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[1] プロローグ

zukkiです。自身の初となる作品ですのでよろしくお願いします。

「ふあぁ~」

そんな大きなあくびをする。

今日も一日が始まった。

俺の名前は黒崎薫(くろざきかおる)。運動神経、学力、体格、顔、すべてにおいてなんの変哲のないザ平均なゲーム、アニメが大好物の陰キャ高校2年生だ。


「はぁ、今日も学校かー」

「ちょっと薫!もしかしてまた徹夜?いい加減ちゃんとした生活送りなさいよ」

「そうだぞ薫、高校生たるもの規則正しい生活を送るべきだ」


そう隣を歩く2人、永野葵(ながのあおい)星川輝人(ほしかわきらと)は俺の幼馴染である。


永野葵は学校では三大女神様と呼ばれていて、水色のヘアピンがトレンドマークの黒髪ポニーテールで整った顔立ち、そしてスタイル抜群、口調は少し強めだが、面倒見が良く責任感が強いクールビューティーなお姉さんキャラが男女から絶大な人気を集めている。また、剣道の道場に小さい頃から通っていて、剣道の大会では負け無しというほどの実力者で"最強女子高生剣士"として雑誌の取材を受けることも。そんな彼女は頼りがいがあるので後輩からは"葵お姉様"と呼ばれ慕われているとか。


星川輝人。そのきらきらとした名前通り高身長でイケメン、学力優秀、スポーツ万能という非の打ち所がないまさに世の男子高校生の完全体といえる。誰にでも優しく、曲がった事が大嫌いで、責任感、正義感ともに強い。最近はモデルとしても活動している。そんな彼はもちろん女子からの人気がとても高い。彼の優しさに触れた女子はみんな落ちると言われている。街を歩いても、校内を歩いても、どこへ行っても女子から声援を浴びる。月に3回は告白される生粋のモテ男である。


一言言おう。完全に俺は場違いである。

自分でも何故この輪にいるのか分からない。


そんな学校の人気者と登校すると「なんであんな奴が」という周りからの嫉妬の目線、殺気がものすごいわけで...

(そろそろ2人ともこの地獄みたいな雰囲気に気づいてくれよ!)と内心願うも口に出すといよいよ地獄の釜にでもぶち込まれそうなので言えずにいた。


学校について教室に入る。クラスの全員が俺を見る。すると大半が舌打ちや睨み、ヒソヒソと陰口をする。最初は精神的にきつかったが、こうゆうのはもう慣れた。ホームルームの時間までまだあるので俺は周りの声が聞こえないようにして机に突っ伏す。面倒くさいことが大嫌いな俺にとって、これが学校生活での唯一の至福の時間だ。

しかし、そんな時間も束の間...


「おい、キモオタメガネ!相変わらず死にそうな様子だな!どうせ徹夜でキモいゲームでもしてたんだろ?」

「うっわ、キモ!これだからキモオタメガネは~」

「ちょっと、まじキモいんですけど~」


それと同時に男子生徒達が笑い出す。


今ちょっかいをかけて来たのは前原京平(まえはらきょうへい)、飽きず毎日のように俺に絡んで来るグループの筆頭だ。そしていつもその近くにいるのは上松拓人(うえまつたくと)牧原恵(まきはらめぐ)岸海斗(きしかいと)酒向康(さこうやすし)の4人。


俺は眼鏡をしていて髪もボサボサ、根暗っぽい見た目なのでこうゆうからかいは前からあった。しかし、最近それがエスカレートしている。その理由は葵と輝人の事もあるが、もう1つある。それが、、


「おはよう!薫くん、眠そうだけどまた徹夜したの?ちゃんと寝ないとだめだよ」

「・・・おはよう」


そう、この2人、これも理由だ。


まず、最初に声を掛けてきた女子生徒、彼女の名前は東雲結衣(しののめゆい)。例の三大女神様の1人。サラサラした長い黒髪ロングに大きくて垂れた印象の目、小さな桃色の唇に、小ぶりの鼻が見事にバランスの良い配置になっている。そして、みんなに分け隔てなく優しく常に明るく元気なところから多くの男子を虜にしている。笑顔が絶えないその人柄から「聖女」とも呼ばれている。よく頼まれ事をされるが、どんなに面倒くさい事も嫌な顔ひとつせずこなすので、みんなから信頼されている。


次に、少し間を置いて話しかけた女子生徒は白石涼(しらいしすず)。彼女も三大女神様の1人だ。おそらく、"高嶺の花"という言葉は彼女の為の言葉であると思う。彼女はロシア人とのハーフで、髪は銀髪ロング、しかも、顔のパーツが完璧な黄金比で配置されており、学力優秀。しかし、みんなに対しては塩対応である。それも相まって男子からは"孤高の白きお嬢様"として崇め奉られている。


俺は前述した通り特筆することがなにもないただの陰キャだ。なのに何故この2人が俺に構って来るのか不思議でならない。特に俺が彼女達になにかした訳でもない。輝人みたいな俺と比べものにならないほどいい男は沢山いるのに。だから、俺に惚れているというそんな自惚れはしない。


2人に話しかけられるとさっきとは比べものにならないぐらいのおぞましい雰囲気を感じた。

他の男子生徒達が「なにお前三大女神様と会話してんだよ?あ?」という言葉を言いたそうな顔で睨みつける。


もう一度言おう。俺は場違いである。


鋭い視線がグサグサ刺さる中、何とか会話を切り上げようとタイミングを見計らっていると、


「おう!薫!元気か!」


という野太い声が。

この声の持ち主は武藤聡(むとうさとし)。彼は一言で言うと超武闘派の人間である。ラグビー選手並のがっちりとした体格に、少しつり上がった目、そして見た目通り細かいことは気にせず筋肉で解決しようとする脳筋である。根性論大好きなタイプなので何でも面倒くさがる俺とは多分相性が悪い。しかし、誰とでも仲良くできるので男子生徒達からの信頼が厚い。ちなみに彼は柔道部で、今度全国大会へ出る程の実力者だ。


武藤の登場で俺への視線がさらに強まる。そんな中教師が教室に入ってきてホームルームが始まった。すると、俺への視線が教師へ向く、視線を感じなくなった俺は再び机に突っ伏して眠りについた。


次に目を覚ますと見知らぬ場所にいた。

これからのんびり投稿していきます。

※この作品は10割僕の妄想です(((

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