変架4話
翌日、キーアは朝早くお店に赴く
「おはようございます。」
ミレイ(店主)が応答する
「いらっしゃい。今日も異世界に行くつもりかい?」
はい。と返答したあと店が異世界仕様に様変わりする
キーアは店の外に一旦出て、店に戻る
「街を散策しても大丈夫ですか?」
ミレイはナビ代わりの小型端末を渡す
「はい。これはあなたの物よ。」
ありがとうございます。と言ったあとキーアは外に出て街を散策することにした
街を歩いていると人間以外の種族がいることに気付く
キーアはナビ端末をあてにしながら様々な店を見回す。そして、気になった店に踏み入れる
そこは魔法屋であった
キーアは球体に色がついている物をもの珍しく見る
魔法屋にいる店員さんが話しかけにくる
「その球体のなかに魔法の素になる魔力が閉じこもっているのよ。」
キーアはそうなんですか。と関心を持ちながら返答するも手持ちのお金がないので店を出る
「そういえばお金を持っていなかった。」
ナビ端末に頼りにしながらミレイの店に帰ってくる
「おや、帰ってきたのかい。」
「あの、、。この世界でお金を稼ぐにはどうしたらいいのですか?」
「そうだね…私の店の手伝いといっても人手が足りているから他の店で働くか頼み事があるひとのお手伝い屋さんになるか。くらいかしら。」
キーアは悩みながらもお手伝い屋さんのことの詳細を聞く
「私、お手伝い屋さんになりたいのですが、どこにいけばいいんですか?」
ミレイは返答する
「ナビに記されているギルガルードっていうところがお手伝い屋さんとして登録するところよ。私も一緒について行ってあげるさ。ユーカリ、店番よろしくね。」
ユーカリはコクリと会釈で返答する
2人はギルガルードに着く
「こんなところがあるんだ。」
と関心していると受付の人がこちらへ来る
「ミレイさんじゃないですか。今日はどんなご用事できたんですか?」
ミレイはキーアの肩を軽く叩いて
「この子がお手伝い屋さんになりたいって言うからきたのよ。」
「そうなんですか。」
と受付のひとは返事をして書類をキーアに渡す
「これに必要なことを書いてくださいね。」
キーアは渡された書類に記入しながらも気になる部分をみる
そこには色々な地名が書かれていた
地名を気にしながらも書類提出する
受付の人が書類に目を通して記入漏れがないか確認する
「これで大丈夫ですよ。ご登録された記念にコレを差し上げます。」
キーアはお手伝い屋となった記念に必要な装備を獲得した
そしてミレイが依頼主としてキーアにあるものを人に渡す依頼を出す
「(ナビに記されている)ルカさんという人に渡せばいいんですね。」
とキーアはミレイに確認をとる
「そうさ。ガルードになった初の仕事だよ。」と言ったあとにミレイは店に戻っていった
キーアはルカという人物にミレイから預かった物を渡しにいくこととなった
そして
「たしか場所はここだったはず。」
とひとりごとをささやきながら扉をノックする
すると、一人の人物が出てくる
「なにか用かしら?」
その問いにたいしてキーアは
「あの、これをミレイさんから渡してもらうように依頼があったんですけど。ルカさんですか?」
「ええ、そうよ。」
と返事をする
キーアは依頼を完了した通知を小型端末に転送する。
その様子を見たルカが喋り始める
「その端末持っているんだ。私もガルードなの。歳はいくつ?」
「今年、じゃなくて今は17歳です。」
ルカは若干、驚きながらも
「私は20歳よ。よろしくね。」
他愛のな会話が終わったあとにキーアはミレイの店に戻っていった