表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アナザー・グリーン・ワールド  作者: ENO
第3部 粛清
79/87

76 Emma - Like a Dog

 いき場を失くした犬のような気分だった。エヴゲニーが残した車で、エマはあてもなく夜の街を彷徨う。窓に映る景色は無関係を決め込んだ顔をしていて、まるでエマを拒絶しているかのようだった。

 エマはアリスを完全に見失った。

 エマは高架道路をひた走っている。先行する車もなく、後続する車もない。孤独と静寂に満ちた道をゆく。車を五分も走らせていればわかる。この道路をアリスは逃走経路に選んでいない。そのことについてエマはかすかな敗北感と焦燥感を覚える。それはどこか賭けごとに負けたときのような気持ちに似ている。エマはアリスが選びそうな道を選択したつもりだったが、その予想は外れていたわけだ。取引場所の選定が絶妙だったせいだ。第八地区南端はかつて物流施設が多く存在した地域で、それゆえ付近に複数の高架道路の入り口が存在している。つまりアリスは幾つも逃げ道を用意していた。いまエマは外れの道をひた走っていることになる。

 嫣然としたアリスの顔が浮かぶ。エマの想像の中にいるアリスは、エマを出し抜いたことで、艶やかに笑っていた。

 怒りが湧き上がる。いや、それは正確には怒りとは少し違う感情で、悔しさ、敗北感、それらが一周回って通り過ぎ、激しくアリスを追い求めたいという感情だった。エマはアリスの追い詰めてやりたいと強く思った。アリスの優雅で取り澄ました顔に焦りと恐怖が浮かぶのを見てみたい。その滑らかで透き通った肌に、汗の玉が浮かぶのを見てみたい。アリスの額に銃を突きつけて、彼女の燃えるような目が必死に打開案を探ろうとして切迫の色あいを深めていくその様をエマは見ていたい。

 アクセルを踏み込む。アリスを追い求めたいという気持ちが車を加速させる。だが、五分も走っていられなかった。この道は外れだ。エマはハンドルを切った。一度高架道路を降りる。高架道路の出口を過ぎてすぐのところで車を停める。

 ハンドルに凭れかかり、エマは目を閉じてこれからのことを考える。どういう方法、手段でアリスを追うべきなのか。いま自分の手元に手がかりといえるものはない。彼女の行方を知る術がない。彼女は夜の街に溶け込んだ。街はエマの詮索を冷たく拒絶している。誘拐の場面を思い出す。着飾ったアリス、あと少しで触れられそうだった彼女の手。だがあのときも彼女は街の闇に消えた。正確には、彼女はエマを拒むために飛び降りていった。あとわずかの距離、あとわずかな時間があれば。しかしそれでは彼女に到達することはできなかった。

 エマは呻き声を漏らした。珍しく頭がぼんやりとして、思考がはっきりとしない。目の奥が痺れたようになっている。眼精疲労。なにかを考えるにしても、なにかをしくじった、なにができなかった、あのときこうでしていれば、という非生産的で否定的なことしか浮かんでこない。疲労が蓄積しているのだとエマは悟った。不眠による疲れ、戦闘疲労、精神的な疲労。この数日間で起こった血腥い闘争を思った。この数日間で積み上がった死体のことについて考える。燃えるような夕陽を背景にして積み上がった死体の山。その死体の山の上に、エヴゲニーの姿がある。大きな目をしたエヴゲニーがじっとエマを見つめている。突如浮かび上がったその幻像にエマはぞっとする。驚いて、閉じていた目を開く。エヴゲニー・グロスマンは逝ってしまった。エマはその最期を看取ったのだ。ともに街を駆け回った存在を失い、エマは孤独を感じた。それだというのに街は素知らぬ顔でエマを取り囲み、見下ろしている、そのくせエマを受け入れようとはしない。舌打ちとため息を二度繰り返した。疲労によって思考が乱れている。

 息を吐く。疲労と執着心が混じりあった、熱く、籠った息。息はハンドルに当たり、跳ね返ってくる。息の熱さと臭いが、エマをさらに狂わせる。

 立ち止まっている暇はない。

 車を走らせる。AGWの前線へ。窓の外が白んでくる。やけに凛とした冬の夜明け。ごみ屑が鬱積して汚れ切った街にふさわしくない朝の光の白さ。

 何重もの誰何を通り抜けて、司令部に出頭する。車から降りたとき、昨日とは違う空気の変化を感じた。どこか張り詰めた空気が漂っている。

 司令部が入る施設に足を踏み入れようとしたとき、昨日エマが締め上げたアイザワが、施設から連れ出されていくのを目撃した。アイザワは正気を失った表情で額には脂汗を浮かべながら時折抵抗する素振りを見せていたが、両脇を兵士たちに固められて、結局さしたる抵抗もできないまま、施設の外へ連れ出されていった。アイザワの脂汗と恐怖で蒼白になった表情が印象に残る。恐怖心があまりに強かったのか、抵抗はするものの、声を上げることはできないでいる様子も印象的だった。

 エマはアイザワを連れ出す兵士たちの服装に着目した。黒服の軍服。おそらくはチョウの指揮下にある、諜報関係の者たちだ。

 エマはチョウのもとへ向かった。早朝だというのに、きっちりと軍服を着込んだチョウがいる。狂信的な革命家であり、拷問の専門家は、疑いもなく職務熱心だ。

 チョウは窓際に立って、外を眺めていた。外の景色を見て、チョウはほくそ笑んでいた。きっとアイザワが連れ出されていくのを愉快に眺めているのだ。

「お前がいうように、あいつを処分することにした」

 エマが部屋に入ってきたのに気づくと、チョウはそういった。

 エマは無表情でいた。アイザワがどうなろうと知ったことではなかった。アイザワは組織の薬をくすねた。取引先の不正に目を瞑った。処分されて当然だとエマは思った。

「街の情報をきいたか? 街では、華龍盟がロシア人たちの本拠に突撃をかけたようだ。ロシア人たちは敗れ、頭目のスースロフは逃亡したようだが、その命もあとわずかだな」

 チョウはいう。

 エマはどうでもいいと思った。もはやスースロフへの興味など頭の片隅にもなかった。死のうが生きようがエマの知ったことではない。エヴゲニーがいなくなったいま、ロシア人たちの動向に関心を持つわけがない。

「お前にはどうでもいいことだったか?」

「ああ、私にはどうでもいいことだ」

 エマは答えた。

 チョウが振り返る。笑みが残った余裕の態度だ。跳ね返りの小娘を見つめる目をしている。

「これからはどうでもいいとはいえなくなるぞ」

 チョウはいう。

「というと?」

「組織は内通者狩りに本格的に乗り出すことに決めた。そのために組織は我々に権限を与えた。尋問と処分の権利だ。内通の疑いがかかった者については、その所属がどこであろうと、我々の権限で尋問をかけることが可能になった。尋問の過程でその者が犯した不正や犯罪的行為が明らかになった場合、これを処分する権限も与えられた」

「我々というのは?」

「ハタさんを責任者とする、我々諜報部門の人間たちだ。ハタさんと司令が協議を行い、我々の権限拡大が認められた」

「よくもそんな権限が認められたものだ」

 半信半疑の顔でエマはいう。チョウのような人間に尋問と処分の権限を与えてしまえば、無制限に同志たちを疑い、尋問というよりは拷問を行い、ありもしない不正や犯罪をでっち上げて、処分をしてしまう事態に繋がることが目に見えていた。ウガキやハタはその危険性をちゃんと認識して決断したのだろうか、エマには疑問に思えて仕方ない。

「それが必要な状況なのだ。このところ内務省による幹部への襲撃が相次いでいる。情報が組織の内部から漏れている。内務省が組織内に潜む裏切り者を操作し、手に入れた情報を基にして襲撃計画を立てているのは明白だ。裏切り者を狩り出すためには生半可な追求では不十分だと司令は判断した」

 内通者を狩れ。幹部たちを前に警告と指示を発したウガキの姿をエマは思い出した。

「司令の判断には、お前が寄越した情報も一役買っているんだ。内務省がさまざまな謀略を実行しようとしているのに、それを黙って見ているわけにはいかない」

 エマが持ち込んだ内務省関係者で交わされた会話についての情報。スギヤマの襲撃に関して、襲撃で死亡した兵士を内通者にでっち上げようとする内務省の陰謀で、内通者の存在を隠匿しようと、内務省も必死で動いている。その陰謀がどこまで事実なのかエマには測りかねるが、内務省がそのような動きをすることはおおむね理解ができる。貴重な情報源を守り抜くためだ。チョウはエマが齎した情報を抜け目なくハタやウガキに報告し、そして内通者狩りのための権限拡大の承認を得たということらしい。

「背景はわかったが、それで、これからどうするつもりなんだ?」

 チョウはにこやかな顔になる。その顔を見ていると反吐が出そうだとエマは思った。

「従来の督戦業務、そして政治工作に、内通者の捜索業務も加わる。仕事が増えて忙しくなるだろうな。不眠不休の覚悟で働くつもりだが」

 冗談とも本気ともつかぬ口調でチョウはいう。

「なににせよ組織は動き出すことに決めた。お前は連れ出されていくアイザワを見ただろう?」

 エマは頷いた。

「あいつの処分など始まりに過ぎない。これを機会に、組織内の腐敗した人間や不正を犯した人間を一掃してやる。そういった存在も私からすれば組織の裏切り者といっていい。腐敗や不正の動かぬ証拠を突きつけて、組織から追い出してやる」

「やめておけ。そんなのは権力の暴走に他ならない。あちこちの部署から恨みを買って、自らの危険を招くだけだ」

 エマは首を振った。

「わかっていないな。いいか、これは絶好の機会なんだ。組織の膿を吐き出すことができる。このAGWという組織にも、どれほど膿といえる存在がいると思う? 内通者も含めてそういった存在を一掃し、組織の規律性を高める。今回の仕事にはそういった大目的がある」

 チョウのいわんとすること、目的とすることはエマにも理解はできる。下層部の劣悪な環境改善を訴えるところから始まった小さな反権力的組織が、やがては規模を拡大して武装闘争を試み、内務省による数々の干渉を切り抜け、ついには政府と全面的な内戦を繰り広げるまでに至ったが、それでもこのAGWという組織には綻びや緩みが存在する。政府に対抗するためとはいえエマのような犯罪組織の元構成員や素行を問題視された元軍人を受け入れざるを得ない点や、連行されていったアイザワのように不正に手を染める者が少なくない点は、そのいい例といえるだろう。

 チョウのような生粋の革命家は、意外にも清廉で潔癖な一面を持つものだ。革命家はある種の理想主義者といえる。革命の大義や理想に燃えるがゆえに、その大義や理想を穢すような不正や素行不良を犯す人物を許すことができないのだ。

「しかしだからといって、無闇に尋問や拷問にかけて処分するのは賢明ではない。度が過ぎれば、それは弾圧になってしまう」

「もちろん証拠を揃え、組織の規律に基づいて処分を決める。弾圧にはならない」

「そうだといいが。しかし、歴史を振り返ってみろ。いかにも崇高な理想を掲げた連中ほど権力を濫用し、弾圧を行ってきた。そしてその連中もまた権力を失ったときに報復を受けて、無残な最期を遂げた。あんたが好きな革命家たちの中に、そういう連中もいるだろう?」

「私はサン・ジュストになる気はない。私はフーシェでありたい」

「なら賢明で節度ある対応を心がけるべきだ。あんたは驚くべき革命家だが、何事もいき過ぎる」

 エマがいうと、チョウは笑みを見せた。

「驚くべき革命家か。皮肉ではなく誉め言葉として受け取っておこう」

「そんなのはどうだっていい。重要なことは…」

「重要なことは、いかに組織の裏切り者を見つけ出せるかだ。お前にも仕事をやろう」

 エマの発言を遮り、チョウはいった。

「仕事だって? 令嬢はどうする? あの娘はまだ下層部のどこかにいるぞ」

 エマがそういうと、チョウは鼻白むように手を振った。

「状況が変わったんだ。組織の関心はもう別なところに向いている。それに手がかりもなく、大臣令嬢を探し出せるわけがないだろう。時間の無駄だ」

「状況が変わったにしろ、納得ができない。あの娘のためにどれほど私が労力を使ったというのだ」

「それなら納得しろ。戻るべき部隊もないお前に、仕事をやるといっている」

「あんたの指図など」

 エマは激昂するが、チョウはそんなエマを鼻で笑う。

「そんなこともいってられんぞ。ナキリといったかな? お前の同僚だ。私は奴を疑っているが、お前に奴を調べる仕事を任せよう。奴の経歴から直近の動向まで、徹底的に調べ上げろ」

「なんだと? なんの意図があって私にそうさせる?」

「奴も強情でね。私や私の部下の尋問に口をなかなか開いてくれない。同僚のお前なら、奴も口を開くかもしれない」

「同僚を尋問するなど願い下げだ」

「そうもいってられないといっただろう」

 チョウは写真を差し出す。写真には煙草を吸うナキリとエマの姿が写っていた。

 誰がどうやってこれを撮ったのか。そんな言葉がエマの口から出かかる。

「随分親しい仲に見えるな。なにか君たちの間には繋がりがあるのではないか、そんな風にも見える」

 チョウが勘繰る。なんともいやらしい顔つきで。背中に冷汗が噴き出すのをエマは感じた。どこまでチョウは調べているのか。どこまで疑っているのか。

「それは誤解だ」

 エマは表情を変えずにいう。幸い顔に汗はかいていない。内心の動揺を必死で気取られないようにする。

「どうだろうな。できることなら潔白を証明することを勧める。いいか、なににせよ、奴を徹底的に調べるんだ。お前だってあらぬ疑いをかけられたくはないだろう?」

 わかりやすい示唆。エマとナキリの関連をでっち上げて処分することも可能だとチョウはいいたいのか。

 チョウとその背後にいるハタ、そしてウガキの猜疑心を軽視してはいけないとエマは思った。彼らは本気だ。

「私は客観的な証拠に基づいて判断する。罪や疑いをでっち上げる気はないからな」

「結構なことだ。ついでに自分への疑いを晴らす努力もすることだ」

「…どういう意味でいっている?」

「どういう意味だろうな。よく考えてみるといい」

 背筋が凍った。息が詰まりそうになった。チョウの真意を推し量る。疑いは自分にもかかっているのだろうか。それとも仲間を売れ、密告しろと迫っているのだろうか。チョウの発言はどちらにも解釈することができた。だがエマはその場ですぐ発言の真意を尋ねることができなかった。緊張と不安で、体は凍りついたようになっている。

 チョウがわざとらしい笑みを作って、エマの肩に手を置いた。 

「お前の働きを期待するよ」

 

 チョウの部屋を出た。チョウはこれから本部でハタとの協議があるといった。意気揚々としていた。

 エマは暗い顔つきで、施設の外に出た。煙草を手に取る。

 外では、冬の光が清らかに輝いていた。汚れた街に似あわない。

 壁に凭れかかりながら、煙草を一服する。緩々と煙草の煙が漂うのを痴呆のような顔をして眺めていた。

 隣の建物の三階。窓際に誰かが立っていた。赤い服を着た少女が立っている。一応は軍隊の施設だからか、軍服姿でない者は目立った。それにエマは赤に反応する癖がある。自分の髪が赤いからだ。

 少女には見覚えがあった。

「あのガキの仲間か…」

 エマは呟いた。

 ネイトと他二人の少年を従わせるために、人質として利用したネイトの仲間の少女だった。まだ生かされていたのか。エマはそう思った。アリスの誘拐計画は失敗に終わった。ネイトはアリスとともに姿を消した。AGWにとっては、人質代わりにしていたあの少女だが、もはや計画が破綻したいまとなってはあの少女に利用価値はなく、生かしておく必要もなかったはずだ。もしエマに処分権を与えられていたなら、エマはなんの躊躇もなくあの少女を処分しているだろう。

 ああいう境遇の人間は惨めなものだ。あの少女のようにはなりたくないとエマは思う。ただ死を待つばかりの身など、エマには耐えられない。

 だが、いまのところ少女は生きている。正確には、生かされている。

 直感的に、組織はあの少女を使ってなにかを企んでいるのかもしれないとエマは思った。利用価値もなしにあの少女をそのまま生かしておくことはないだろう。なにか策謀の気配がする。それがなんなのかエマには知る由もなかったが。ふとエマの頭の中に考えが閃いた。あの少女を餌にして、ネイトを誘き出せないだろうか。しかしネイトは、誘拐の失敗直後からAGWとの接触を避け、逃走を続けている。ネイトは少女を見捨てた。行方を晦ませている現状からすれば、そのように判断をしていい。おそらくAGWも同じ判断をした。なぜ早々に処分をしなかったのかという点は別にして、だからあえて少女を餌にすることをしなかった。だが、エマはネイトの性格や心理が理解できる。自分でもなぜだかよくわからないのだが、少年の性格や心理が読み解けるのだ。あの少年は自らに独自の掟を課し、それを律儀に順守しようとする。与えられた仕事に対して、知恵を駆使して、なんとしてもやり抜こうとする気概がある。仲間や認めた相手に対しては誠実であろうとする。エマの分析によれば、ネイトはそのような少年だった。果たしてそんな少年が、仲間の少女を本当に見捨てたのだろうか。見捨てたと判断するには早過ぎはしないか。エマは思った。もしかすると、それこそ万に一つの確率かもしれないが、あの少女を上手く利用してネイトを誘き出せるかもしれない。

 アリスはネイトと行動をともにしている。ネイトを誘き出すことができれば、それはアリスに近づくことを意味する。

 あの女を諦めるには早過ぎる。エマは獣にも似た狩猟本能をかき立たせた。


【注釈】


サン・ジュスト:フランス革命期の革命家、政治家。20代の若さでロペスピエールの側近として活躍。公安委員会の中心メンバーとなって恐怖政治を強力に推進し、政敵を粛清したが、テルミドールのクーデターにてロペスピエールともども処刑される。


フーシェ:フランスの政治家で近代警察機構の祖。自らが組織した秘密警察と警察権力を巧みに利用し、フランス革命からナポレオン体制、その後の復古王政までの激動の時代を生き抜いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ