[6] ダンジョン
お疲れ様です。zukkiです。
緑が生い茂る森の中を、俺達は歩く。今日は実践演習の日で今はダンジョンに向かっているところだ。歩いている道は石とかでは舗装されておらず、まさに悪路と言っていいほどの荒れ具合で歩くだけで疲れてきてしまう。出発してから早一時間、俺は体力の限界を迎えていた。
しかし、クラスメイト達からは疲れた様子の微塵も感じず、元気そうだ。そればかりかまだまだ余裕そうである。元のチート過ぎるステータスと日々の騎士団による訓練のおかげだろう。
クラスメイト達は疲れた顔をして息を切らしている俺を見てはコソコソ話したり、嫌な感じでニヤニヤしたりする。
それを感じ取ったセルロイド団長は
「あと少しでダンジョン近くのキャンプ場に到着する!みんな気を引き締めるように」
と声を掛けさりげなく止めに入る。すると、さっきまでの視線が無くなった。
セルロイド団長は今のように俺がクラスメイト達からなにかされようとする時に止めに入ってくれる。他にも1人の時に話しかけてくれたり、訓練後個別に剣を教えてくれたりと外観だけでなく中身もイケメンだ。
あれよ、俺惚れちゃうかもよ(?)
なんてゆうのは冗談、生憎そんな趣味は持ち合わせていない。セルロイド団長のことは凄く尊敬している。
さて、そんなことをしているうちに、ダンジョン近くのキャンプ場に到着した。キャンプ場とはいってもここに居る全員が泊まれるような大きい宿もある、1つの町といったところである。
予定は、今日ここで1泊して次の日ダンジョンに潜って実践演習、その後また1泊して帰るというプチ修学旅行みたいな感じだ。
到着後、その大きな宿に案内され自由時間となった。クラスメイト達はエントランスホームみたいなところで各々雑談に花を咲かせている。
「薫、明日のダンジョンへの意気込みはあるかい?」
輝人が話しかけてきた。
「まあまあって感じかな、俺は足でまといになるだけだと思うが」
「もっと気合い入れて望まないとダメだよ、僕らは力を付けないといけないからね」
「間違っても死ぬんじゃねぇぞ?薫、気合い入れてけ!まあ俺がいれば百人力だけどな」
ニカッと笑って声を掛ける聡、輝人含め2人は相変わらず暑苦しい。
「薫くん、明日は無理しないでね、でも頑張って!」
結衣がそう応援する。それと同時に「なんであいつが聖女様に応援されてるんだよ」と言わんばかりの殺気が周りから飛んでくる。勘弁して欲しい。
その後に
「いつもみたいに夜更かしせずにしっかり寝なよー」
「...睡眠、大切」
と葵、鈴も話に入ってくるものだから場の空気はより一層重くなり、地獄へと化した。
そんなこんなで時間が過ぎ次の日、
「今からダンジョンに入る!ここから先は魔物と戦うことになる!注意して進むように!」
セルロイド団長が全員に向けて話す、そうして俺達はダンジョンに足を踏み入れた。
少し忙しくて書く暇なくて3日ぐらい放置してました。ごめんなさいm(_ _)m
明日からは安定してくるので投稿できると思いますのでよろしくお願いします。
次回で第一章最後となります!薫がどうなるのかお楽しみに!




