金属アレルギーのお金事情
第2話 宿代を稼ぎたいだけどお金って...
てなわけで、俺のステータスを見てもらった訳なんだがまともなのが2つしかないってなに?
確かにこの世界では努力すれば手にはいるスキルも星のようにあるけど3つあるうち1つが
"金属アレルギー"って(苦笑)
てか、もうやめよう自分を痛め付けるのは心が痛くなってきた。こんなときに綺麗なお姉さん
に慰めてほしいけど生憎俺には
お金もない、もっと言えばパーティーメンバーがいない。
そして、絶望的なことにこの世界のお金は、
金貨、銀貨、銅貨そう"金属"なのだ
今までは稼いだお金をそのまま革の袋にいれてもらっていたけどなんだか、手間をかけされるのは
気がひけてきた
この辺りで仲間とか奴隷亜人とか欲しいと思っている。
この世界の奴隷は、完璧な主従契約のもと、成り立っていて何があろうと主人の言うことをきかなければならない。
その主従関係を結ぶために使われる儀式魔法は一部の奴隷商人のみが使える特殊魔法なのだ。
主人の命令に背けば体を焼くほどの電流が体に流れるそれを、奴隷はそれを知っているので言うことは必ず聞くのだ。
素朴な疑問だがなんで転生者って亜人の女の子ばかり狙って仲間にするんだろ?
そして、なんでみんな獸耳をしていて少女なんだろう?
(欲しいとは言ったが出来れば仲間のほうがいいな)
そんなことを思いつつ路地を一人で歩いて狩に出掛けるのであった。
(後ろを一人の亜人につけられているのにきずかずに...)
前回の投稿でコメントしてくださった方
ありがとうございます。
ご期待にそえず申し訳ございません。
ですが、次の話では
ご期待にそえるかと思います。
今後ともよろしくお願いします。