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第24話 パーティ内 ニート

『ギナウダンジョン』へと突入した俺たちは、何処からともなく湧いてくるモンスターを倒しながら進んでいた。


 前方のモンスターは、コノエが"忍術"という技や"忍具"という武器を使い数を減らし、レイスが残りを倒す。後方は、俺の担当ではあるものの、キャルメルが俺よりも早く魔法で殲滅する為、あまりにも仕事をしてなくて不安になってくる。


 そうして、早くも地下五階層まで来たものの、そこからが長く、大量のモンスターを倒しながら探索するも、キリがない様に感じる。そうして、歩き回っていると少し開けた場所に着いたので、休憩する事にした。


「向こうの壁の方にトラップがあったので近づかないで下さいね。あとなんだかここの階層、特にモンスター多くないですか?」

 ずっと気を張っていたコノエは流石に疲れが顔に出ている。


「そうね…多分だけどこの階層に、このダンジョンでモンスターが異常発生してる原因があるんだと思うわ……」

 カフカがそう予測を述べる。俺も同じ意見だ。


「ギャウ !ギャウ!」

 …………!?後ろからモンスターが来てるな。しかもかなりの大群だ。ダンジョンの狭い廊下を我先にと言わんばかりにこちらへと迫ってくる。今度こそ……! 俺は戦闘態勢をとる。

「よし! 俺が引きつけ「【排除せよ業火よ(リジェクトバーニング)】!!」………」


 キャルメルが突き出した杖から、強烈な業火が噴き出した。業火が通り過ぎ砂煙が晴れると、ダンジョンの通路を埋めるほどのモンスターは骨すら残っておらず、無慈悲に燃え尽くされていた。


「キャルメル! どうしたのさ、さっきから様子が変だよ……。魔法は温存しておいた方がいいっていつもキャルメルが言ってるのに、そんなにいっぱい使って……。そもそも、後ろはシルトに任せるって話だったじゃないか」

 あまりの魔法の乱発にレイスも困惑を隠せないようだ。


 コノエやカフカも概ね同じ事を思っていた用で頷いている。


「別にいつもと変わらないわよ。魔力だって私は、そこら辺の雑魚とは違ってまだまだ余裕よ」

 キャルメルは何も無いと言わんばかりの態度だ。俺としては、キャルメルの魔力より、こんな強力な魔法を乱発してダンジョンの耐久性的な面の心配の方が強い。でも、怖いから指摘出来ねぇ………。


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