今日は冬至
楓「ご飯出来たよ〜」
孝「ハーイ」
雨戸を閉めたあとの縁側でニーナを猫じゃらしであやしてた孝はおもちゃをしまってダイニングテーブルについた。
孝「かぼちゃだ」
楓「今日は冬至だからかぼちゃのいとこ煮だよ」
孝「なんでかぼちゃとあずきでいとこなんだろうね」
楓「さぁー? あんまそういうの考えた事ないな〜」
孝「そういう所が楓らしいですよ」
楓「なんだよ〜 美味しければいいじゃん」
孝「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かないって言うよね」
楓「それってゆず湯に入るとじゃなかったっけ?」
孝「それもあるね」
楓「お風呂もゆずたくさん入れといたからw」
孝「ゆず採るのって棘がスゴくてめちゃ大変だったんだよ」
楓「自宅で収穫出来るから入れ放題。おばあちゃんが結婚当初に植えたんだって聞いたな〜」
孝「桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年柚子の大馬鹿十八年」
楓「結局たくさん成るようになったのは孫の代」
孝「おばあちゃんありがとう。ゆず湯楽しんでます」
楓「かぼちゃ甘くしすぎたかな?」
孝「甘いおかずってご飯とは微妙な気もするんだけど以外にいけるw」
楓「おはぎとか美味しいもんね」
孝「あれはもち米だけどね」