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あけましておめでとうございます。
「「あけましておめでとうございます」」
ダイニングテーブルにはおせちと筑前煮 、ローストビーフとお雑煮と燗酒と並ぶ。
楓「では先ず一献」
盃に燗酒を注ぐ。
孝「はい、ご返杯」
「「ぷはぁ~」」
ヘラっと笑いあう。
「「今年もよろしくお願いします」」
孝「初詣何時頃行く?」
楓「お義母さんのとこ行く前でいいんじゃない?」
孝「昼頃行くって言っておいたから11時頃でよくないか?」
楓「じゃあお銚子1本だけだね。や〜実家が徒歩圏内でよかったよ」
自宅で軽くおせちを食べてから歩いて地元のお寺に初詣。
去年の干支護りをお返しして新たな干支護りをいただいてきた。
そして孝の実家へ。
新年のご挨拶をしてお年玉配って、適当なところでお暇して今度は楓の実家へ。
毎年の蟹蟹蟹蟹責めに楓がキレ散らかして、ちびっ子のお年玉を渡して、駆けつけ三杯をこなして結局夕方やっと我が家にたどり着いた。
楓「はぁ~~~~、お家が1番〜」
孝「さすがにハードだった」
楓「毎年なんで年初めからこんなに疲れるんだか」
孝「まぁまぁ、年に1度の事だから」
楓「お茶入れるね~ ゆっくりしましょう」