことがケイトにあったら……」

 果たして、この言葉がこの十五歳にして呪術に手を出し金貸し歴二年の人間に対して、どれほど効果があるかは怪しいものであるが――

「おれは、君を殺すよ」

 思い切り、目に、声に、殺気をこめたつもりだった。それが僅かにでもエリスへの抑止力にならぬかと期待して。

 わかってはいたが、そんなものに彼女は怖気づきはしない。

 だが、その無表情は、意外なもので崩れた。

「ふ……」

 笑みだ。

 先程の、唇を歪めた、そうと呼べるか怪しいものとは違う。

 それは、確かに、笑みだった。

 僅かにだが、温かさすら感じさせる笑み。

「心配せずとも、返済の意思がある以上、問答無用で罰則を発動させたりはしませんよ」

 そう言った時には、また無表情に戻っていた。

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