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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

一途すぎて

作者: KO

昨日会社の付き合いで女の子と飲めるお店に行きました。

キャバクラなんですけど、そこでとても綺麗な女性と出会いました。その人僕のことかっこいい、笑った笑顔素敵って言ってくれたんです。人生で初めて言われてとても嬉しかった〜。


「良かったら連絡先交換しませんか?また会いに来て欲しいです!」


すごくいい子ですよね。僕この人に運命感じて、他の人に取られる前に告白したんです。


『今日はありがとうございました。また行きたいです。僕で良かったらお付き合いしてください。』


緊張しました。そしたら、返事来てびっくりしたんですよ!


『今日は来てくれてありがとね!お話しててほんと楽しかったです!私で良かったらぜひ♡』


僕に人生で初めての彼女です!会いたくてたまらないのでご飯誘ってみました!


『良かったら今日ご飯行きませんか?』


彼女なのにご飯誘うのも緊張しました〜。正直こんな綺麗な彼女が僕にできるなんて夢みたいです!


『いいですね!今日はお店に出勤なのでその前にご飯食べましょ!』


仕事の前なのに会ってくれる彼女なんています?今日会う前にプレゼントあげます!何あげればいいですかね?


『私行きたいお寿司屋さんあるんですよー。そこ連れてってー』


僕は彼女の甘えた声が聞こえた気がします。可愛いヤツめ、プレゼントはお店出会った時言ってたバッグにしました。喜ぶ顔見たいです。


お寿司行ってから彼女の仕事場でまた会うことにしました。今日の彼女は前みたいに一緒にいてくれないし、他の席の人達の方が楽しそう。

プレゼントもあまりいい反応じゃなかったです。欲しいって言ってたのになんで?


彼女が心配、多分何か嫌なことがあったに違いない。変な男に絡まれたら俺が彼女を守らなきゃ。

お仕事終わったみたい。さぁ、彼女護衛任務開始しますよぉ。


彼女結構良いとこ住んでます。家に入るまで誰も怪しい男はいません。もしかして家で隠れてる?家の中だって安心できないな、俺が行ったら彼女も安心するだろう。


鍵開いてました。おっちょこちょいな俺の彼女、そういうとこも可愛い。


男いました。彼女を守ってるみたい。こっちにおいで、俺の後ろに早く隠れて。彼女からキモイって言われた。そっかそっか、早く助けてやるからな。


彼女浮気してました、付き合ったつもりないって。ふーん、じゃあもう守るのやめた。

包丁キッチンから取りました。2人分の料理あったけど僕のじゃないんです。2人に包丁向けました、とても怯えて震えてます。


でももっと仕返ししたい、だって浮気されたんだもん。

だから目の前で笑いながら僕の首を切りました。え?だってこっちの方が記憶に残るでしょ?残らないかな?

ずっと大声で笑いました。感覚無くなってきました。でも笑顔はやめません。だって笑顔が素敵なんでしょ?僕は浮気しても許しますよ〜、だって初めての彼女ですから。


ずーっと僕のこと忘れないでね。

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