訓練と戦い
俺は訓練場に向かって歩いていると。
「おい、お前」
誰かを呼んでいる声がきこえる。まあ俺じゃないからと思っていると。
「おい、呼んでんだろ暁」
マジか俺か。そして後ろを向くとクラスの奴がいた。確かこいつは俺のステータスを見て運が何かとか言ってた奴だな、名前は...忘れた、よし聞こう。
「誰でしたっけ」
「はあ?中学から同じクラスだっただろ橘幹だ覚えてないのか」
「中学は色々合ったからな、覚えてないです」
「こいつ、勇者でもない癖に調子乗りやがって」
生憎、勇者より強いんだけど、そんな事を思ってると、訓練場に着く、即にみんな集まっていた。
「これから君たちの訓練の担当になった、騎士団長のガリウス=ルーガンだ、よろしく頼む」
意外にも自分たちよりも少し年上な人だった。
「これから訓練を始めていく戦士系統の適性があるものと魔法系統の適当があるもので別れてくれ」
ここで真崎がルーガンに質問をしていた。
「すいません、二つとも当てはまる人はどうすればいいですか?」
「今日は戦士系統の方に入ってもらう」
「分かりました」
それから訓練が始まった最初は自分の適性のある武器を持ち素振りなどをして、そこから模擬戦の流れだった、そこで俺は面倒な奴から模擬戦を誘われていた。
「おい、暁俺と模擬戦しろ」
「確かお前は橘だったよな、相手が居ないからよろしく頼む」
そう俺が返すと橘は黒い顔で笑う。あ、こいつ俺の事、手加減無しで倒そうとしてる、全く俺が何をしたんだよ、取り敢えずステータスを見るか。
名前:タチバナミキ
種族:人間
レベル:1
生命力400/400
攻撃力90
防御力75
素早さ70
魔力65/65
運10
ユニークスキル
言語理解
スキル
剣術:レベル1 火魔法:レベル1
称号
異世界人 勇者
まあ強いんだと思うけど、俺は自分のステータスが異常すぎて慣れてしまっている。
始まりの合図は騎士団長にとってもらった
「それじゃ両者構え、初め!」
「[炎弾]」
橘はすぐさま火魔法を放ってきたまだレベル1なので威力は弱いが普通にやけどするレベルだ。
「うお、あぶねえ」
「くそ、当たれよ、[炎弾]」
これじゃキリがないこの炎弾切れないかな、魔法の天災を使って魔力を剣に纏わせて、後は斬るだけ。
「オラァ!」
「何だ!俺の炎弾が」
「意外にも即興で行けるもんだな」
そこから俺は地面を蹴って砂を飛ばし目眩ましして後ろに回って橘から一本を取った、なかなかな収穫も合ったが、やはり天災スキルは強すぎるなまあ加減が分かったのは良かった。
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