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親友だと思っていたのに…オレの彼女に幼馴染がプロポーズをしていたところを目撃してしまった

作者: 猫の集会
掲載日:2026/06/05

 オレには、友安ともやすという幼馴染がいる。

 

 その幼馴染に、昔からいつもいろんなことを相談してきた。

 

 高校も大学も別々だったけど、バイトは一緒だったし、大人になった今でも、よく飲みにもいく仲だ。

 

 そしてオレは、その飲み会に彼女である紗稚さちを連れて行ったこともある。

 

 なんなら、オレと紗稚と友安とその彼女と、四人で遊んだり、出かけたりもするくらい仲がよくなった。

 

 そのおかげで、紗稚と友安の彼女の結南ゆなさんが昔からの親友かってくらいの仲良しになった。

 

 なんとも嬉しい限りだ。

 

 しかし…

 

 そんなある日…

 

 オレは見てしまった。

 

 紗稚と友安が一緒にいるところを。

 

 声をかけようとしたんだけど…

 

 まさかの店に二人で入っていってしまったため、オレは唖然として絶望した。

 

 

 え…

 

 なぜ?

 

 …

 

 二人が入っていったお店とは…まさかの指輪店…。

 

 

 オレは、数週間前に友安にとあることを相談していた。

 

 なにって…

 

 そろそろ紗稚の誕生日なので、プロポーズをしようっかなって…ね。

 

 

 しかし…

 

 どうやら先を越されてしまったみたいだ。

 

 友安には、結南さんがいたはずなのに…

 

 なのに…

 

 …

 

 これはもう…

 

 

 その日の夜、紗稚から電話がきた。

 

「明日、ひま?」

 と。

 

 あー。

 

 オレは、わかってしまった‼︎

 

 あれは、オレの見間違いなんだってね。

 

 そうだよねぇ。

 

 似てることだって、そりゃありますもんね。

 

 なので、次の日普通にいつも通り紗稚と過ごした。

 

 紗稚もいつも通りだし、勘違いだったならよかったよかった。

 

 なんてそうは、ならなかった。

 

 だって…

 

 それからすぐの次の週…

 取引先の方との食事会で、またあの二人を見かけてしまったから。

 

 なぜ二人で食事を?

 

 そして、なぜ…あの指輪すっごくきれいだったねぇ。早く出来上がって欲しいなぁなんて会話をしていらっしゃるわけ?さらには、結婚してください‼︎はい‼︎もちろん‼︎なんて会話してるわけ?

 

 この前…紗稚、全然普通だったのに…。

 

 もう、これは二人に直接きくのがよさそうだということで、今度の金曜日に三人で話し合うことにした。

 

 

 そして、金曜日…

 

 オレよりも少し早めに到着していた二人は、オレをみてニヤリとした。

 

 で…

 

「ジャーン‼︎」

 と友安が小さな箱をオレに見せてきた。

 

 指輪…が入っているんだろうな。

 

 そして、二人が結婚することを暴露されるんだろう。

 

 そう覚悟していたら、まさかのまさかだった。

 

「オレ、結南と結婚します‼︎」

 と、言ってきたのだ。

 

 えっ?

 

 詳しく聞いてみると、なんと紗稚は結南さんの指輪のサイズを聞いて、お気にの指輪情報をゲットしたそうな。

 

 あー、女性同士なら指輪のサイズも好みもすぐわかりそうだもんな。

 

 一緒に食事していたのは、そのお礼だったのだ。

 

 そして、紗稚がトイレに行ったときにこっそり友安が、指輪のサイズと紗稚のお気にの指輪を教えてくれた。

 

 

 どうしようかと思っていた、指輪のサイズ情報があっという間に手に入った。

 

 大切な親友も彼女も失わなくて済んだ。

 

 友安には、何度も謝られた。

 

 事前に報告するべきだったと。

 

 オレも謝った。

 

 もっと二人を信用すべきだったと。

 

 そして、これから皆でなんでもすぐに相談していこうとまとまった。

 

 もちろん結南さんにも全部はなして、みんなで乾杯した。

 

 こうして、四人仲良くハッピーになって、それぞれ結婚いたしましたとさ♡

 

 

 

 おしまい♡

 


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