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創作メモ1(失踪はしない宣言的なのもの)と、ショート短編

作者: 山森三郎

お久しぶりです。今回はタイトルにもありますが、生存通知的なやつと、おすすめのワードとか

創作メモとか、あと短いですが短編ストーリーを書いてみました。すぐ読み終えれると

思いますので、よければ読んでください。

創作メモ

混ぜたら何かしら面白くなりそうな話、及び団体や事象等


scp2935 ああ死よ

scpCN 1000 噎鳴

scp5000 どうして?

scp777 砂の王国

scp1985 回収したK-クラスシナリオ

scp4971 儀式  特殊クラス Cernnuos ケルヌンノス

scp3054 クラッグスタッフ療養院

scp3127 19歳のジェシカ・ランバートと

 異常な大きさの雌豚よ、永遠に

scp938 jp たからばこ

アリソン・エッカート番号:アリソン・エッカート


死の終焉ハブ

AIAD

たのしいざいだんハブ


LV-Zero 捲られたベール シナリオ

マンハッタン次元崩落テロ事件

マリアナ海溝から回収された文書

多元宇宙とたんぽぽのお酒について


日本超常組織平和友好条約機構

第五教会

プロメテウス研究所

闇寿司

回らない寿司協会

蛇の手

世界オカルト連合





短編1 この世界に残されたもの、これからこの世界に起きること



薄暗い部屋に、どぎつい明るさの非常灯がともった部屋で二人のエージェントが向かい合っていた。

a: 外部との連絡も完全に途絶えてから、もう丸一日経つ

b: 口に出すのも恐ろしいけど、いよいよ来るみたいね。世界の終わりってやつが

a: エージェント真野、こんな時にふざけないでもらえるかい?陳腐な映画でも

そんな台詞言わないぞ。

もう一人のエージェント住田は、そう言うと胸のポケットからタバコを取り出して火をつけた

真野: ちょっと、私タバコ嫌いなんだけど、スモークハラスメントよ?

住田: ふー・・・ちょっとだけ待てよ。これが最後のタバコになるのかもしれないんだから。


1分くらいの沈黙が続いた、その間住田は、天井とタバコの煙しか見なかった。部屋はしっちゃか

めっちゃかの荒れ放題だが、そんな事はもう些末な事以下だった。何も考えずただただ、タバコを

くゆらせた。真野はというと、スマートフォンを操作はせずに、画面だけをじっと見つめていた。


住田: さて、じゃあ始めるとするか

そう言うと、住田は隣の部屋をあごで指すと先頭をきって移動を始めた真野も後ろに続く


真野: この装置、ちゃんと動くの?前に使ったの何時よ

住田: なんでも電気では動いてないらしいからね。動力は不明だそうだ。

この部屋は部屋の中央に置かれた、どう見てもフラフープにしか見えない安物のプラスチックの

物体だけのためにある収容室兼、実験室である。このフラフープは「救済の坤輪」という

Thaumiel SCiPで、この輪を持つ人物が危機的状況に陥ると輪の中からその状況を打破できるで

あろう何かが出てくるといったものである。と、住田が説明した。


真野: なんかざっくりしてて、不確かじゃない?とても信用できないわ

住田: 他にこの状況をなんとかしてくれる案は無いよ。

 住田はそう断言すると、まるで何かの儀式を始めるかのようにゆっくりとすり足で

SCiPに近づき、おもむろに持ち上げ念じた。


住田: ・・・こい・・・来い!

 異変は直ぐに起こった輪の中心には今までは何も無かったのだが、何らかの空間の

ゆがみが発生し、眩しい光が部屋中に広がっていく


真野: 神様・・・

普段は正月の三社参りすらしない真野も、今ばかりは神に祈らざるをえなかった


ゆっくりと光が消えていき部屋が元に戻る。


真野: ???何も現れなかった?

住田: そんな・・・何らかの事象は起きたというのに、からクジかよ・・・

がっくりと住田がひざをついた、が

c: いや、成功だよ。

突然部屋に第三者の声が響いた。折り重なったデスクの裏からひょいと

小柄な人物が顔を出した。

住田: 子供?・・・いや、その首飾りは

子供には全く見覚えが無かったが、その首にぶら下がった首飾りには見覚えがあった

住田が小さく、やがて少しずつ大きな声で笑いだした。

真野: 住田?どうしたの、まさか精神汚染、まずい!

真野が子供と住田から大きく距離を取った。それを見て住田はおっと、という表情

になり


住田: すまない、彼はこうは見えるがブライト博士だよ。君も聞いたことくらいはあるだろう。

真野: ブライト博士?あのブライト博士なの!?

ブライト: ご名答です、パチパチ。

と子供は無邪気に笑い拍手のジェスチャーをした。


それから暫らくして


ブライト: なるほどね、つまりはっきりとした原因は分からないが、何らかの

SCiPの収容違反によって他のサイトとは全く連絡がとれなくなった、と

一応聞くけど実際に外の様子は見た?

佐田: いや、確認できていない、というかここまでの収容違反は今までの

インシデントレポートでも見たことが無い。確認しない方が正解だろうと

判断した。遠隔ロボットによる生体反応だけは確認したが、このサイトの

我々2人、今は3人だが・・・を除いて全く感知しない。念のため半径10キロにも

探知ビーコンを載せたドローンを飛ばしてみたが・・・


ブライト: だめだった、と

住田: ああ。どうしたらいい?あんただけが頼りなんだ。

ブライト: ふーん・・・まあ、とりあえず安全な場所に移動しようか

真野: 安全な場所なんてないわ!ふざけないで!

ブライト: 怒らないでよ、君たちは実に運がいいね。

丁度、この実験中に僕が飛ばされてたんだからね。

と、ズボンのポケットからブライトは小さなスイッチのような

ものを取り出すと二人に、自分の方に来いと合図する。

そして、二人がブライトに近づくと彼はそのスイッチを押した。


その瞬間、突然3人は見覚えの無い野外に飛ばされた。

住田 瞬間移動装置?そんな小さなものが??

ブライト: 今って西暦何年?この様子じゃ第四次世界大戦は

まだだよね?

真野: 第四次って!?まだ第三次も起っちゃいないわよ??

まさか、あなた。

ブライト: そう、僕は厳密には君たちの知っているブライト博士ではない

西暦3018年の未来からやってきたブライト、さ

そう言うと、ブライトはわざとらしく肩をすくめた。



この世界に残されたもの、これからこの世界に起きること

episode1 end












今回は報告書ではなく、短いですがショートストーリーを書いてみました。いかがでしたでしょうか?

相変わらず遅筆というか、紙にはいくつか書き終わったものもあるのですが、いざPCに書き込むと

なんとなくズルズルと投稿が遅れてしまいます。アサシンクリードヴァルハラとかサイバーパンク2077をプレイしてたというのもありますが;;ほんとすみませんorz次回からは出来るだけ1か月に1本は投稿出来るようにします。はい。今回は一応締めがエピソード1の終わりとしていますが、ぶっちゃけこれだけでもある意味完結してるし、続きはどうしよう?といった感じです。ブライトいればもう安全じゃん?的な感じしません?自分だけかな。まだまだコロナも続いていますが、これを読まれた方も読んでない方も、どうか何事もなく健康に過ごされますように・・・


以下、参考資料等、敬称略、順不同

SCP財団、SCPデータベース、SCPライブラリ、SCP-963 不死の首飾り

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