柿食えば・・・
「あ、柿がある。どうしたのこれ?」
「実家からお姉ちゃん経由でもらった」
「これもう食べられるの?」
「さぁ╮(´•ω•)╭ よく分からん」
「? (゜∀゜)!☆ そういえば柿苦手だったよね」
「買ってまで食べないってだけですぅ」
「(それを苦手って言うんじゃ?) もうちょい柔らかくなるまで待とうかな」
「じゃぁりんごももらったから一緒にビニール袋入れとけば?」
「そんなにいっぺんには食べらないから1個だけりんごと一緒にしておこう。1個は常温で出しといて、あとは冷蔵庫に2個入れて置けば毎日1個づつ食べれるぞ」
「そこまでして食べるんだ・・・」
「固い柿は程よい甘さだし、熟したらねっとりした食感と甘さもいい、熟しすぎた柔らかいのは半分凍らせて風呂上がりに食べるのもいいじゃん」
「ふーん、なら全部食べてもイイからね、わたしの分残さなくてもいいよ」
「了解。美味しいのにもったいない…( °_° )」
「あと、うちの人間に柿好きだとか言わないでね」
「え、なんで?」
「言ったら最後、柿の焼酎付けが一斗缶で送られて来るからね、そうなってもわたしは食べるのに協力出来ないからね」
「(°д° )!! マジで!?」
「マジです。うちのお父さんの実家方行ったら柿の木あちこちに生えてるから、下手に好きとか言うと普通の柿から焼酎付けや干し柿まで持たされるから。あとすいかも朝ご飯のデザートにすいか、10時のお茶にすいか、お昼ご飯のデザートにすいか、3時のおやつにすいか、夕飯のデザートにすいか、お風呂上がりにすいか。とかになるから。くれぐれも迂闊な事は口走らないように」
「マジか~」
「わたしはそれで一生分すいかを食べた気がするからもうすいかはいらん。柿も似たようなものよ。いくら美味しくても程々が1番です!!」