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end14「仲良くね。」

※この話は全年齢対象(グロくない)です。

作者が小説初心者の為、誤字脱字、ミス等ございます。お許しください。


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Kがパラパラと本を開く。

『…貴方はどうして此処へ?……と言っても、気づけば此処にいるんでしたね。でも全員、なんらかの悩みがあって来るんですよ。友人関係だったり、恋人の事だったり、家族の事だったり。』

あるページで止まり、そのページから一輪の花が出てくる。

『ひとつ、慣らしとして話しましょう。このEnd集に入っている話が、どう言うものか知って貰いたいので。』


彼は僕の事が嫌い。

僕も彼の事が嫌い。大嫌い。

「こら、喧嘩しない!○○くんをいじめない!」

先生が叱ってくれた。はは、良い気味だ。

まあ僕も後から仕返しして結局喧嘩になる。そんな時を過ごしていた。

---

もう会うことなんて無いと思っていたのに。

2度と会うとは思ってなかったのに、何故?

『久しぶりだな、』

ああ、懐かしい。君はあの頃から変わってないんだな。

『はは、この落ちこぼれが。八方美人で、周りに気持ち悪いくらい気を遣おうとかして。』

何だ、此処に来てまで喧嘩をしたいのか?

『先生がずっと言っていた《仲良くしなさい》は、無理なようだな。』

そりゃそうだろうね。君と僕とじゃ、あえないから。

君はやっぱ変わらないな、口調とか見た目とか。髪が短くなったくらいか?


どうした目を擦って。眠いのか?嫌いな奴の目の前なのに?

というか、僕の話聞いてる?絶妙に噛み合っていないというか…無視してるというか。ねぇ、



彼はしゃがんで僕の足元に

"一輪の花を置いた"

『○○くんは気づけましたかね。』

とKは呟いて本を閉じる。

『次はどんな話が良いですか?』


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※この話はフィクションです。現実の人、団体、事件等に関わりはございません。

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