イイカンジ?
好き
それしか想いはない
君との出会いは高校
最初はなんとも思ってなかった
同じクラス 近くの席
ちょっとしたきっかけで私たちは友達になった
彼と私は同じ部活になった
先輩たちが快く歓迎してくれたからだろう
2人ともとても充実した部活を楽しんでいた
周りからは
付き合ってるの? お似合いだね
と言われるようになった
ちょっとどきどきした
彼もそういう話をしたとき苦笑いをしていたようだが
まんざらでもなさそうだった
ある放課後 2人で屋上にいたとき
「かき氷食べたいな~ 一緒に行かね?」
初めてだった
彼とどっかに行くのも 誰かと放課後に出かけるのも
ある放課後
「海行きたいな~ 今から行こ!」
日は傾いていた
私は文化部で大した体力はない
だが自転車で1時間半ほどかけて向かった
彼と私は音楽選択
海に向かって2人で歌った
クラスの合唱曲をハモった
ソプラノソロとテノールソロ
恥ずかしかったがのびのびと歌った
海についたのは空が赤い頃
海を出たのは空が紺色のとき
海までは一時間半かかる
帰るのも
家まで送ってもらった
靴は砂だらけ
さすがに親に隠せない
こんな経験のない私は正直に話すしかない
海に行った 部活の子と 2人で
おとこのこ
彼氏?
違う
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