変架3話
現実世界に戻ってきたキーアは帰宅した
キーアは母親にあることを伝える
「一人で旅したいんだけど、いいかな?」
「駄目よ。まだ高校生なんだから。急にどうしたのよ?」
「夏休みの課題が決まらなくて─」
「それなら近所にある図書館で調べものしたら見つかるわよ。」
キーアは図書館でひらめいた
「わかった。そうしてみる。」
翌日、キーアは図書館に向かい
図書館でファンタジー作品の本を手に取って読む
「実体験を課題作品にしたらいいかもしれない。」
キーアは図書館でファンタジー作品を読んだあと、帰り道に例のお店に寄る
店主がいらっしゃい。と言ったあとにキーアが言葉を発する
「あの、私も異世界でなにかできませんか?」
ミレイは驚きながらも返答する
「そうだねぇ…。店のお手伝いから始めてもらおうかしら。」
キーアはわかりました。と言ったあと
身支度を整える
そしてミレイとともに異世界へ向かう
キーアは店の外に出て異世界の空気を吸いこんだ
「(親が心配しない時間に帰らないと)」
店の外で背筋を伸ばしたキーアは店の中に戻って手伝いをする
店の手伝いをしているとエクレアが飲食店から戻ってきて話す
「あっ、キーアがいるじゃん。どうしたの?」
「異世界で生活したことを夏休みの課題にしようと思って。」
エクレアはそうなんだ。と返事をしたあとに元の世界に戻っていく
「店が変わらなくても異世界から帰れるんですね。」
「エクレアは特別な物を持っているから、異世界から戻れるのよ。」
キーアは疑問に思ったことを口にする
「エクレアさんってもしかして、異世界と私が住む世界を繋ぐ役割をしているのですか?」
その疑問にミレイは答える
「そうね。あなたの世界でいう魔法みたいなものを使えるようなものよ。」
ミレイは続いて話し出す
「あなたも適正があるかもしれないから、テストするわよ。」
キーアは店内の掃除をしてた作業をやめて試験をする
ミレイはキーアの手のひらをみて
「いまのところは特になさそうね。」
キーアはそうですよね。と顔で答えて苦笑いする
ミレイ
「そう落ち込む必要ないわよ。(異世界で生活を送っていたら)目覚める能力があるかもしれないし。」
キーアはわかりました。と言ったあと、店内の掃除を続けることにした
そして現実世界で夕方になった時間となり、異世界から現実世界に戻ってくる
ミレイがお疲れ様と言ったあとにキーアは作業を止めて帰ることにした
一方、エクレアはモデルを目指すために養成所で練習に励んでいた
自宅に帰ったキーアは課題のタイトルを決めていた
「異世界 物語」