第1章
私の名前は 村木麗奈
普通のOL。普通の女性
ゲームが大好きで、
いつも寝る時は異世界風の音楽を聴きながら寝てる。
そんな私は、いつも妄想している
『異世界』に行けたら、いいのになぁって。
でも、現実はそう甘くない。
朝起きて窓を開ければ、工事の音、車の音、飛行機の音、電車の音。
1つ異世界っぽい事があるとすれば、
鳥の声くらいでしょ。
目を開ければアスファルト地面
何の変哲もない。
いつもと変わらない。
現実世界
「ほんっと、面白くない」
ツミッターに、そう呟いた後
私は支度をして仕事に向かった。
【第1話 夕陽】
『おはようございます、本日も皆さん頑張りましょう! 』
部長の朝礼の挨拶で、仕事は始まる。
私は、普通のOLだ、普通に生活できるくらいは貰っているし、今の職に不満もない。
?『村木さ〜ん!』
麗奈「はーい!!?」
私を大声で呼ぶのは、沢野鷹部長だ。
年齢は28歳若手部長で仕事も出来る。
いつもいつも、声がデカく、名指しで呼ばれると、ドキッとしてしまうから、少し声を抑えて欲しい…
麗奈「お呼びでしょうか?」
沢野「村木、お前、あのRPGやったか??」
麗奈「あのと言いますと…??」
沢野「何言ってんだ村木!お前がreamで送ってくれたじゃないか!名前なんだっけ、あの、アレだよ、!!メッセージ間違えて消したから覚えてねーよ!!思い出せ!部長命令だっ!!」
麗奈「あー!!!フィールと希望の天使ですか??!」
沢野「そう!!!!!それだ!!!!この間買ったんだがな、余りにも面白すぎて、どハマりしたぞ!」
沢野部長は、ゲーマーだ、そして私とはゲーム話を良くする、ゲーム友達でもある。
麗奈「本当ですか!?沢野部長なら、ハマると思ったんです!!オススメして良かったー!アレ、オンラインモードもあるんですよ!一緒にやりません??!」
沢野「やっぱ、村木が選ぶゲームはセンスの塊だな笑!タイトルが在り来りだから、買うつもり無かったが…」
麗奈「なぁぁあに!言ってるんですか!!!在り来りだから最高なんじゃないんですか!!在り来りな、名前、、
だ!か!ら!手を出しやすいんですよ!」
沢野「お、おう、、悪かった、所でオンラインモード何だけど、夜やるか??」
麗奈「もうっ!!!やりましょ!明日は土曜日なので長い時間やりましょう(笑)!」
沢野「おうよ!所で村木、まだ仕事殆ど終わってないだろ。」
麗奈「あ…」
沢野 「残業になったら、、、、」
麗奈「は、はい!迅速に終わらせます!はい!すみません!!」
ニカッと笑いながら部長は、私の頭をぽんと撫でて仕事に戻って行った。
(不覚にもキュンとしてしまった、、って乙女漫画の世界か!)
――――――――――
急いで仕事を定時で終わらせ、足早に家に帰る途中。
電車から眺める夕陽は、何時もよりも、大きく、オレンジと赤色が混ざり眩しかった。少しだけ不気味だった。
携帯の無音カメラを起動して
夕陽の写真を撮った。
「仕事おわったー( ̄∀ ̄)!仕事終わり電車から見えた
夕陽がめっちゃ、異世界っぽくない!?綺麗だなー☆」
(異世界風のBGM聴きながら、この夕陽見てると、私異世界にでも行っちゃいそうだなぁ…)
そんな妄想してるのが、1番楽しい時なのかもしれない
(早く家帰って部長とゲームだ!)
"楽しみでワクワクする"
"今日は何だかいい事ありそう"
と、思いながら、私は自宅へ.コンビニで買った、エナジードリンクを持って帰るのであった。
【次回 第2話 フィールと希望の天使】
ここまでの登場人物、登場した物の名前
【村木麗奈】
むらきれな
どこにでも居る平凡な、OL女性
身長は150ぐらい
年齢は24歳
何処かまだ厨二病が抜けていない。が内交的ではなく社交的、誰にでも愛されるが、拗らせている。
未だに異世界にいけると思っているからか、目が覚めて現実世界を見るといつも、つみったーで何かを呟いている。
ゲームが大好きで良くやるのはファンタジー系RPG
【沢野鷹】
さわのたか
麗奈が務めている会社の部署の部長。
見た目はがっしりしている
身長も高く180はある、
明るく温厚な性格なのに、
明るすぎる上に、声がでかい為
怖い人だと思われている。
好きな物は可愛いもふもふとしたキャラ等らしい。
ベッドには謎のもふもふした、人形がある。らしい…
【つみったー】
麗奈の世界でよく使われるsns
大体の人はこのアプリを使っている
【ream】
りーむ
メールや電話全てこの無料アプリにおまかせ!
【フィールと希望の天使】
そんな有名じゃないけどオンラインもできるRPG
どんなゲームかは今後の展開でお楽しみに!