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僕の日記[1]

僕は会社員。名前が出されても全くわからないような会社に勤めている。といってもお金には困ってなく貯金もできるほど給料は良かった。

(僕が娯楽に使わないのもあるが)

僕はこの会社に勤めるまでも何一つ不自由なことはなかった。小学、中学でもいじめに逢うこともなく、中学と高校ではサッカー部に入り、夜まで汗を流し勉学にも励んだ。ただ一つあったとすれば机がボコボコしていて、寝るときに痛かったことだけだろう。そして一浪はしたが無事に大学に入ることができた。

今は実家を出て一人暮らしをしている。

アパート住みなのでペットも飼うことは出来なかった。会社はブラックではないがそれなりに厳しい会社である。まぁそれでも給料は悪くないし、パワハラもなかった。それでもキツイときは相当キツかったので居酒屋で飲むことがしばしばあった。そのときには同期の新谷哲太(あらたにてつた)が話し相手になってくれていた。といっても自分から話題は出さず常に話のリードを引っ張っているのは哲太であったが。

今日も会社の帰りにいつもの居酒屋で会社の愚痴やら世間話やらを話そうかと思ったが、一向に哲太が動く気配はない。今日は朝からファイルの一部を消してしまうという失態を演じてしまい、上司にこっぴどく怒られたのでそのことについて朝まで話してやろうと思っていたのだが。

にしてもどういうことだろうか、この前会議で上司に漢字が読めなくて読み仮名を上司に聞いて怒られたのに全く動じなかった奴が何をそんなに考えているんだろう。

とりあえず居酒屋に行くように誘ってはみたが「もう無理だ…」と呟くだけで全く動こうとしない。一杯ぐらいなら奢ってやるよ と言ったら少し気持ちが揺らいでいるのか、耳がピクピク動いている。もう一押しだ。枝豆もセットで付けてやる と言ったら今までのが嘘のように立ち上がって さぁ行くぞ! と張り切っている。単純なやつだ。

もし指摘やアドバイスがあったらお願いします。

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