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詩集

作者: しのぶ

満ちては欠ける月に似て

巡ってきたる災いの

禍々しきはその姿

もどかしいのは避け難さ


満ちては欠ける月に似て

巡ってきたる幸いの

めでたい事はめでたいが

難しいのは保つこと


満ちては欠ける月に似て

巡ってきたる時々も

元を辿ればいやはてに

纏いつかれているものを


迷いの中にあるからは

周りを壁に囲まれて

全く隙も見当たらず

回り込まれているばかり


もとより内にあるからは

周りは壁であるものの

曲がった壁を乗り越えて

(まこと)の空を見たいもの

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