野生の勇者が勝負を仕掛けてきた
「暁、俺と勝負しろ」
俺は天城からそんな事を言われていた。
時は数時間前に戻る...
俺は自分の魔法で形を整えた枕で寝ていた、そこでイルムさんの直接脳内アラームによって俺は目が覚めた。
「おはようございますマスター」
「おはようイルム」
今日はやることがあるので早めに起こしてもらった。
「まずは着替えるか」
収納魔法から服を出して着替える。
「さて魔法でも改造しますか!」
これが早く起きた理由だった、魔法の天災で出来ることをイルムに聞いていたら魔法の改造があったのでやりたくなったのだ。
俺が今改造したい魔法は収納魔法だ、この魔法実は無限に物が入らないし、中に何が入っているのかとか、入っているものが取りずらい欠点がある、そこを俺は改造したいと思っていた時にこの情報だタイミングが良すぎる。
「マスターの思考を読んで提案しました」
「お、おう、マスター思いのナビだな...」
気を取り直して魔法の改造に取り掛かる。
「まずは容量を増やすか」
魔力を流しイメージをする、よし出来た次は中身が分かる方法ステータスのように見えるイメージをする取りだしかたは五メートル位で実行。
[[編集...完了、収納魔法改で登録、変更可能]]
「よし出来た~結構魔力使ったな、取り敢えず名前はインベントリだ、少し使って見るか」
「[インベントリ]」
そう言うとステータスと同じような板が出てくる。
「しっかりと物が表示されてる」
試しに魔石を出すと、指定した手のひらに出される。
「大丈夫だな、これは戦闘に使えるかも」
「マスター、もう朝食の時間です」
イルムに言われて時間を確認する。
「もうこんな時間か、案外時間がかかったな」
そう言いながら部屋を出て食堂に向かう。
「今日の朝食は何だろう?」
「今日はバイキング形式だそうです」
食堂に入ると皆もう来ていて各自で朝食を食べていた、それから俺は食事を済ませて、外へ出ようとすると。
「おい、暁何処に行くんだこの後は訓練だぞ!」
天城が話しかけてきた
「図書館に行こうと思っていたけど」
「お前って奴は、お前は人が困ってるのに気にしないのか!」
「はあ、俺は帰りたいと思っているあっちにも残した人が心配だからだ、魔王を倒して帰れるならやる、だけど神が元の世界に戻せるなら、この世界に干渉できることだ、だったら魔王をもう倒してるはずだろ、つまり帰れる可能性が低いだろ」
「っ、それでも俺はこの世界の人たちを助けたい」
「お前はやれば良い俺は勇者じゃないからな、お前の正義感を押し付けるな」
そう言い放つと天城が暁を睨み付け。
「暁、俺と勝負しろ」
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