表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/44

7. 小説家さんと編集さん

 7. 小説家さんと編集さん




 オレはそのまま真白さんをイメージしたヒロイン像の恋愛小説を書き始めている。


「とりあえずこんなものか。あとはこれをアイツに読んでもらって……ふぅ。休憩するか」


 そんな時、オレの携帯電話が鳴る。画面を見ればそこには【悠理】の文字が表示されていた。オレは通話ボタンを押し、電話に出る。


「もしもし」


 《あっ晴斗?今どこにいるの?》


「どこって家だけど?」


 《ちょうど良かった。今新しいアパートの前にいるんだけどさ?晴斗の部屋って何号室?》


「は?なんでもう来てるんだよ!まだ書き終えてねぇって!」


 この電話の女性は霧島悠理。オレのデビューの時からの担当編集だ。


 《はぁ?あんたが新しい小説を確認してほしいって言ったんじゃない?それで部屋番号は?》


 《あの?もしかして北山さんのお知り合いですか?北山さんなら202号室ですよ。案内しますね》


「えっその声は真白さん?」


 《ありがとうございます。それじゃ晴斗、今行くから》


 そう言われて、電話を切られた。そして、インターホンが鳴り響き、玄関を開ける。


「さっさと開けなさいよ。」


「お前、夕方からの約束だろ?」


 くそっ……せっかく真白さんが目の前にいるのによ……


「あの……その女性は北山さんの彼女さんですか?」


「あっこいつは……」


「彼女みたいなもんでしょ!昔から知ってるんだし、ほら早く中にいれなさい。あっ管理人さん、ありがとう」


「悠理!オレたちはそんな関係じゃ……」


「!?悠理……名前呼び捨て……あのあの……失礼します!」


 そう言って真白さんは走って行ってしまった。ああ……完全に誤解された……。


「ん?どしたの晴斗?」


「なんでこんなことに……もう終わりだ。オレのハッピーライフが……」

『面白い!』

『続きが気になるな』


そう思ったら広告の下の⭐に評価をお願いします。面白くなければ⭐1つ、普通なら⭐3つ、面白ければ⭐5つ、正直な気持ちでいいのでご協力お願いします。


あとブックマークもよろしければお願いします(。・_・。)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ