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第0話 夢の中で
ここは…
気付けば知らない場所にいた。
霧がかかった森の中 前から差す陽の光に僅かに目を細める。
たすけて…お願い…
何処からか、そんな声が聞こえた気がした。
ふと何かの気配を感じ、後ろを振り向く… そこには、1人の少女が立っていた。
銀色の髪に透き通った肌、そして大きな耳にふさふさの尻尾…
ってえっ!? 尻尾?? 流石に自分の目を疑った。
だが、何度見ても 耳と尻尾が付いている…飾りでは無さそうだ。
君はいったい…
そう問いかけようとした時、少女は何処かへ消えてゆく …
待って…まだ話が…
追いかけようとした時、頭の中にけたたましい音が響いてきたのであった。
週1日程度で更新して行きたいと思っています。
初投稿の小説なので、色々と不十分な所があると思いますが 暖かく見守って下さればとおもいます。