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間食


 暁は戦いの後片付けをしていた。


「最初に魔法、地面に打たなければ良かった...」


 綾斗が放った魔法で整備されていた道がボロボロになっていた。


「取り敢えず土魔法で凹んで居る場所を埋めるか」


 綾斗は簡単な土魔法で凹凸を埋めていると。


「アヤ、気絶してる人達どうするの?」


「その内起きるだろ、回復魔法を使いながら気絶させたからダメージは無いはずだ、まあ、いざとなったら気絶してない人に運んでもらうしかないが」


 綾斗は理亜を利用しようとしている者だけ気絶させていた。


 数分後


「ふう、終わった、目立たないように直すのが一番時間がかかった」


 綺麗に元の道に戻っていた。


 この後どうするか悩んでいると雫が話しかけてくる。


「綾斗、お腹すいた」


「あ、悪い忘れてた直ぐに用意するから待っててくれ」


 綾斗はインベントリから調理道具などを出し手際よく料理していく。


 鶏肉に火を通して市場で買った調味料などを入れて最後に卵で閉じて出来たものをパンの上にのせる。


「できたぞ、親子丼パンだ、米が合ったら親子丼に出来るんだが、まだ無いからな」


 そう言いながら雫に渡す。


「ありがとう」


 雫は受け取り綾斗の出した椅子に座って食べ始める。


「アヤ、私にも頂戴」


「ほら、いっぱいあるからな」


 ここでシャドーウルフが出てきて綾斗の前で催促し始めた。


「お前もなのか」


「ガゥ!」


「分かったからほら」


 お皿に乗せてシャドーウルフに渡す。


「ガゥ!ガゥ!」


 尻尾を振りながら一心不乱に食べ始める。


 あれ、犬にあげても良かったのか?


 大丈夫ですマスター、普通の犬ではないので、あとマスター、私の分は無いですか?


「ちょっと待てお前は後で渡すからまだ出てくるな」


 仕方ないですね、マスター、本当に後で下さいね。


「分かったから」


 綾斗は席について食事に参加しようとすると後ろから視線を感じ振り向く。


 気絶してない勇者がこちらを見ていた。


「凄く食べたそうにしてるけど言い出せない感じかな」


 綾斗は風魔法で匂いを送る、すると一人がこちらに来る。


「すいません私にも分けて貰えませんか?」


 我慢しきれず訪ねてくる。


「いい「ダメ!これは私の」


 雫がお皿を押さえる。


「バカ!お前は夜ご飯もあるから良いだろ」


 雫の頭にチョップをかます。


「イタイ、綾斗、私には少しの量でも死活問題」


「ごめんな、うちのバカが」


 雫をスルーして渡す。


「本当に良いんですか!」


「ああ、妹もお世話になってるから」


「ありがとうございます!」


「綾斗、私はバカじゃない、私は学年一位の成績」


 雫が反論してくる。


「食い意地一位の間違いじゃないのか?」


 そんな話をしていると他の勇者達も近づいて来る。


「俺達も貰って良いですか?」


「だからダメ...本当にイタイ」


「こいつは、ほっておいて良いから食べてくれ」


 勇者達にも食べることを促す。


「これ、美味しいお肉は柔らかくて卵はふわふわそして懐かしい親子丼の味!」


「アヤ、効率が良くなってる」


「これは完全に魔法のおかげかなもう手放せなくなりそう」


 そんなやり取りをしながら気絶している勇者が起きるまで待っていた。



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