勤労感謝の日
楓「祭日と土曜日が重なるもったいないオバケが出る~」
孝「土曜日だと振替休日にはならないもんなw」
孝「そもそも今日はなんの祝日だっけ?」
楓「今日は勤労感謝の日だよ〜」
孝「勤労感謝の日か~ 祝日はありがたいけどこれって由来とかあるんかね?」
楓「えーと、『昭和23(1948)年、「国民の祝日に関する法律」で、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを目的に定められた』だってよ」
孝「へぇ~」
楓「うちのお母さん美容師だから祭日とか普通に仕事で祭日なのにどこにも連れって貰えなくて『なんで勤労感謝の日なのに働くのよ、おかしいじゃん』って言ったら」
孝「言ったら?」
楓「『働ける事を感謝する日なんだよ』って鼻で笑われた」
孝「お義母さん仕事人間だもんね」
楓「お母さんよく言ってたのが『この仕事は人が休んでる時が忙しい仕事なのよ』って。だからわたし美容師だけは絶対に成らないって決めてたのよね〜」
孝「お義姉さんは美容師さんになったんだよね」
楓「なので、2人で仕事の話しされると疎外感半端ないわ」
孝「今なら美容師なればよかったって思う?」
楓「いや? 無理無理、そしたら土日祝のイベント全滅だもんw」
孝「たしかにイベントは土日祝ばっかだもんね」
楓「お姉ちゃんがあと継いだしわたしはわたしで好きにやるわ」
孝「毎日頑張って働くって大変だもんな、お疲れ俺たち」
楓「とりあえず明日も休みだ〜 今夜は久しぶりに『ヨルムンガンド』イッキ見だ〜!」
孝「(・・・アレ見るって事は相当ストレスヤバい?) じゃあ、鑑賞会用つまみとか飲み物用意しとくから寝落ちしてもいいようにお風呂入ってくれば?」
楓「さすが相棒わかってる~」