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[5] セルロイド団長

zukkiです。今日で5話目になります。

セルロイド団長。

彼は細身の長身で金髪、そして、透き通った青い目を持つキラキラしたイケメンである。


そんな彼が声を掛けると、さっきまで騒がしかった食堂が静かになってみんな彼へ目線を送る。一部の女子は他とは違って何か別の意味を孕んだ目線を送る。


「みんな、まだここへ来て二日だが非常に出来が良い!そこでだ、明後日はダンジョンで実践演習をしようと思う」


静かだった食堂にざわめきが生まれる。ダンジョンで力を振るえることに歓喜する声や、魔物と戦うことに恐ろしさを感じて怖がる声が聞こえてくる。


「もちろんダンジョンでは魔物と戦うことになるが、心配はしなくてもいい。初心者向けのダンジョンに潜るし、何かあった時の護衛を我々騎士団がする。なにより、君たちはとても強い。大丈夫だ!魔王を討伐する為にも頑張ろう!」


すると、さっきまで怖がる声があったのが嘘みたいに今ではやる気の声で満ち溢れている。セルロイド団長からはキラキラしたオーラが出ている。全く、輝人といい、セルロイド団長といい、イケメンには滅びてもらいたいものだ。


〜~〜~〜~〜~


夕食後に俺はセルロイド団長の部屋に呼ばれる。

ノックをして部屋のドアを開けると、そこにはデスクに座って大量の書類と格闘しているセルロイド団長がいた。


「来たか、そこのソファーにでも腰掛けて少し待ってくれ」


言われた通りにソファーに腰掛けて待つ。

しばらくするとセルロイド団長が書類との格闘をやめ、声を掛ける。


「さて、カオルくん。明後日のことなのだが..」

「ええ、分かってます。僕は王城で待機ですよね」


セルロイド団長の声を遮るようにして話す。


「いや、その予定だったが、君にも一緒に来てもらいたい」


セルロイド団長はそう話した。


「何故ですか?」

「理由は3つある」

「1つは君にも魔物はどんなものか、その目で見て欲しいからだ。図書館で魔物の本は読んだと思うが、やっぱり実際に見た方がいいだろう」


魔物

それは、魔王が創り出す存在。魔素と魔石を基に創られる。魔素は、空気中に沢山存在する。魔法を使う際にも消費するらしいから一種のエネルギーだと思っていいだろう。そしてその魔素が何らかの影響を受けて固まったものが魔石である。

魔石にはランクがF~Sまであり、そのランクが高いほど創られた魔物は強力になっていく。


たしかに、百聞は一見にしかずである。


「2つは他の勇者と同じ待遇をするという約束があるからだ」


あの時のステタトラルの話の後、実力主義の世界でこうゆうのは守られないだろうと思っていたが、ご飯もみんなと同じだし、部屋も他と変わらない。ちゃんと守られているようだ。エルランドル王国は他の異世界系物語みたいに腐ってないようで良かった。


「そして3つ、実の所前の2つは建前でこれが一番の理由なんだがな」


団長の声のトーンが変わる。それにつられて背筋が伸びる。

前の2つが建前になるほどの理由?一体なんだろう。


「実は、カオルくんのステータスについて分かった事がある」

「!?!?」


あの文字化けスキルと職業、低すぎるステータスについて知れるのか!?


「カオルくんのステータス、それは_____ 」


セルロイド団長の言葉を聞いた俺は愕然とする。

3話、4話のステータスの内容を修正しました。

色々修正が多くて本当に申し訳ございまさん。

よろしくお願いします。

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