今年の一皿
孝「ぐるなびの今年の一皿は『鰻』だって」
楓「うなぎか~ 聞くと食べたくなるw」
孝「理由は『完全養殖の実用化に向けた研究開発の進歩をはじめとし、希少資源であるうなぎを後世に遺すための動きが活発化している』からだって」
楓「うなぎの完全養殖って実用段階まで来たんだ。すごいね!」
孝「そんなにスゴイ事なんだ」
楓「そうだよ。今の養殖ウナギは天然のシラスウナギを捕獲してそれを養殖したものなんだけど、うなぎの産卵場所は太平洋のマリアナ諸島付近でその生育実態が不明な所が多くて完全養殖化は難しいってずっと言われてきたのよ」
孝「詳しいね」
楓「おばあちゃんの実家が成田でうちのお母さんが小学生ぐらいの時には天然物のうなぎを行くたびに沢山食べさせてくれたってよく言ってたのよ」
孝「成田って今もうなぎ有名だよね」
楓「お母さんには成田=うなぎだったらしいよ。んで今じゃ全然取れないって言っててなんでかなって思って」
孝「気になってたから知る機会が多かったと」
楓「そうなんだよ。大叔父さんが川漁する人だったらしくて家が利根川の近くで家に生簀があったって、行くと生簀にうなぎのざるが入っててそこで捌いて食べさせてくれたって。聞く度に羨ましくて羨ましくて」
孝「うなぎ高級品だもんな」
楓「高くて土用の丑の日だけだよ食べられるの」
孝「んで養殖ウナギに興味が行ったと」
楓「そうなんだよ、うなぎって普通に養殖して育てるとみんな雄になっちゃうって、だから卵が取れないって聞きた事あるし」
孝「なんか生後2〜3ヶ月で雌雄が決まるらしいね。ストレスかかると雄になりやすくて9割雄らしい」
楓「前に『所さんの目がテン』で『かがくの里』で自然に近い状態でうなぎの育成をしたら雌化したってのを見た気がする」
孝「あ、なんか9割雌化の技術も出来たらしいね。へ〜、雌の方が大きくて身も柔らかくて美味しいんだ」
楓「そうなんだ! 凄いね! 日本の技術者って本当に凄い! これで何年か後は美味しいうなぎがお手頃価格でで食べれるようになるのかな «٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク」
孝「日本人の美味しさへの探究心ってホント尊敬いたしますm(_ _)m」