ご祝儀事情
「ねぇ〜 諭吉さんの新札ってある~?」
「いや、持ってないよ」
「だよね~、お姉ちゃんごめん旦那も無いって〜」
「電話、義姉さん?」
「そうそう。なんかねご祝儀で諭吉さんの新札探してるんだって」
「ふーん、澁澤さんじゃダメなの?」
「わたしもよくわかんないんだけど、澁澤さん奥さんの他に愛人さん達がいて子供が20人位いたって話しが結婚式のご祝儀に入れるのにどうかな? って事らしい」
「そうなの!? 今どきのご祝儀事情ってそんなんなんだ〜」
「そもそもご祝儀割り切れない金額とか縁起担ぐ感じじゃん? なのでそれも縁起担ぎの1つらしいよ」
「へ~ なんか大変だな。今は諭吉さんの新札まだあるかもだけど無くなったらどうするんだろうね」
「その頃にはキャッシュレスになってたりしてw」
「あ〜、ありそう。でもその場合どっちの口座に入れるんだろう?」
「入籍してれば旦那の口座で問題ないけどどうするんだろう?」
「どうするんだろうねぇ~ そう言えば今どきの子供のお店屋さんごつこもお会計はピッ! ってやる真似するんだって」
「へ〜 時代だね〜」
「若い人はイイかもだけど高齢者には大変な時代だね」
「苦手だからでは済まされなくなってきてるもんね」
「病院の予約とかもスマホから予約だもんね〜」
「便利なんだか不便なんだか ┐(´д`)┌ヤレヤレ」